昨日、広田庵を訪ねました。

こんにちは。

昨日は曇天でスッキリしませんでしたね。
用事があり前郷駅近くのお客様へ伺いました。
その後、石沢地区の「鮎瀬集落」を通るので、「広田庵(こうでんあん)」に立ち寄ってみました。

石沢地区鮎瀬の広田庵

広田庵というのは、庵寺です。
石沢地区にある「大蔵寺」の末寺で、安永9(1780)に仏心頓宗(大蔵寺15)が開いたとされています。約242年前にもなりますね。

ご覧の通り、建物はいま風であります。昭和52年に建て替えられたそうです。

ここ広田庵には大切な言い伝えがあります。

「かけまりは、鮎瀬広田庵の木妙尼が、そのむかし村娘に教えた。」

「かけまり」というのは、ここ由利本荘市の「ごてんまり」の祖と言われている「まり」です。そして、「木妙尼(もくみょうに)」は尼さんで、新潟県や富山県方面の生まれの方だと言われています。木妙尼は江戸時代の方のようです。

卵塔
広田庵の前面

卵塔の文字を解読すれば、わかることが沢山あるような気がするします。
ここからは田園が広がり、渡る風も爽やかで、居心地の良い庵だったのだと思われます。

広がる田んぼと遠景

そして、広田庵の中には入れなかったのですが、正面のガラス越しに見えるのは次のようです。

広田庵の内部

つづく

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