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【手のひらの上のキング】〔『美しい彼』二次創作〕


久しぶりにふたりでゆっくりな朝。
平良の腕枕のぬくもりと平良の匂いで清居は目が覚めた。
清居が2、3回まばたきした気配だけで眠っていた平良が身じろぎする。
🐥「ん。きよい、起きたの。おはよ」
👑「おはよ。今日からGWだな。世間はなんかどっか家族で出かけたりするから、どこも激混みだろな」
(別に羨ましくなんてない。
俺たちは変則的な仕事環境だから、世間と同じようにはいかない仕方ないんだ。)
そう言い聞かせないと、平良に甘やかされて解された最近の清居の幼心はもっとめんどくさく甘えたがる。こんな朝は特に。
🐥「うん。そうだね。でも清居もどこか行きたい?」
髪を撫でながらほんのり察したかのような平良の優しい声色が耳元に流れ込む。
👑「んー。てか、おまえは?」
照れ臭さを隠しつつ清居は質問で返す。
いつだって平良がどう思ってるかが知りたいから。
🐥「お、俺は清居と一緒にいられるなら、どこにいてもいいよ。」
👑「そっか…」
平良の返答が自分が思ってるよりももっとずっと欲している正解すぎて清居は安心する。
(そうだった。もう寂しくなんてない。平良がいれば)

🐥「でも…清居とまだしたことのない初めてのことはなんでもやってみたい、かな?」
👑「エッ?!//////」
は?と言うつもりが不覚にも動揺してエッ?になってしまった。
急に妄想爆発する清居。一気に頭の中を巡る数々の情事の平良のクる顔。
ついでに昨夜のやりたてリアルな回想もなだれ込む。首と耳に歯を立てられた甘い痛みの輪郭が急にはっきりしてくる。
👑「///////」
🐥「ん?なんか変なこと言った?」
初めて一緒に風呂に入った日『迷わず射殺してほしい』と言った時と同じ顔で、清居を覗き込む平良。

(なんて男だ。朝から人の耳元で何言ってる。わざとなのか?無自覚なのか?
ああ!憎らしい。平良のくせに!)

(まぁ、そのやってみたいことの中身はメシより先に身体に聞いてやってもいい)
と心で言い放ちながら、
清居は平良の腕から抜け出し上に乗って強引にキスをした。



END



どうやっても平良の中の無自覚夜平良王には勝てない清居が好きすぎます!!💖
結局平良に乱されてばかりの清居。
可愛すぎて愛おしい。
憎らしいと思っていても、
そういう平良に全て持っていかれるのだから、
足掻いても無駄だけど、
それでももがいてしまう往生際の悪い清居ラブ❤️
そんな清居を見ているだけで、
内容わからなくても夜平良の実力の凄さをまざまざと知らしめさせられている、、、
夜平良の恐ろしさと言ったらない。
石ころとは??😱😱😱

私の妄想をお読みいただきありがとうございました!!💐今日もひらきよ愛してる❤

エターナルッ!🥂


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