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民族『中国の民族]』(北東”チベット・ビルマ諸語ビルマ・ロロ語群及び北東”チベット・ビルマ諸語その他系)工事中🏗️

シナ・チベット語族
 チベット・ビルマ語派
  北東チベット・ビルマ諸語
   ビルマ・ロロ語群
    イ語系(ロロ系)

イ族の分布・居住地域図

1.イ族(北部ロロ語群/黒い人々)
雲南省の楚雄イ族自治州や紅河ハニ族イ族自治州、四川省の凉山イ族自治州を中心に、貴州省や湖南省、広西チワン族自治区の山岳丘陵地などに広く分布し、一部はミャンマー、ベトナム北部、タイ北部などのインドシナ半島北部に至っている。
イ族の祖先は、黄河上流地域をその発祥の地とし、その後しだいに南下し、長江上流の金沙江.岷江の両河川流域に到着、定住した。

リス族の分布・居住地域図

2.リス族(中部ロロ語群)
雲南省西南部のサルウィン川上流の怒江や、メコン川上流のランツアン江、長江上流の金沙江流域の海抜高度一五〇〇〜三〇〇〇メートルの峡谷地帯に居住する。

3.ラフ族(中部ロロ語群)
雲南省南西のランツアン江流域の山間部に居住する。


4.チノー族(中部ロロ語群)
ジプソンパンナー・タイ族自治州景洪県の基諾山と補遠山一帯に居住。ロロ諸語。

ハニ族の分布・居住地域図

5.ハニ族(南部ロロ語群)
ベトナムのトンキン湾に流れ込むソンコイ川(紅河)とランツアン江の間の哀牢山脈や無量山一帯の山間部に居住する。 





シナ・チベット語族
 チベット・ビルマ語派
  北東チベット・ビルマ諸語
   その他系(漢族との影響が強い三民族)

1.ナシ族   
雲南省西北部から四川省西南部にかけての海抜高度一〇〇〇〜二〇〇〇メートルの山間丘陵部や、パーツと呼ばれる山間低盆地に居住する。
東巴教を信仰する。
カム高

ぺー族の分布・居住地域図

2.ペー族 
雲南省大理ペー族自治州に居住。
早期に雲南へ南下してきたチベット系の騎馬牧畜民文化と、タイ系の水稲耕作文化の両方を受け入れ、さらに漢文化とも接触して、唐王朝時代の南詔国や、宗王朝時代の大理国の中核をなした。 

トゥチャ族の分布・居住地域図

3.トゥチャ族
湖南、湖北、四川、貴州の四省が接する武陵山の山間部を中心に居住する。
祖先を巴人とする説もあり、首領務相が虎姓で白虎をトーテムとしたことから凛君蛮、白虎夷と呼ばれ、居住地に因んで武陵蛮、五渓蛮とも称された。

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