2022年2月、全体の空模様。

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12星座別の2月の占いは、以下でどうぞ！

『石井ゆかりの星読み』
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こんにちは、石井ゆかりです。
1月中も山羊座にぎゅっと星が集まっていたのですが、金星や水星が逆行していて、「動きそうで動かない」「いろいろアクティブではあるけど、全体として妙に迷走感があり、前進していない」といった状態だったかもしれません。2月にはいるとそんな「迷走感」「停滞感」がぱっと消えて、一気にトップスピードまで加速していくことになりそうです。
ただし、太陽は水瓶座で少しぽよんとしています。太陽は意識や意志、主体性などを象徴する星ですが、水瓶座では少々持ち味が出にくいとされています。ゆえに「自分の意志でゴリゴリコントロールしようとする」というスタンスは、少しフィットしにくいのです。すなわち、合理的な計算や意志による操作よりも、情熱、プライド、愛、感覚、センスなど、どちらかと言えば非合理なエネルギーの方が、この時期の「アクション！」の指針としやすいかもしれません。

太陽は「王様」「ワンマン」で、水瓶座は「みんなのフラットな合議」の世界です。ちょっと居心地が悪い、というイメージは、なるほどという気がします。「誰がなんと言おうがこうする！」という人が、「誰がなんと言っているかこそが大事だ」という世界に入ってしまうと、なんとなくギクシャクするわけです。今星が集まっている山羊座も「集団」の星座なのですが、ここは支配関係がはっきりしていて、独裁的な運用も山羊座の世界観には、はまります。ゆえに、今は声の大きい人や、より「力」を前に出す人のほうが、全体の流れを掌握しやすいのかもしれません。ただ、それが望ましいことかと言えば、決してそうではないはずです。まず「力」によるどちらかと言えば旧式な態度が示され、その態度がフラットで理性的な批判という場に置かれ、吟味される、といった展開が、この時期の星の力の流れから連想されます。

15日に水星が山羊座から水瓶座に移動し、ぎゅっと濃い集中状態が、やや軽くなります。さらに19日に太陽が魚座に移動すると、知的理性的フットワークが勢いを増し、月の前半よりは合理性が前に出ることになりそうです。18日、木星と天王星が60度を結ぶのも興味深いところです。意外な立場から解決策がもたらされる、といったイメージが湧きます。社会的物理的境界線を越えた、超越的対話の可能性が感じられます。

1日（これをアップしている今日ですが）、水瓶座で新月が起こります。土星と重なり、天王星とスクエアの位置で、バキバキと骨太なスタートラインです。ここから始まることはかなり長期的で、スケールの大きな活動になりそうです。

17日は獅子座の満月です。これも土星とオポジションで、骨太な感じがあります。長く続いていく関わり、意志を持って関わっていこうというとても誠実で肯定的なスタンスが感じられます。

今月はそんな感じです。


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