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2024年6月、全体の空模様

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12星座別の6月の占いは、以下でどうぞ!

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こんにちは、石井ゆかりです。
いよいよ下半期が視野に入ってまいりました!
『石井ゆかりの星読み』ではすでにアップされておりまして、
6/20発売のfigaro本誌の袋とじでもリリースいたします、お楽しみに!

こちらで試し読みができます!

で、今月の空模様です。


# 双子座4星大集合

既に双子座入りしている金星を追いかけるようにして、水星が3日、双子座に「帰還」します。水星は双子座の支配星なので、「おかえり!」感があるのです。これで太陽・木星・水星・金星の4星が双子座集合、双子座祭りです。どれも明るい、どちらかと言えばハッピーな星々です。双子座はコミュニケーション、移動、取引、関係性、ゲームなどに関係の深い星座で、ここにハッピーな星が集まることで、「話がにぎやかに盛り上がる」雰囲気が生じます。多くの人が気持ちを沸き立たせるようなセンセーショナルなニュースが流れるとか、普段あまり声を出さない人たちが声を上げるとか、そんなイメージが浮かびます。

双子座は若々しい星座で、水星も金星も若さと関係があります。ゆえにこの時期「若い人たち」に強いスポットライトが当たる気配も。たとえば、世界各国で今、学生たちの反戦運動が活発に行われていますが、そうした「声」により強い光が当たることになるのかもしれません。双子座はコミュニケーションと知性の星座で、クールで爽やか、というイメージがありますが、一方で「破壊」「嵐」という荒ぶるイメージも内包する星座です。若い人たちには古い体制に対して、自由に物を言う力がありますが、この時期はそうした「こわいもの知らず」の強さが、社会的に大きな力を持つことになるのかもしれません。

「ペンは剣よりも強し」と言われますが、実際には剣やお金や、その他様々な力にペンが屈しているような光景も、昨今ではごく普通に見られます。意見を言うことに恐怖を感じる人、声を発したときに深く傷つけられて沈黙を守るようになった人も、今は少なくありません。そうした恐怖や痛みを責めることは決して、できません。ただ、この時期は「ペン」の力が大きくなっていく時期、とは言えるのではないかと思います。双子座は基本的に、「ペン」の星座です。

# 牡牛座で火星と天王星が同座

9日、火星が牡牛座に入ります。既に滞在中の天王星と同座し、非常に鉄火な雰囲気が漂います。天王星は突発的な変化、「革命」を司るとされ、火星は怒り、情熱、欲望、暴力、炎の星です。つまり、何かが突然バクハツする!みたいなイメージの組み合わせなのです。火星はこの場所では少々イレギュラーというか、ストレートな動きにならないともされており、「へんなところで暴発」感が漂います。

少し前までこの牡牛座にぎゅっと星が集合しており、過去1年ほどの中で牡牛座的テーマにおいて新しいトレンドが生まれた、と考えると、その「新しいトレンド」の中で新しい火種が生まれる、何かが暴発する、的な読み方ができるのかなと思います。牡牛座は経済活動、物質、五感、ゆたかさ、所有、生産などと関係が深い世界です。たとえば昨今、日本では円安や物価高が懸念されていますが、そうしたトピックにまつわるびっくりするような「バクハツ」的出来事が起こる、というようなこともあるのかもしれません。
天王星も火星も、突発的で予想外なのですが、そこでおこることの本質は、過去1年ほどの流れの中で「さもありなん」と納得できることなんじゃないかなと思います。

# 17日、水星と金星が蟹座に移動

17日、水星と金星がほぼそろって蟹座に移動します。「せーの!」的な雰囲気で、なにかちょっとカワイイ感じがあります。21日には太陽も蟹座入り、夏至です。このあたりで世の中の雰囲気がまた、ふわっと変化するかもしれません。5月末の木星双子座入りからのバタバタした変容のムード、すべてをかきまわしていくような混乱のムードが、ここへ来て少し、おちつきそうです。火星が双子座入りするのは7月21日なのですが、そこまで、ちょっとした「台風の目」的な流れになるのかもしれません。少々フライングですが、双子座に火星が入ると、木星と並んで「暴風」感が出てきます。その前にしっかり家を整備しておこう、といった「守り」の雰囲気が出てくるのが、この17日から21日頃なのかなと思います。

# 6日双子座新月、22日山羊座満月

6日、双子座で新月が起こります。双子座に5星集合、冥王星も入れて風の星座に6星、ビュウビュウ風が吹いてきた! というムードの新月です。5月末に木星が双子座入りした直後でもあり、新月の「スタート」感が幾重にも強調されています。動き始める、話し始める、取引を始める、出発する、といった流れが強まりそうです。個人の生活の中でも、勉強を始める、取材を始める、書き始める、連絡をする、旅に出発する、といったシーンが多いのではないかなと思います。

満月は22日、金星、水星も太陽の近くにあり、キラキラした雰囲気に包まれています。冥王星とセミセクスタイル、ギリギリの海王星ともスクエア圏内で、非常に深遠な力を感じさせる満月です。山羊座の満月は、たとえばツンデレ的な感じとか、少々扱いにくい部分があるのですが、今回はある種の正直さ、これまでたくさんの経緯を重ねてきたからこその、本質を突く率直さのようなものが含まれている気がします。
個人的な恩義や信念と、客観的な正義とは、しばしば、噛み合いません。そこで「どちらを取るか」にならないもう一つの道がないかどうか、探そうとする深い心の動きがここに、見て取れるような気がします。

# 以下、どうでも!いい!近況です。

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