2023年 京王杯SC 予想
レース傾向
かなり荒れやすく1人気が飛びまくるレース。
重馬場になると変わってくるが基本的には高速馬場適性があるか否かが重要であり時計勝負に対応できない馬は切っていいと思われる。良馬場開催時は過去10年で最遅でも1分21秒台であり、基本は1分20秒を切るか切らないかという時計になってくる。
差さるか前残るかは正直展開やメンバー次第なところもあるので適性と能力重視で軸馬を選んでいきたいところ。
レース予想
まず間違いなくベレヌスが逃げると思われるが、この馬がペースメーカーになるだろう。ベレヌスは近走見る限り完全にピークアウトしているし、スローでもハイでも残れないのでおそらくほぼ無視された逃げになるんじゃないかな。先行馬は多いけど絶対的な馬がいないだけにミドルペースぐらいで進むと思われ、基本的には能力勝負と思っていいはず。
そんな中1人気濃厚のダノンスコーピオンだが、正直枠はキツイと思う。
差す競馬濃厚だけど、先週のレースを見る限りとにかく内が開かないので外回し必須。人気も背負うし外を回すロスがあり、かつ5か月明け海外帰りの競馬ということで届かずの4,5着になる可能性も十分あるとみた。
ほかに人気しているのはピクシーナイト、ゾンニッヒだけど前者は鞍上もかなり不安だがとにかく状態面が不安。全盛期並に戻っていれば当然上位だがあれだけの故障があっただけに、走れる状態に戻れるだけ立派だと思う。走ってきたらおめでとうで良いので切り一択で考えている。ゾンニッヒは切るまではいかないがレーンで過剰人気かつ中山で強い馬なので高速馬場の時計勝負には明らかに向かない。1400への距離短縮も未知数で、紐までが妥当かなと思う。
そんな感じで上位人気所すべてが不安なので、馬券的には穴から行きたいところ。まず本命に推したいのは⑧トラヴェスーラか。走っても走っても人気しないタイプで左回りは特に安定感のある走りをしている…のに人気がない!仮にも昨年2着馬で前走G13着馬がなぜか人気しなさそうで、ついに重賞制覇のチャンスが巡ってきたのでは。8歳ということで能力的な上澄みは無いだろうが1400ではすべて掲示板を確保しており、内2回は重賞2着と安定勢力。能力や実績だけなら最上位評価でもおかしくはない。前走では重馬場でも走ってきたし、どんな馬場でも差してくる堅実な軸じゃないかな。
やや人気はしているものの⑫レッドモンレーヴの巻き返しも期待したい。前走は致命的な出遅れがあり、勝負所でも進路がなく大外のさらに外を回ってくるような超大ロスがありながらも上り33秒の末脚を使い0.4秒差まで追い上げる大健闘。距離は初めてだが得意の左回りに戻っての前進に期待したい。
穴としては2年前の勝ち馬である⑭ラウダシオンあたりも状態が戻っていれば全然あるし、浜中に手が戻る⑮ダディーズビビッドも阪急杯ぐらい走れば十分足りる。
この辺が気になるところではあるので、あとは馬場を見ながら馬券を検討したい。⑧から⑫⑭⑮に流すかな~とは思ってるけど外差し馬場か内前馬場かの見極めをしてから馬券を組み立てます。
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