Trek Bicycle浜松では買いたくないなぁ
毎年、秋になったら10年来のなじみの自転車屋に行って来年のTrekカタログをもらうというのが私の年中行事になっていた。
もらうだけじゃなんなので、たまに買ったりする。
Emonda SL6とか。色さえ気に入れば性能が良くて安い。いいバイクなのだ。
例のごとく今年も行ってカタログをねだったら店主が一言。
「うちはもう取り扱いをやめたから」
驚いた。
自分はぼんやりとしか意識してなかったのだが、実はこの浜松の近隣にTrekの直営店が出来きてたのだ。しかも同じ通り沿いである。
今調べてみたらその距離、たったの800mである。
この自転車店は長くTrekを扱ってた店だ。
鬼だわー。酷いことをするもんだ。
こんなことされたらもう売れない。
Trekは代理店に過酷なまでに取扱量のノルマをかぶせてくるという話を自転車屋によく聞く。Trekだけならまだしも周辺部品ブランドのボントレガーまで売れと押し付けてくるらしい(ちなみにあれはださい。ロゴが致命的)
そのノルマが嫌で浜松の老舗や大手の自転車屋はどこもTrekの代理店なんて引き受けなかった。
そんなの売らなくてもコルナゴにデローザにピナレロ、キャノンデールにGiantにFeltにビアンキにと自転車メーカーなんて山ほどある。売れるものはいっぱいある。
以前は扱ってたのに辞めた店も知ってる。負担だったんだろなぁ。
てなわけでTrekは浜北のSC内の自転車店か、この柳通り沿いの自転車店で買う人しかいないかった。
だから静岡県西部ではTrek乗りの数は非常に少ない。
仕方ないよね。自転車店に嫌われてるんだから。
ただ、どうもTrek はそうは考えなかったみたいだ。
直営店を作れば何とかなると思ったようだ。
それで作ったのだろうな。
しかも、昔からの販売協力店の目と鼻の先に作った。
仁義も糞も無い酷い話である。
他の業界では考えられない話である。
さすが外資系、さすが米国企業。
ドライである
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