話合至上主義の国を思って

最近熱いので乞食の僕は図書館に入り浸っている。無料で本が読めてエアコンで涼めるという最高の場所があるのに、わざわざ外に遊びに行きたがる人の気が知れない。

図書館に「逆説の日本史」が全巻そろっていたので、1巻から読み直している。1巻の前半の方に「日本は民主主義の国ではなく話合至上主義の国だ」的なことが書かれていて全くその通りだなと社会人になって読み返し身に染みて感じた。

民主主義の衰退とか限界とか西側諸国もといアメリカという兄貴をもつ日本でも騒がれているが、「日本は民主主義じゃなくて話合至上主義だから・・・」って言ってみようと思う。

プラトンの「国家」に合わせると現代は「優秀者支配制」から始まり、「名誉支配制」→「寡頭制」→「民主制」とランクアップ(没落)していき、中国やロシアをトップランカーとして世界は「僭主制」へ駆け上っているように感じる。

話合至上主義の日本では話合で決まればすぐにでも「僭主制」になれるし、「優秀者支配制」という理想国家にもなれる。「阿吽の呼吸 十七の型 話合」の使い手である日本人は「領域展開・空気」を発動して、あらゆる国家体制へ自由自在に変化をすることができるという設定を今思いついた。

今日も日本人は皆で仲良くツイッターで暴言吐いたり、ヤフコメに落書きしたり、インスタでスシローぺろぺろしたり・・・。

オオクニヌシはアマテラスからのカツアゲに対して、話合で結構凌いだらしいが話合パワーを失いつつある今の日本は国をカツアゲしてくる外国勢力に対してどう立ち向かっていくのか。まあ、話合で立ち向かっても国譲りする結末になるのかもしれんが。LGBT法、防衛費増大というビッグブラザーによるノルマ要求と環境整備が着々と進められ草枯れる。神の前には話合は無力なのか。

神話の時代から続く話合至上主義の国のネクストチャプターをこうご期待。




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