人生の虎の巻#3 管理者視点からの人事給与マネジメント術
給与や俸給の適正値とは?
十分な給与とは、
たとえば、
お米をお椀一杯支給する場合、すりきり一杯+α分です。
必要量+少し割増し=十分な給与です。
أَسْبِغْ
この語彙の意味するところは「すりきり分+ちょっと盛った分量」です。
なぜ必要量+αなのでしょうか?
なぜなら、
これにより雇用者の満足度を高め、
雇用者は+αの可処分所得でQOLの向上が図れます。
個人のパフォーマンスが向上すれば効率よく効果が出せるので、
結果として組織貢献に繋がります。
だから、査定+αの支給が
結果として組織力にも貢献します。
上記は、今からおよそ1400年前、
初代イマームアリーがエジプト総督に赴任するマーリク アシュタルに指南書として授けた書簡が由来です。
典拠
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أَسْبِغْ عَلَيْهِمُ الاَْرْزَاقَ، فَإِنَّ ذَلِکَ قُوَّةٌ لَهُمْ عَلَى اسْتِصْلاَحِ أَنْفُسِهِمْ
الرسالة رقم 53 من نهج البلاغة (رسالة الامام علي الى مالك الأشتر)
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