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経済基盤無しで結婚し子供が持てる?!

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

日本人の誰もが疑わないこと、

『経済基盤が無いから、収入が少ないから、結婚は出来ない』

『生活費に学費がかかるから、子供は1人か2人まで』

『年収***万円無いと生活が破綻』

『貯蓄が無いと老後生きていけない』

ですよね。

誰もが信じて疑わない。

ですが、

よ~く、周りの人たちから聞いてみてください。観察してみてください。


『あなたは、子供ができて幸せですか?不幸ですか?』


『お金、チャンス、出会い、解決策、幸運など、すべてあなたが用意した通りの結果でしたか?』

どうでしょう、

我々は、

いったい何が自分の手に残り、何が手から離れていくかいったい何が自分の胃袋に入り、何が他人の胃袋に入るのか

わかりますか?


私は今、手にリンゴを持っています。


これはいったい誰の胃袋に入るのでしょうか?または入らないでしょうか?


どうでしょう、答えは出ましたか?


あなたがもし、私のだとおっしゃったなら、

私はこのリンゴを地面に叩き付けていたでしょう。



あなたがもし、あなた自身のだとおっしゃったなら、

私はこのリンゴを丸かじりしたでしょう。


誰にも、目の前のものが誰の胃袋に入るのか、または入らないのか

わ・か・ら・な・い のです。


その人の胃に入ったのらな、その人のもので、その人の喉につっかえて吐き出したのなら、その人のものではなかったのです。



我々は将来の未確定要素を排除するために、保険をかけたり貯蓄をして準備します。

しかし、その多くは果たして自身の予定していた通りになったでしょうか。

『思いがけない出会い、チャンス、申し出、解決策』

すべてあなたからではなく、向こうからやってきてくれました。



えっ?あなたの努力もあったから???



それも関係するでしょう。

しかし、それらが来るか来ないか、あなたがすべてを指定したのですか?

『人との繋がりが多い人ほど、成功している人が多い』

これも日本人は、むしろ世界中の人が認めることだと思います。

では、なぜでしょう?


1人よりも既婚者

子供のいない既婚者よりも子供がいる既婚者

独りよりも仲間が多い人

家、車、所有物、ステータス、人脈、人格、情報、身のふるまい、などなど

圧倒的に後者のほうが成功しているでしょう。



周りをよ~く観察してください。

周りからよ~く話を聞いてみてください。


そうですよね。



なぜなら、他人の分の糧をその人を中心に分配するようになるからなんです。


つまり、関わる人が多ければ多いほど、その人には、他人の人の分の糧が巡ってくるのです。



お付き合いを増やすほど、その人の糧を預かったり逆に預かってもらいます。


自分たちで食べようと買っておいた6kgの西瓜が、急な来客でキレイに空になったり、

買っておいた本が、貸して欲しいと頼まれて、あまりにも欲しそうだったから好意であげてしまったり、

借金をするための保証人になって欲しいと頼まれた挙句、自分が返済する羽目になってしまったり、

結婚後、嫁に奨学金返済があって、彼女を養う気概から自分が全額肩代わりをしたり、

子供が急な怪我で2週間入院しなければならなくなり、その費用を賄うために借金したり、

あるいは、思いもかけないところからパーティーの誘いを受けたり、お裾分けを頂いたりします。

あるいは、友人に困っていることを話しておいたら、ある日、知人を紹介してもらい解決したり。

あるいは、子供が出来て手狭だと思っていたら、知り合いから格安で一軒家を紹介してもらったり。

あるいは、家族に自動車が欲しいと思っていたら、友人が新車を買うから中古を捨て値で譲ってくれたり。

あるいは、結婚して嫁のご両親と出会ってから、意外な人脈が見つかり仕事の成果が跳ね上がった。



まだまだ経験がありますよね?

他人と関わっていると、事件にも遭遇しますが、出会いやチャンス、プレゼントも様々巡ってきます。



これらは、すべて自分の段取りと計画に沿って起こりましたか?

もう、くどいですね。



そう、この世で自分が手にしているものの90%近くは、

自分が少しも予想していなかったところから巡ってくるものです。

どうでしょう、90%ではないにしろ、結構な%ではありませんか?



意外に、自分たちで用意したものは、思い通りにならない方が多くありません




ここからが本題です。

では、生活基盤の無い学生が結婚して子供を持てるでしょうか?




答えはYESです。




なぜか?

もう、すでに答えが上に出ていますね。


子供の食い扶持は必ず見つかります。養育費も、学費も、自分たちの生活の糧もすべて。

お金が無いならつくる、少ないなら増やす!

学業をしながら仕事をする、そして収入を増やす工夫をする、周りに相談する。

むちゃむちゃ!って言う人たちには言わせておく。


大丈夫、ちゃんと用意されてありますから、あなたたちと子供の糧。

ただ、それが今はどうやって巡ってくるかが分からない、見えないだけ。

ちゃぁんと、あります!!!


120%!!!


