2024年8月、全体の空模様
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12星座別の8月の占いは、以下でどうぞ！
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こんにちは、石井ゆかりです。
今年も出ます12星座別『星栞2025』、いよいよご予約受付始まりました！
ヴィジュアルも出ました、各星座の表紙イラスト、以下のスレッドからどうぞ！
9/27発売、12星座別文庫「星栞 2025年の星占い」
— 星栞＆星ダイアリー公式 (@stellar_diary) July 31, 2024
（著：石井ゆかり イラスト：熊谷奈保子）
表紙モチーフは「フルーツ」です
牡羊座は「ぶどう」
牡牛座は「りんご」
双子座は「オレンジ」
蟹座は「メロン」
なぜ？どんな年？それぞれのテーマは？
…本が出てからのお楽しみ！ pic.twitter.com/kggUSv3Bnd
で、今月の空模様です。
# 火星と木星が双子座に並ぶ
双子座の火星と木星がカッカしています。双子座自体が「嵐」のような象意を持つ星座で、木星は対岸の火の星座・射手座の支配星であり、全体にホットな雰囲気に包まれています。センセーショナルなニュース、熱い議論、口論、異なる意見が同じくらいの強さ、大きさで色々な方向から叫ばれるようなイメージです。さらに、双子座の破壊力は「そのあとどこに着地させるか」をあまり気にしないところがあります。「どうなってもいいから、言いたいことを言うぞ！」的な、ある種の潔さがあるのですが、実際にその破壊力のあとで「どう後始末するか」を考えるのは結構大変だったりするのかなと思います。
# 5日、金星乙女座入り、水星逆行
「どう後始末するか」と言えばまず地の星座マターなのですが、5日に金星乙女座入り、さらに同日、水星がここで逆行を開始します。破壊力満点の双子座の展開を「うけとめる」形の乙女座も、ちょっとゆるいのです。「いつもいる有能なスタッフが、あいにく夏休みです」的なムードです。ゆえに、今は色々な意味で「見通しが立たない」状況と言えるかもしれません。びっくりするようなことが色々起こるけれど、「結局どこに着地するのか」が、全く見えない感じがあります。とにかくとっちらかしていくフェーズ、まとめたりちゃんとしたりするのはもう少し先だぞ、的な時間と言えそうです。
# 15日、水星が獅子座に戻る
逆行している水星は15日、一旦獅子座に戻ります。この獅子座と乙女座の境目は今、冥王星と海王星に対してyodを形成するポイントとなっており、非常に特徴的です。yodは色々な解釈がありますが、簡単に言うと「ディレンマ」的なものなのかなと思います。比較しようのない条件を比較しなければならなかったり、選択しなければならなかったりする、というイメージです。
過去に私がよく持ち出した例は、「仕事と私、どっちが大事？」とか「リンゴとゴリラ、どちらが好き？」みたいな問いです。本来、比較しようのないものどうしが、なぜかそこに並んでしまう、そういう状況です。でも、ここには全く答えがないわけではありません。むしろ、本質的に考えなければならないことを考えなかったために、こんな問いが発生してしまっている、とも言えます。その「本質的に考えねばならなかったこと」のヒント、トリガーが、「神の指」と言われるポイント、つまりyodの頂点に読み取れる、という考え方があります。で、今はこの「指」が、獅子座と乙女座の境目に置かれています。
獅子座は表現や主張の星座、乙女座はケアや訓練、実務と関係の深い星座です。獅子座は遊びとか楽しみと関係があり、乙女座は夏休みの宿題みたいな世界でもあります。見えているもの、見たいもの、見せたいものがあり、その一方に、逃れがたい現実とオペレーションがあります。たとえば昨今よく耳にする「ポピュリズム」という言葉は、この境目と関係が深そうです。私たちは「見えているもの」にとても弱く、見えているものがそのまま中身を表しているのだと考えがちです。でも現実には「見えているもの」の周りに、膨大な「見えていないもの」があり、そちらこそが真実や本質だったりすることのほうが多いのではないかと思います。この時期はたとえば、そんなことが「ディレンマ」からの脱出のカギとなるのかもしれません。
# 4日に獅子座の新月、20日に水瓶座の満月
新月は4日、獅子座で起こります。木星、火星とセクスタイルを組む、とにかくホットなスタートラインです。ただ、この翌日に金星が乙女座に抜け、水星が逆行を開始しします。ゆえに、「スタートダッシュ！」的な勢いはあまり、感じられないかもしれません。むしろこのあたりから、ものごとをぐつぐつ煮詰めて行くような、敢えて混沌の方に向かうような節目となりそうです。先に進んだり、どこか別の場所に行ったりするのではなく、目の前の現実や自分の願望と、ドカンと開きなおって向き合ってしまうような時間に入るのかもしれません。
満月は20日、水瓶座で起こります。この満月は牡牛座の天王星とスクエアを組み、破壊力満点です。びっくり箱の蓋があくような、ホウセンカの種が飛び散るような、かなりインパクトの強い「ピーク」となりそうです。みんなが注目するような急展開、「来るだろうなと思っていたものがやっぱり来た！でも結構斜め上の展開！」といった衝撃が走るかもしれません。
# 29日、金星天秤座入り、水星順行
今月ちょっと面白いのは、金星と水星の連動です。29日に水星が順行にもどり、同日、金星が天秤座入りするのです。金星は乙女座ではちょっともちゃもちゃしているのですが、天秤座は「自宅」で、持ち味を出しやすい、スッキリした状態になります。水星も逆行の混乱を抜け、ここでスッキリします。8月中、なにかとモタモタしたり、イライラしたり、あれこれ考えすぎて方向性を見失ったりしていた人も、月末にはおそらく「モヤモヤが晴れた！スッキリ爽やか！」となるはずです。
