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ChatGPTが「リアルな声」を手に入れた!新機能「高度な音声モード」がすごい。

ChatGPTに新しいボイスモード「Advanced Voice Mode (高度な音声モード)」が追加されました。

これ、めちゃくちゃすごいんです。特に、日本語を流暢に話せるのと、感情もちゃんと表現できるところがポイント。そのボイスモードのすごさについて紹介します。


日本語がめっちゃ上手

ChatGPTの新しいボイスモード、日本語を話すのがすごく自然。しかも、標準語だけじゃなくて、関西弁とかもいけちゃいます。

てことは「地面師たち」のあの人物再現できるかな?と思って試してみました。

ボイスプロンプト
「土地の契約を急かす営業マンを関西弁で怒りながら演じて」

ChatGPTの回答
「あんさん、この契約、いつまで待たせるつもりや?ワシらかて時間無限にあるんちゃうねんで!さっさとハンコ押してくれへんと、こっちも次の手考えなあかんのや!」

結果、ほんとに感情むき出しで、怒りながら関西弁でまくし立ててくる演技でしゃべってきた!

ネイティブの関西の方は微妙な違いが分かりますか?関西外の私には違和感無くリアルに聞こえました。

新しいボイスモードでこんなに細かいシチュエーションまでリアルに表現できるの凄すぎです。


動画にしてみる

これは先程の地面師の声をもとに動画化したものです。

ChatGPTの声にAI画像を組み合わせたら、人間がしゃべってる風の動画も作れます。「hedra」ってツールを使えば、口の動きもそれっぽく合わせてくれるんです。組み合わせ次第ですごいものが作れそうですね。

「hedra」はこちら。無料で使えます。


魔女の声もいける

ChatGPTは声優みたいなこともできます。おとぎ話風にして魔女も女の子も声色を変えたり、感情を込めたりしてすごくリアルな感じになりました。子ども向けの物語とかいいかも。


ボイスプロンプトをまとめました

ChatGPTのボイスモードでは、「大きい声で」や「低い声で」、「ゾンビ風に」など、いろんなボイスプロンプトがあるので、その一部を表にまとめました。みなさんも他のバリエーションを考えて試してみてください。


注意ポイント

以下に、ChatGPTの「Advanced Voice Mode」を利用する際の注意ポイントをまとめました。

  • ChatGPTの有料プランのユーザーが利用可能。

  • テキスト入力での指示はできない。

  • 基本、歌えません。

※私がいろいろ試したら、伝え方次第でたまに歌ってくれました。


まとめ

私は画像・動画・音楽など日々さまざまな最新の生成AIツールを試してきましたが、日本語を自然かつ感情的に表現するAI音声ツールだけがなく嘆いていました。
今回のこのChatGPTのボイスモードでついに必要なツールが揃いました。これらを組み合わせてクリエイティブの先端を探求していきます。

ChatGPTの新しいボイスモードをまだ使ってない人は、ぜひ試してみてください!きっと「うわっ!リアル!」っていいますよ!

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