2023年9月、全体の空模様。
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12星座別の9月の占いは、以下でどうぞ！
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こんにちは、石井ゆかりです。
イングレスが月と太陽だけ。
9月はイングレス（星が星座から星座へ移動する動き）が、月以外には太陽だけ！というちょっと面白い月になってます。金星、水星の逆行が明けるアレで、星々がそれぞれ、一つの星座にじっとしているのです。
4日、獅子座の金星が順行へ。
6月から獅子座入りしている金星は、7月末から逆行していました。9月4日、これが順行に戻ります。金星は美と愛と豊かさ、お金やモノに関することなどを扱う星です。遊びや芸術も金星の管轄です。こうしたテーマについて夏のあいだ、混乱や停滞があったなら、9月にはいるとスムーズに動き出しそうです。
また、今は木星・天王星が牡牛座に、火星は天秤座に位置していて、両者のルーラーである金星はかなりアクティブな雰囲気になっています。金星が順行にもどることで、木星・天王星マターや火星マターにも動きが出てくる感じがあるのです。なんとなくグズグズしていたこと、レスポンスが悪かったこと、「みんなのんきすぎ！」「楽観的すぎ！」みたいだったことが、9月に入ると「そろそろちゃんとしよう」みたいな展開になるかもしれません。
乙女座で水星逆行中。15日の乙女座新月直後、16日に順行へ。
7月末に乙女座入りしてオウンサインでブイブイしている水星は、8月24日から逆光中です。15日にこの乙女座で新月が起こった後、16日に順行に戻ります。水星逆行は「混乱・停滞・再会・復活」といったイメージで語られますが、今回は自宅の乙女座でそもそもコンディションが良いこともあり、そんなに「大混乱！」感はないかもしれません。むしろ、ひとつのことにじっくり集中するとか、細部まで徹底的に手を入れるとか、そうした作業が捗るのではないかと思います。立ち止まって取り組める、上滑りせずにしっかり向き合える、という感じがあるのです。たとえば掃除するのでも、表面を拭くだけでなく、蓋を開けたり位置をずらしたりして、みえないところまで「ちゃんとやる」みたいなイメージです。そういう作業の中で、「あ！500円玉が出てきた！」みたいなこともあるんじゃないかと思います。木星・天王星とトラインになるので、何となくラッキーパンチ感が漂っているのです。
23日、秋分（太陽天秤座入り）。火星が待っている。
23日に太陽が天秤座入りし、秋分となります。昼と夜の長さが同じになる、春分からの一年の折り返し地点です。コミュニケーションや他者との関わりが盛り上がってゆく感じがあります。あちこちで交渉や相談が始まり、「席に着く」シチュエーションが調う、といった流れになるのかもしれません。水面下で準備が進められた上で、ようやくオープンな場で発表できる、みたいなリリース感もあります。
とはいえ、太陽は天秤座でフォール、既に天秤座にいる火星もデトリメントで、なんとなく借りてきた猫感も否めません。強い意志や情熱があっても、それをストレートにぶつけるのではなく、なんとなく周囲の出方を待ったり、情報が出尽くすのまで様子を見たりする、そんな感じがあるのかなと思います。「やるやると言っててやらない」みたいな感じは、やる気がないのではなく、タイミングを探る「間」が長い、ということなのかもしれません。あるいは、完璧を期すあまり準備や模索や下調べや根回しに手間がかかりすぎる、ということなのかもしれません。
普段バリバリ強く出ている人が、ちょっとかしこまって小さくなっているような雰囲気があるのです。あるいは、みんながなんとなくはっきりしない、奥歯にものがはさまったような態度をとる、みたいなこともあるのかもしれません。
それでも、天秤座の「対峙する」力の中で、物事がゆっくりでも着々と決まっていく流れが生じそうです。そして、獅子座金星の「目」がそこに集まります。注目される中で、オープンな状況で、物事が決められ、動き出します。
29日、牡羊座の満月。
天秤座に位置している火星の対岸、牡羊座で満月が起こります。かなり熱い雰囲気の節目です。対立状態の中で闘志や戦意が明確に示されるとか、ある種の「勝敗が決まる」などのことが起こるかもしれません。
獅子座金星、天秤座火星で、「闘い」の暗部ではなく光の部分が強調される、というイメージも浮かびます。
傷つけられた人々が正義のために立ち上がり、闘うべき闘いを闘うことは、光をもって語られるべきだと思います。一方、多くの人の生活が一方的に蹂躙されるような戦いは、きれいごとで語られるべきではないはずです。
どんなことでも、暗く醜く語ることもできれば、明るく美しく語ることもできます。煽るべきこともあれば、煽られるべきではないこともある、それは当たり前のことです。いずれにせよ、このタイミングでは「煽る」ことが強調されています。選択するのは、人なのだと思います。
今月はそんな感じです。
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