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サッカーの育成と普及     サッカーの魅力を広めよう


 サッカーの「育成」と「普及」って、全く別のものだと考えています。もちろん重なる部分はあります。

育成
育てて大きく立派にすること
普及
広く一般に行き渡ること。行き渡らせること。

一般的に「普及」というと、「競技ピラミッドの底辺を広げること」のように言われますが、私は競技ピラミッドとは別のところに「普及」という領域を想定したい。

絵のイメージで言うと、「普及」という名の草原が、だだっ広い草原がありまして、その一角に「育成ピラミッド」が立っている。
サッカーの普及草原は、他のスポーツの普及草原とも繋がっているし、全てのスポーツの普及草原を、一つにまとめて生涯スポーツ草原とくくれるかもしれない。
それだけ普及には広がりが大切だし、サッカーだけでなく、他のスポーツと一緒になって広めていくことが大切だと思います。

「育成」の単語の意味は「大きく立派に育てる」だけど、サッカーで言えば、「サッカーに夢中になる」でしょう。サッカーに夢中になることで、自ら育つ選手が生まれてくる。
指導者が選手を「育ててやる」なんて言うのはおこがましい。育つのは選手自らの力です。指導者にできるのは、選手の育ちを待つこと見守ること。選手が育つ環境を整えることが指導者の役目ですね。

普及の話に戻って、ではサッカーの何を普及していけばよいのでしょう。

普及というと、サッカーをする人を増やすことが頭に浮かびますが、サッカーを観る人を増やすや、サッカーを応援する人を増やすことも普及に入ってきます。

サッカーを自分なりに楽しむ人を増やすこと。サッカーを身近に感じる人を増やすこと。それは、「サッカーの魅力を広げる」と言う言葉に集約されるかもしれません。

「サッカーの魅力を広げる」

サッカーの魅力って? 人それぞれ感じるところは違いますが、大きく括ると、「ボールを通して(サッカーを通して)繋がれること」「ボールを通して仲間になれること」だと思います。

サッカーはワールドスポーツ。ボールを通して、世界中の方々と繋がれるスポーツです。

サッカーを魅力を広げて、サッカーを日本の文化に。

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