アシスタントにゆく

「エコール・ド・プラトーン」最終回、永美太郎さんの原稿を手伝わせてもらいに行ってきた。「役得」って言葉は誤用なんだっけ、まいいよ、とにかくうれしいんだもの、2巻発売ですよ、イェイェイのイェイッと。

超超ひさしぶりの出張アシスタントで、前日からもう準備にワタワタのすけ。
アナログ作画なんて久しくしていない。
何を持っていけばいいんだっけ、ええと。
家にあるインクもホワイトもふたを開けてみたらとっくのとうにカチカチのご臨終を迎えていた。
あわてて閉店間際の画材屋さんに駆け込んでピチピチの黒と白を確保。
単行本を読み返して、作画のイメトレしつつ就寝(あんま眠れない)。

久しぶりにお会いした永美くんは相変わらず…のところばかりではなかった。
だいぶ連載の荒波に揉まれたのかしらねえ。
物語にまっすぐで、細やかでもちゃっかり狡猾で、けど不器用で大胆で、まさしく「エコール・ド・プラトーン」の作者さんだなあと思いました。

未来ある作家のほとばしるエネルギーに当てられておばさんは落ち込んだ。
落ち込む元気が久しぶりに出てきたよ。
最近は湯呑みのなかのティーバッグ揺すって薄ら微笑んでる…みたいな安穏な「無…」を暮らしていたからなあ…
そのうちちょっと飲もう、いっぱいでもいい。

しかしそれにしても私のアナログ作画はも~さんざんであった。永美くん読者さんごめんなさい!!!うああああ!!!


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