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2023年6月、全体の空模様

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12星座別の6月の占いは、以下でどうぞ!

『石井ゆかりの星読み』

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堂々たる、愛と情熱。


こんにちは、石井ゆかりです。
この6月はちょっと穏やかというか、ここ数ヶ月と比べると落ち着いた感じの配置に見えます。

まず、金星が5日、獅子座に移動し、10月上旬まで長期滞在します。獅子座には既に火星が位置しており、ここは穏やかと言うよりはカッカしているのですが、それでも不動宮・獅子座であり、情熱や愛もなんとなく「落ち着いて、堂々と燃えている」という雰囲気になります。今は太陽とほどよく離れているので、22日の夕方にはこんな素敵な夕景が見られそうです。

夏至は21日の深夜で、22日のこの獅子座の3星の光景は、今年の下半期を象徴するような形とも考えられます。主体的情熱的に愛すること、人間存在を肯定すること、自分自身を打ち出し、表していくことが、ここからの夏から秋の大きなテーマなのかもしれません。

水星と冥王星が、11日に移動

水星は11日に双子座に移動し、27日まで滞在します。ここは水星の「家」みたいな場所なので、この配置もとても爽やかでスムーズです。コミュニケーション、移動、実務、取引、ビジネス、人間関係などがいいテンポで進展しそうです。獅子座の2星とも調和的な位置関係で、「イイ意思表示」「ストレートに伝わる自己主張」が叶いそうな時間です。

ちなみに、水星が移動する11日は、冥王星がいったん山羊座に戻る日でもあります。ここから1月21日まで山羊座に滞在し、再度水瓶座入りし、さらに2024年9月から11月にもう一度山羊座に戻った後、水瓶座に移動を完了するのが2024年11月20日です。2008年頃からの「山羊座冥王星時代」を、この11日以降、しばらく検証したり、やり残したことに再挑戦したりできそうです。

水星双子座入りと、冥王星山羊座入りが同日で、ちょうど境目の所でトラインが組まれることになります。時代の切り替えを告げるような、フレッシュでちょっと荒っぽいようなニュースが注目されるかもしれません。水星はアナウンス、ニュースと関係が深い星です。冥王星は時代を支配する力のようなものを象徴する星なので、「大きすぎて普段見えていないけれど、絶対的な力」みたいなものの動きをぱっと顕在化させる言説、情報が稲妻のように光るのでは!という気がするのです。

星座の境目は、その星座の非常にプリミティブな、荒ぶる部分を担っているので、赤ん坊が全力で泣き叫ぶみたいな鮮やかなパワーを感じられる動きが起こる、というイメージが浮かびます。

木星と土星の60度

牡牛座入りしたばかりの木星は魚座の土星とセクスタイル(ピークは20日)、ここも穏やかな位置関係です。土星の緊張感や不安感、悲観が、牡牛座の木星にうまく受け取られています。楽観と悲観の間にある現実的な見通し、地に足のついた希望をうまく掴めるんじゃないかなという気がします。牡牛座は現実、物質の星座で、魚座は精神、「魂」の星座です。物質と精神の調和、モノだけでも心だけでもないリアルな方向性の模索ができそうな、いい感じの組み合わせです。

4日に射手座の満月、18日に双子座の新月

満月は4日、射手座で起こります。この翌日に金星獅子座入りで、火の星座のテンションが高くなっています。ぱぱぱっと火が灯るような、キャンプファイアに点火するようなタイミングだなと思います。全体が明るくなります。

新月は双子座で18日に起こります。海王星とスクエアの、イマジネーションがぐんぐん膨らむ時間です。とても詩的、文学的な配置です。人の想像力がぐんぐん膨らむ時なので、ウワサは全く当てになりません。ものごとを非常に簡単に連想し、想像し、それを本当のように思い込んでしまうのが人間という生き物なんだなと思いますが、この新月はそうしたパワーが良くも悪くも、サクレツしそうです。

今月はそんな感じです。

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