高校生と語るポストモダンnote版イラスト

高校生と語るポストモダン~近代と教育と構造主義を語る~

 どうも、「北海道から、日本の教育を面白く!!!」をテーマに活動しています、藤本研一です。

 高校教員としての4年間の勤務を経て、札幌で「作文教室ゆう/北海道学習塾ゆう」を運営しています。

 教員→塾経営者という道をたどっている私も、元は「教育学の研究者」です。

 曲りなりにも早稲田大学教育学部→早稲田大学大学院でずっと「教育」を研究してきました。

 

 本書『高校生と語るポストモダン』は、そんな私の処女作(童貞作?)とも言える作品です。

 書いたのは早稲田の3年生の時。思えば生意気なころでした。

 

 文系の大学に入ると、「ポストモダン思想」についてやたら習います。

 ですが、その議論が分かるためには「ポストモダン思想」が批判した「近代思想」が何かを知っていないといけません。

 困ったことに、高校までの学校教育では「近代思想」とは何か学べないのです。

 そのくせ、大学入試の現代文には「近代思想」や「ポストモダン思想」について知っていないと解けない問題がワンサカ出ているんです。

 このアンバランスを、なんとかしたい!

 当時 大学3年生だった私はアタマを搾ったわけです。

「そうだ、高校生向けに、ポストモダン思想がカンタンに分かる本を書けばいいんだ!!!」

 そう思って書き上げたのが本書『高校生と語るポストモダン』です。

 書き終えた後、いろんな知り合いに1冊1,200円で販売していました。

 反応は上々。

 ただ肝心の「高校生」にはあまり売れませんでした。

 幅広くいろんな人に読んでもらうため、今回1冊1,000円で販売することにしました。その上、先着5名限定で、500円としています。

 売れ行きによっては元の金額である1冊1,200円に、あるいはそれ以上にすることも「やぶさか」ではありません。

 

 いちばん嬉しいのは、やはり高校生に読んでもらうこと。

「この本のおかげで、現代文の評論文が分かるようになりました!」

「この本を読んで現代思想に興味を持ちました!理系志望でしたが、文学部を第一志望にしようと思います!」

 そんな人を1人でも増やしたいと思っています。

 面白ければぜひシェアをお願いします!!!!

ここから先は

16,077字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?