CAD

近年、少しずつデジタル加工機を使った実習を授業に取り入れています。その加工の実習では、その加工にあったデータを作る必要があり、例えば3Dプリンタであれば、CADソフトやCGソフトを使って、レーザー加工であれば、ドローソフトなどを使って、データ作りをしています。

ところが、それらのソフトは、有料だったり、インストールが必要で、さらに動作が重たかったりすることが多かったので、なかなか授業で扱うのが難しいと感じていました。

ところが、この休校期間の中で、いくつかのCADソフトやドローソフトと出会うことができました。いずれも無料でブラウザ上で動作することがわかり、それらを取り入れて授業できる可能性が見えてきました。

7年前、以前の勤務校で3Dプリンタを導入した際には、オンラインで使えるソフトはとても少なく、あったとしても使いにくく、当時の条件下での授業への導入は無理だと判断した記憶があります。

今回出会ったこれらのソフトなら、導入したあとにいい仕事ができそうです。無料でしかもオンラインソフトなので、生徒が自宅でデータを作ってくることも可能になります。

環境整備に力を入れて、しっかり導入しようと思います。

この休校期間のおかげで、大きな前進ができそうです。

生徒も教員も、今までより時代にあった仕組みを使って、その生活の経験値を上げているわけなので、休校前の状況に完全戻ることはないのだろうな。


前進できてありがたいです。

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