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乳児のフサイニ―追悼集会

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

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おぉ、アッラーよ!祝福くださいムハンマド様を
そして彼の御一門を
そして彼らの救済を近づけてください

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乳児のフサイニ―追悼集会

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この集会はムハッラム月の最初の金曜日に、マスジドやフサイニーヤなどでイラン国内と一部の国や地域で毎年開催されます。アーシューラーの日に殉教されたアリー・アスガル様を追悼します。

アーシューラーについては、コチラ
アリー・アスガル様の人物紹介は、コチラ
アリー・アスガル様のアーシューラーの物語は、コチラ

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イマーム・フサイン様が乳児アリー・アスガル様へ
水を分け与えるよう要請するも、

弓矢で乳児の喉を引き裂いた
敵兵ハルマラ

この集会には、乳児とそのお母さんと同伴の子供しか参加出来ません。乳児はアリー・アスガル様、預言者様御一門を彷彿させる緑色の服やスカーフ(ルーサリー)、標語の入った鉢巻をして集結します。

この集会はイラン暦1382年(西暦2003年)にテヘランで最初に行われました。そして、年を経るごとに、イランの各都市、世界の諸都市へ波及していきました。世界では、イラク、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、レバノン、カナダ、アメリカ、デンマーク、フランス、オーストラリア、スーダン、タイで開催実績があります。

イラン暦1393年(西暦2014年)では、同日にイラン2,500拠点、世界230拠点でこの集会が開催される規模へと発展しています。この集会開催の反響は賛成反対ともに多く寄せられています。※1401(西暦2022年)では、世界中の約 45 カ国、6000 以上の場所で開催されます。

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ハルマラのような乳児や幼児に卑劣な手口でその命を奪う事態が、1,400年近く経た現代でも起きています。

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イエメンにおいてサウジアラビア軍の空爆の犠牲になる子供たち

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このような惨劇を起こす
世界中の圧制者や暴虐者に
毅然と一歩も譲らない抵抗を示す

それがアーシューラーの蜂起の魂です

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