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未来からのコーリング

よく、未来から呼ばれたような出来事、と言われます。

未来で何かをすることがあらかじめ決まっていて、
そのための準備をさせられるかのような出来事が起こる。
もしくは、何かの決めごとをするとき、
まるで未来から呼ばれたかのように、
自分の行き先に道筋が見えるような状況になる。

もし、未来が決まっていて、
そこに行くことがわかっているなら
今日のこの選択が、そこへつながっているとわかっているなら
行動することへの安心感、信頼感、落ち着き具合は
まったく別のものになるでしょう。

スティーブ・ジョブズが
スタンフォード大学の卒業生に向けたスピーチで
目の前にあることは、いまは点にしか見えなくても
未来、振り返ってみたら一本の線の上につながっている。
だからいまは目の前にあることに取り組むことだ、と
言っています。

未来から呼ばれたかのように。

それはおそらく、
大きな変化を伴う決断を求められたとき。
これまでと非連続の未来が
突然目の前に提示されたとき。

それなのに、あまりにも自然に
「これをやるんだな」と思っている。
もしくはそれを考えるいとまもなく
取り組み始めている。(自発的、強制的によらず)

迷う時はコーリングとは思えないでしょう。
なぜ、普段の自分ならもっと迷ったり悩んでいるところ、
思いがけずあっさりと、
その非連続の方向へ足を踏み出しているのか。

それが未来からのコーリングの特徴なのかもしれません。

あなたは未来からのコーリングを
受け取ったことがありますか?

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