見出し画像

なぜドル円は急に動かなくなったのか

ドル円の値動きが奇妙だ
2月13日にドル円は150円を突破したもののその後ボラティリティが急激に減少し値動きがなくなっている。

この奇妙なボラティリティの低下にビットコインが関係しているかもしれない。

ビットコインは米当局によるETFの承認を見越した思惑による買いが殺到して上昇していたものの承認後は事実売りが優勢となっていた。
これで大相場は終わったかのように見えたが2月28日現在6万ドルを超え、過去最高値6万7000ドルが見えてきた。

一方円建てでは900万円となりこちらはとっくに過去最高値を更新している。(やはり対BTCでも円安である)

さらにビットコイン相場はまだ続いていくという期待があり、その裏側で投機目的の為替取引が減っている可能性がある。

皮肉にもビットコインバブルのおかげでドル円は「ファンダメンタルズに沿って安定した値動き」になっている。

むしろ長期スワップ狙いのロングポジションがたまり続け、自然崩落が起きることに警戒すべきかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?