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泣きながらも自分を貫いた就活の結末

先週就活が終わりました。
この記事は、今後働くにあたって初心を忘れないように、未来の自分に対するメモとして綴ります。

内定をいただいたのは、第一志望のマザーハウスという会社。

高校生の頃、母校の川越女子高校に社長の山口絵理子さんが講演に来てくれて、理由はわからないが感動した記憶がある。
そこから特に関わることはなかったし、正直忘れていたのだけど、3月就活がスタートしたあたりの時期に、たまたまインスタで説明会の広告が流れてきて、あー懐かしいな、と目に止まって申し込んだのがきっかけだ。
正直この時は後に入ることになるとは全く思っていなった。

事業内容は、途上国の資源を使って世界に通用するアパレルブランドを作る、というもの。
私は特に途上国に関心を向けたことはないし、大学時代に専門的に学んでいたわけでもない。
かと言って、ファッションに関心があるわけでもなく、これ以外にファッション系の会社は一個も受けていない。
じゃぁ、ものづくりが好きなのか?って聞かれると、そうでもない。関心がないわけではないが、自分が関わるとは思っていなかった。


これを読んでる方は、じゃーなんで第一志望なんだよ!って疑問に感じると思う。

明確な理由があるわけではない。けど、曖昧な理由ならいくつかある。

まず、軸を持った人が多かったこと。説明会で社員さんたちが話してるのをみて、すごく自分の大事にしてる価値観やビジョンがはっきりしてる人が多い印象を受けた。言い換えると、自分について色々悩んだり模索してきた人が多いな印象。私自身もこういう風に軸や仕事に対して目的意識を持った人間になりたいと思い、惹かれた。これが1個目。

2個目は、途上国ってかわいそうとかマイナスなイメージがあり、支援する人はよくみるけど、この会社はあえて途上国の資源に注目している点に惹かれたから。途上国の課題点ではなく魅力に目を向けてるのが、自分のやりたいことにあってるな〜と思ったのだ。

そして、おまけ的なものだけど、社員さんの人柄がなんとなく好きだと思ったから。社員さん同士の関係性も好きだし、お店で対応してくれた雰囲気も好き。優しいけど、凛としている。そして、オシャレ。

あとは、高校生の時にときめいた自分を信じてみたいと思ったから。

ざっとあげるとこんな感じ。

まあ、何はともあれ就活が終わったのはうれしい。
今日は久々に髪を染めに来ていて、美容室でこの文章を打ってる。

周りの友達がほとんど社会人になって、入った会社に合わなくて苦悩してるのを近くでみてきたからこそ、「内定を目的にした就活はしたくない」「入ってから後悔したくない」ということに頑なに拘って就活をしてきた。
その結果、自分の気に入ったところしか受けなくて、エージェントにコマ数を増やさないとこの不景気だとまずいよ!って怒られたれたり、選考対策をもっとしないとダメだよ!って言われたりしてたくさん傷ついた。
自分を信じて突き進んできたけど、本当にこのやり方であってるのかな?って不安に思い、大泣きした日もあった。

でも、結果的には自分でこだわり抜いたやり方で成功を収めることができたから、やり切ったな〜という気持ち。でも、あんなに悩んでいたわりに意外と決まったときはあっけなかったなぁ〜

これは決して人生のゴールではないが、一つの区切りがついた気持ち。

あとは最後の学生生活、学生だからこそできることを存分に楽しみたいな。

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