日本社会では、それが明確でないと結婚も子作りもアウト!なんですけど、

それが、実は象牙の塔だった!っとよ~~~く見渡してみればわかりますよね。


学生が本気で結婚する、子供を持つ!とやる気になったら、

人間、やる気があって、あきらめなければ、必ず道が開けます。

苦労しない、と言っているのではなく、

妻と子供のことを思って、誠実に努力して生きるのならば、

それは120%成功します。



あきらめず、明るく、前向きに、無ければつくる!、少なければ増やす!!

学生も世帯を持って、子供を持てます!!!



では、子供がいると、実際どんな恩恵を受けるでしょうか?



子供がいることで、お母さんは安心感を得て、自分の存在意義を確かにします。日々生きるエネルギーが子供を通して与えられ、

夫が外で浮気をしているのでは?と夫の愛を疑うことから解放されます。

ほんの少し子供が微笑むだけで、母親はすっかり苦労も疲れも忘れ、

夫は子供とじゃれ合うことで、すっかりその日の疲れや嫌なことを忘れます。



ですから、子供がいたほうが頑張れるんです。

仕事も、勉強も、

それは、必ずそうなんです。



仕事や学業で成功したい人、良い結果を出したいなら

結婚や子供を後回しにするのではなく

結婚して、子供を持ちましょう。



!!!ただし、ここで注意があります!!!

決して、仕事や勉強のために妻や子供との時間を犠牲にしてはなりません。

もし、彼らのための時間がないのなら、お金がないのなら、

それらを増やすように考えましょう。


決して、今の仕事量や勉強量を維持するために妻や子供を犠牲にしてはなりません。


時間がないのなら、より集中力をあげる、ペースを減らす、やり方を変更する、


お金がないのなら、家族や親戚や頼れる人に相談する、お金を作る・増やすように考える


決して、緊縮財政型の思考方法をとってはなりません。


必ずそうなると家庭内でトラブルが発生して、仕事や勉強どころではなくなりますから。

今までは独りでした。

しかし、今は妻と子供がいるんです。

やり方を変える、彼らのために自分を犠牲にすることが愛なんです。



そうすれば、きっと必ず今まで通り、いやそれ以上の成果を出せるやり方が巡ってきます。

あきらめず、誠実に妻と子供のために努力して生きていれば

必ず道は開けます。

独りのときを上回る成果が必ず手中に出来ます。

必ず!!!!!



ちなみにですが、

1年以内に離婚する夫婦の多くは、子供を持っていません。

子供がいることで夫婦の絆がいっそう繋がれるのであるし、本当の家庭へと昇っていくのです。


*********以下はイスラームの内容を補足します。*************

アッラーつまり唯一の神様はすべてを御存知ですべてをご自身の意志のまま統べられます。


我々に口があるのは、その口に入るものを既に唯一の神様が用意しているからなのです。


唯一の神様は我々を創造する以前に、すでに我々の糧を用意されています。


この存在世界が創造される以前に、それらが存在するためのものが用意されています。


既婚者のほうが、子供を持つ家庭の糧が多いのは当然であるし、人数が増えれば、それだけ増えるのです。


なぜならば、唯一の神様は彼らの分の糧も用意しているし、それをきちんと彼らに届けるからです。


我々、人間一人ひとりが唯一の神様に最も愛される存在であり、それは両親の愛よりも深い。


なぜなら、両親の子供への愛を植え付けたのも唯一の神様なのだから。


子供を愛する天性が親になることで開花するのは、それを創造し授けた存在があるから。


唯一の神様に創造され、その寵愛を受けている、まさにその人の糧が無いなんてことは、あり得ない。

この世界は、人間が創造したのではなく、唯一の神様が創造された。

創造主がすべてに権能をもたれる。

どうして創造主でもない人間ごときが、自身の糧を心配しようか。

この世を統べるのは唯一の神様である。



すべてのニーズを求める存在へ、そのニーズへ応えるすべを用意され統べられる御方

唯一の神様は完全無欠、いかなる欠点からも免れた存在。

すべて用意されてある。



人間にはそれがどうやってやってくるのかが見えない。

だから、不安になる。

しかし、それも試練。



しっかり、唯一の神様にすがれる者が成功する。



人間ごときが、妻や子供の食い扶持を心配するのはお門違い。

ただ、妻や子供を思って真摯に生きればいいのだ。

たとえ、苦しかろうが耐え忍び、愛の溢れる家庭を築くことに精を出せばいいのだ。



だから、お金や立場を言い訳にして結婚しない、子供を持たないなんて、今日でおしまい。

どんな仕事でも、どんな収入でも、学生でも、結婚して子供ができれば、人生好転するもの。


妻と子供を大切にしている限り、彼らのために愛を時間をささげている限り、人生は好転するもの。


これが、イスラームを基礎とした結婚観そして子作り観である。

皆様に唯一の神様のサラームが注がれますように。


記事ネタ元:タフスィール入門デフカーニー教授との会話より

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