スポーツ法務や指導方法に役立つ本を紹介するマガジンです。 (分類) ・スポーツ法務 ・コーチング ・well-being ・コンディション管理
はじめにアンチ・ドーピングについて体系的に書かれた本は、あまり多くありません。 ドーピング違反というと、禁止薬物や成分を体内に入れることが真っ先に思い浮かぶが、所有するだけでもアウトだったり、居場所の報告を怠った場合も違反になるなど、全部で10項目の違反類型があります。 また、検体の採取方法や、陽性反応が出た場合の対処方法等、アスリートをサポートするために持っておくべき知識やノウハウは多岐にわたります。 本の紹介1冊目:図解入門よくわかるドーピングの検査と実際(2010年)
スポーツ業界の仕事の中には、選手をサポートする代理人やマネジメント会社と言われる方々がいます。華々しい世界のイメージとは裏腹に、具体的に何をしているか分かりにくい世界です。 そこで、今回は、代理人の業務をする上で必要不可欠な「スポーツ選手の立場」について学ぶための本を紹介します。 本の紹介(5冊)1.プロスポーツ選手の法的地位(2003年) 海外(アメリカ、イギリス、EU)の事例や研究から、日本のプロスポーツ選手や実業団選手の法律上の地位について研究された本です。 一定の
ひとことで「スポーツ法」といっても、その内容は多岐にわたります。 今回は、これからスポーツ法を勉強したいと考えている方向けに、スポーツ法を広く浅く学べる本を紹介します。 1.詳解・スポーツ基本法(2011年) 平成23年(2011年)6月に成立したスポーツ基本法の解説書です。 ・どういった背景事情や課題があったのか ・法律が成立した意義 ・法律によって求められている指針や今後の方向性 について幅広く書かれています。 2.標準テキスト スポーツ法学 第3版(2020年)
前回は、コーチングを学びたい人にオススメの本を紹介しました。 今回は、スポーツに特化したコーチングを学びたい人におすすめの本を5冊紹介します。 なお、メンタルコーチングと、メンタルトレーニングの違いは、こちらの記事をご覧ください。 本の紹介(5冊)1:成長のための答えは、選手の中にある(2018年) 一般財団法人フィールド・フローの代表で、多くのアスリートのサポート実績を持つスポーツメンタルコーチの柘植陽一郎さんの著書です。 コーチングをベースにした同氏のメソッドが1冊