いけばな展 生けこみと開催日
会社員華道師範、みこです。
2023年4月15日、16日に、名古屋市北区の北区役所、北区華道連盟共催の春のいけばな展に参加させて頂きました。
今回のテーマは「タニワタリ」
そして、タニワタリを引き立てるお花はバイカウツギ、ガーベラ、アストランティア。
今回は土曜日の午後から開催となりましたので、
土曜日の午前中に生け込みに行きました。
「生け込み」とは作品づくりのことです。
タニワタリを目立たせるために、どーんと中央に生けます。この長さのタニワタリは迫力があります。
タニワタリというと、丸めたり、曲線を出すのですが、今回は敢えてのまっすぐ。「どーん!」
そしてバイカウツギ。
バイカウツギは梅花空木、と書きます。
枝が細くて中が空洞で、折れやすいので、そっと扱います。
下から上へつながる勢いを出したかったのですが、
もさもさした感じになってしまいました。
初日に見に来てくださった方が、
秋のいけばな展の作品のほうが良かった、
今回は時間が無い中生けた感じがする、
と伝えてくださったんです。
それを聞いて思いました。
何が原因なんだろーって。
私はだいたい事前に生けたいものを決めておくのですが、今回は生けたいイメージに引っ張られ過ぎた感じがありました。
生けたいイメージ、というのは本番前に親先生のところでお稽古した作品のことです。
そして、見せたいタニワタリよりも、
周りのバイカウツギのあしらいに気を取られて、バイカウツギの葉の整理が足りなかったと思い至りました。
生け直した作品が冒頭のこちら。
ほんの少しの違いですが、すっとした感じがしますね。
バイカウツギの花が咲いてくれたら、もっと白がぽぽぽ、と散って可愛らしかったのに、と思うと、もともと白が欲しかったので、数日前に買って、家で咲かせれば良かったな、ということにも思い至り、反省の多いいけばな展となりました。
独り立ちしてまだ初回。がんばれ、私、です。
グリーン多めのいけばなは、珍しいのか、
「好きな感じ」とお伝え頂いたり、
お写真撮っておられたり、
それぞれに楽しんで頂けたようで、良かったです。
どや!
とアート感満載でないところも
良かったらしいです。
いけばな展の開催中、お琴の生演奏がありました。初日の午前中だけだったのかもしれませんが、お二人で演奏してくださってそれもとても素敵な雰囲気でした。
次は11月 秋のいけばな展です。
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