平沢進(P-MODEL)のすゝめ『LANDSALE編』

前回言おうとしていたことで、P-MODELは何度もメンバーの入れ替えをしていて、その度、曲の雰囲気が変わるので、通称があります。『IN A MODEL ROOM』〜『Potpourri』を初期P、『Perspective』〜『ONE PATTERN』を中期P、『P-MODEL』〜『Big Body』を解凍P、『舟』〜『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』を改訂P、『ビストロン』〜『回=回』(現在)を核P、が通称です。

では、本編です。
※今回より敬称略で行きます。

2ndアルバム『LANDSALE』

1980年1月3日〜11日、P-MODELは初のツアー『P-TRICK PLAN Vol.1』を開催する。
3月28日〜4月13日には『P-TRICK PLAN Vol.2』を開催する。29日、たまたま来日していたデヴィッド・ボウイが公演を観ており、公演終了後に平沢のもとに訪れ、サインをした。
4月7日にヒカシューとのジョイントライブが行われるが、これは後に『中野サンプラザ事件』と称されるようになるが、ここでは説明を省く。(後々まとめます。)
4月25日に2ndアルバム『LANDSALE』がリリースされ、公称10万枚、実売3万枚の記録が出た。凄いね。多分。
5月25日には3rdシングル『ミサイル』がリリースする。

この年、過熱するテクノブームに危機感を覚えたP-MODELは路線変更し、秋山勝彦とのステージのパフォーマンスにすれ違いが生じ、この年に秋山勝彦はP-MODELを脱退する。

『LANDSALE』の曲紹介

このLANDSALEという言葉、小学生がよく背負っているランドセルのことではなく、
LANDSALE(国を売る)、つまり売国奴を意味している。(ダブル・ミーニング)

1.オハヨウ
ゆっくりとしたメロディでデモ音源のような感じがする。中途半端なアルバムというわけではない。ウルトラヴォックスの「My Sex」のオマージュでもある。

2.ダイジョブ
私しぶとい伝染病!ハッ!
「オハヨウ」とは違ってロックな感じ。
前作よりは滑舌が良くなった気がする。
1979年時点でLIVEなどで演っていた。
それにしてもどうしたらそんな歌詞が出てくるのか。
1999年に歌詞を少し変えて、メロディも少し変えてパワーアップします。名前は「DAI」。

3.「ラブ」ストーリー
カラオケで出たら凄いことになりそう。
歌いづらさがある。
平沢の狂ったような笑い方にはこちらも笑いそうになる。どうしてそうなった。
作詞作曲は田中靖美

4.ドクター・ストップ
何だか楽しそうだが歌詞は凄い。色々な意味で。リズムとかはとても良いと思う。

5.タッチ・ミー
作詞作曲は秋山勝彦で歌唱も秋山。
当時の秋山はアイドル枠な感じがするけど、この間、Twitterであまり人気なかったと仰っていた。(下記より)

6.ナ・カ・ヨ・シ
仲良さそう……?どんどん不穏になっていき、最後は……。
仲間っていうのは上手く行かないこともあります。はい。
この曲も秋山の作詞作曲。

7.ミサイル
テクノらしいテクノ。
緩い感じがお気に入りです。
やっ!が可愛い。
2010年にリアレンジされます。

8.リトルボーイ
凄い皮肉に聞こえる。
国中花火だらけ。これ以上言うと消されそう。名前も名前だ。
この曲も田中の作詞作曲。

9.I AM ONLY YOUR MODEL
みんなで歌うと楽しいよね。知らんけど。
1982年にやぎさんゆうびん(白ヤギが手紙書いて黒ヤギが手紙食べちゃう歌)の替え歌でこの曲を使っていた。名前は「クロシロクロシロクロシロクロシ」。間奏に前作の「サンシャイン・シティ」が入る。

10.ワン ウェイ ラブ
あまり人気ない?
認知度が低いかもしれない曲。
歌い方に結構クセがある。
私は好きです。

11.異邦人
田中靖美との共作、実はMANDRAKE時代から存在し、演奏されていた。YouTubeに音源あるのでそこからどうぞ。1979年にも演奏されたけど凄いプログレ味があって、このアルバムに入れるときにロック過ぎるって言うのでこのようになった。結構抑えている。

12.地球儀
秋山の作詞作曲。
曲数が足りず、急遽作られた曲であり、その割にはLIVEで一回しか演奏されていない。
イントロの速さに不安を感じる。
後にP-MODELのメンバーになる高橋芳一が2013年にカヴァーする。

連日投稿ですみません。次回は『Potpourri編』です。ではまた。

よそ見すんな長髪ぅ!!

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