自称INTJがINTJのアニメキャラの名台詞を解説するシリーズ ルルーシュ編
タイトルのとおり。
初回なので、INTJと言ったらたぶんすぐ出てくる凄い有名な人。
コードギアス 反逆のルルーシュからルルーシュ君です。
間違っていたのは俺じゃない、世界の方だ
INTJが人生に目覚めた時たぶん同じことを思う。
若い時、特に子供の時家庭や学校で自分の価値観、考え方を否定され矯正され続ける人生を送る。
INTJはひねくれ者なんて言われるけど最初からこうなわけじゃない。寧ろ周りの大人の言うことを素直に真剣に受け取って、その意味を正しく受け取ろうとする。でも、なかなかしっくりこない。しっくりこないのは自分が正しく意図を理解できていないからだと考え考え考え抜く。
そして、いつか気づく。「俺にこの言葉を投げかけて来る奴らで俺以上に真剣にこの言葉に向き合おうとしている奴はいない。そして、本質を理解しているのは周りの奴らじゃない。俺だ!」
奇麗事で世界は変えられないから
これもINTJならではだと思う。INTJはN型、理想型。本当はロマンチストなんです。
でも、痛い程知っている。綺麗事や理想で自分の運命を変えることはできない(できなかった)。
たぶんだけど、INTJってマザコンだと思うんだよね。最初の名言でも書いたけど、最初は周りの大人の言うことを真剣に聞くんだよ。それで、一番身近な大人って日本だと母親なんじゃないかな?
それで、母親の期待に応えられるように全力で頑張るんだよね。でも、頑張れば頑張るほど母親の言っていることに不信感を抱く。でも、母ちゃん大好きだからそんな自分の気持ちを押し殺して言う事聞くんだよ。いつか、母ちゃんが俺を認めてくれると信じて。でもいつか限界がきて、母親と決裂する
そして、悟る。「だめだ、母親とは分かり合えない。母親に俺のあるがままを認めてもらうのは不可能だ。」
この考えが発展して、「俺のあるがまま」という理想だったり、「子供は親のいうことを聞くものだ」という常識や一般的な正義を否定するようになる。
最後には、「綺麗事(王道、正道、理想)で俺自身を世界に認めさせるなんてできない」となる。
大人の世界ではな、正しいことに価値はないんだよ。
「綺麗事では世界は変えられない」そうは思いつつも、でもどこかで綺麗事で世界が変わって欲しいとも思っている。しかし、社会人になるとますますそんな理想は裏切られる。
そして、自分自身を納得させるためにこのセリフを言うのだ。
力の源は心にある
ありのままの自分は否定され、自分の信念すら世界に否定され、何も信じられるものはない。
でも、最後に残った唯一信じられるものがある。
それは「俺のこの意志だ!」
それが我が運命ならば!
周りの連中を見ていて思う。自分を偽らずに堂々と生きている者。俺からすればお花畑のような理想を抱き続けられる者。自然と周りから愛される者。正直うらやましい。俺もそんな人生を歩めたならば。
でも、そんなのは夢であって現実ではない。俺は俺でしかないし、俺のまま生き続けるしかない。
そう。だから受け入れるしかない。
「それが我が運命ならば!」
王様から動かないと、部下がついてこないだろ?
きっと世界には俺のような奴は他にもいる。
そして、俺が味わった悩みや苦しみを今現在進行形で味わっている奴もいるだろう。なかには、世界に押しつぶされ、自分を偽り死んだように生きている者もいるだろう。
そんな奴らのために俺は動く。俺がお前は間違っていないと背中で示す。
俺が世界へ抗う姿を見て、お前も立ち上がれ!俺は先に行ってまってるぞ!
あとがき
後半なんか熱くなって解説じゃなくなった。
このシリーズ気が向けば他のキャラでもやるかもしれない。
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