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解毒げどくっていうけど、はたして「毒」ってなあに? その3

 昨日の記事で、「毒とは何か? 8つのルール」について書きました。

 そのうち一番大事なのは、やっぱりルール1だと思います。(次が8だと思います。)

ルール1 すべての物質は毒でも薬でもなく、中立である。毒かどうかを決めるのは、人間の身体の方である。 

 「すべての物質は中立」だなんて、なんだかバシャールみたいですが、逆に私は、この事実をあらためて受け入れたとき、バシャールが言ってることも、あらためてよくわかるようになりました。

 ……あ、バシャールのことを出してきたら、さっそく昨日書き忘れたことがあるなーと思ったのですが、それは、

すべての物質は中立なのだが、「分解・排出できないから毒」になるものと、「過剰反応するから毒」になるものがある、ってこと。

 「分解できないから毒」になるものを、いわゆる「中毒」と呼びますが、では、「過剰反応」することをなんと呼ぶかというと、「アレルギー」と呼びます。

 アレルギーは、「その物質は中立」ってこと、もっとはっきりさせてくれる現象ですよね。花粉とか、動物の毛とか、ほこりとか、ある人にとってはなんでもない。でも、ある人にのことは徹底的に苦しめる。原因は、人の身体のほうにあることがよくわかります。

 「解毒=デトックス」という現象が起こるとき、ふたつのものが身体の中から排出されていることがわかります。ひとつは、今まで分解できないがために身体の中にたまっていた有害物質ですが、もうひとつは、過剰な免疫反応をする要因がなくなっていく、ということ。だから、アレルギー反応が起きなくなっていく。

 この「過剰な免疫反応がなくなっていく」というプロセスが、バシャールが示唆するように、「ものの見方が変わると対象が変わる」というのに非常に似ていますね。だって、相手はほんとうに全然変わらないんだから。

 さて、「分解・排出できないから毒」の方を見ると、毒から身を守る方法は、複数あります。

 ひとつめは

・毒=分解排出できないものを身体に入れない

 ふたつめは

・中和する物質を身体に入れる

 みっつめは

・分解排出できる能力を上げる

 ということ。

 分解排出できないものを完全に身体に入れない、ということは難しいです。食べものというのは天然であっても栄養、反栄養(つまり毒ね)が一緒に入っていることが頻繁にあるし(食べ物の方は自分の種の保存のために生きているのであって私達のために作られているわけではないので)、ルール8にも書きましたように、私達は、「生きるために」毒を求めることもプログラムされているからです。

 ふたつめの中和作戦は、すべての物質に使えるわけではありません。

 で、みっつめの

・分解排出能力 をいかに上げるか、が、健康維持のための課題となってくるわけですね。


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