外貨のまとめ カードでお買い物した場合、現金を引き出して買物した場合、現金それぞれの比較(銀行窓口・カードでキャッシング・新生銀行口座から外貨引き出し・外貨預金口座からの外貨プリペイドカードへのチャージ)(キャッシングの追記あり)

超長いタイトルですが、どういうシーンが考えられるかも書いておかないとキャッチにならないと思ったので、可能性を全部書きました。だって、外貨預金口座から外貨プリペイドカードへのチャージ、なんて、そんなことできるんだって、考えもしませんよね。なお、カードは全部visaで聞きました。理由は加盟店数がダントツだから。JCBは海外で弱いし、アメックスはヨーロッパで(たぶんアジアでも)弱いです。

カードでショッピングした場合
カードでの買物情報が、visaの決済センターに届いた日(買物から2=3日後)に、visa決済センター独自のレートで計算される。
(このレートは非公開(後で明細を見て初めてわかる)のだが、ぼってるのかどうかはよくわからない。たとえば、私がユーロで買物した2016年7月8(金)日、マーケットは110 ~111円で取引されていたのに、買物のレートは113円になっている。しかし、週があけて7月11日になるとユーロがドルに対して連日急騰し、7月14日には118円まで上がってしまうのです。だからまあ妥当かなという感じ)
で、その決済センターのレートで計算された金額に対し、日本にvisaが1.63%の手数料を上乗せする。これが最終的な請求金額となる。
 例えば、マーケットで1ドル105円の日に1ドル分の買物をしたとする。しかしvisa決済センターのレートが106円であれば、1ドル106円。これに、1.0163 をかけた107.7278 円となる。1円以下が切り上げか切り捨てか四捨五入かは聞き忘れました。

現金その1 銀行の窓口で外貨両替した場合
1ドルは3円、1ユーロは4円の手数料が一般的。つまり、その日のレートが1ドル105円だったら、108円になってしまう。
同じ銀行の本支店よりも、外貨両替専門の窓口の方が安いことがある。

現金その2 クレジットカードでキャッシングした場合(これもVISAで聞いた)
海外の銀行のATMにカードを入れて、引き出したい金額を選択すると、これもvisaの決済センターのレート(非公開)で計算される。
キャッシングに対して日本のvisaは手数料は1万円以上なら108円、1万円以上なら216円の手数料をつける。ただし、ATMの手数料は(かかりますとかいてあっても)かからない。明細を見て、かかってたら帰国後お電話くださいといってました。
キャッシングした金額に対し、(日割り0.049%)の金利をつける。この金利はキャッシングと同じ締め日で決める。だから、キャッシングする場合、なるべく締め日に近い日にキャッシングした方がよい(ただし、ぎりぎりすぎると、締め日に間に合わず一ヶ月またいでしまうというアクシデントも^^;)
たとえば、100ドルを106円のレートで引き出して、40日借りていたとしたら、利息は10600×0.00049×40=207.76円。つまり、10807円返済することになる。
この日マーケットで105円だったとすると、やっぱり3円アップしてますね。まあだいたいこんなもんか。

新生銀行のカードで現地の通貨を引き出すのは、結論、高いのでパス。

最後に、外貨預金やFX会社を通して外貨にかえ、それを現金で引き出すという方法があります。実はこれがダントツ安いんです。ただ、現金が手元に届くまでがめんどくさい。最近はそれをプリペイドカードに入れるという方法が出て来ました。検索するといろいろ出て来てますので探してみてください。大和証券のがやりやすそうなんだけど、まだ試してません。

10/25 追記
10/13に豪ドルを100ドルキャッシングしたときの明細がきました。
この日為替相場は77.47~78.96ぐらいだったのですが、visa のレートは79.041。やっぱりそんなに高くないですね(数日以内に79を超えた日もあります)。そして返済日の11/10 まで返済期間が28日ということで、利息は108円、さらにATM手数料が108円で、合計216円。100ドルに対して216 円ついたということは、1ドルに対して2円ちょっとおまけがついたということです。窓口で現金かえるのに4円つくとすると半分ですね。それに、日本で日本円をおろしても時間外手数料108円かかったりしますから、とにかくクレジットカードでのキャッシングは窓口で現金かえるよりあきらかに軍配です。



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