見出し画像

当たり前すぎて気づかなかったこと

こんにちは、石ヶ森久恵です。

昨日ご紹介した「大人の読み書きそろばん」
子どもの脳と大人の脳は違う、と言っても、どう違うのでしょう?

小学一年生の時、私たちは教科書を渡され、
声に出して読み上げるように言われました。
「さいた、さいた、さくらが さいた」
これ、何のためにやってたんでしょう?

文字が読めるようになるため?
――まぁそうなのですが、
誰のために?

学修は自分のためのもの。
国語の読み上げだってその一環。
ですが、立ち位置変えてみましょう。
あなたがその教科書を読めているかどうか
どう読めているのか、
先生にはどうやってわかったんでしょうね?

読み上げの一つの理由はその文字がちゃんと
読み上げる音につながっているか。
「きいた、きいた、きくらがきいた」とか
「ちいた、ちいた、ちくらがちいた」とか
読んでないだろうね?という確認を
先生がしたければ
読み上げさせるに越したことはない。

やがて子どもたちは、
音に出して読み上げることを覚え、
一文字一文字漏らさず読み上げることを覚え、、、

――今に至るのです。

どの速読スクールでも言われることの一つは
「口の中で呟きながら読むのを辞めよう」
です。

三つ子の魂百までも。
小学校のはじめに読み上げ式で読まされたことで
その後、音に出さず視読をするように言われても
口の中では音を脳内反芻して読んでいる。

これでは早くなるはずもありません。

小学生の頃の読み方の目的がわかれば、
いまその読み方を手放して、
別の目的を持ってもいいですよね。

あなたが本を読む目的は何ですか?

この問いが意外と答えられない、
もしくは答えが
ポイントを外しているということが多いのです。

明日はその話をしましょう。
(お、3日は続きそうだ…(◍>◡<)。✧♡


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?