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#112「【中級者向け】心電図検定2級の全てを語ります。」の裏話

ご視聴、ありがとうございました。
この動画は、実はずっとずっと前から撮ろうと考えていたものでした。
動画内でも話していますが、自分が実際に心電図検定の2級に合格したのは1年前だったので。
しかし他にやりたい企画がどんどん出てきて、こんな時期になっちゃいました。
そのせいで1年前の試験を思い出しながらうろ覚えで喋ることになってしまいました。
次に1級を取ることがあればその時にはすぐ動画にしようと思います。
#反省を活かす男なかじー

特に話すことはないっちゃないんですが、なんで自分が心電図をたくさん勉強したかをお話ししましょうかね。

病院で働いてない方はご存知ないかもしれませんが、心電図は、入院患者さんのほぼ全員が受ける検査なのです。
こんな検査、実は他にほとんどありません。
採血と胸のレントゲンくらいだと思います。
例えば胃カメラなんて、胃が悪そうな人しかやりませんよね。
しかし、心電図は心臓が悪そうな人はもちろん、心臓に異常がなさそうな人も受けることが多いです。
なぜ全員が受けるかというと、①短時間で検査ができて、②被曝や痛みなどの侵襲がなくて、③重要な情報を多く集められるから、です。
他にもメリットはあると思いますが(例えば保険点数が低いとか)、とにもかくにも心電図は、入院患者さんみんなが受ける検査なのです。
しかも、大病院のICUなど最先端の診療が行われる場でも、地方のクリニックなどのような一般的な診療の場でも、健康診断やApple Watchなど病院の外でも、どんなところでも心電図は扱われています。
しかもしかも、1903年にオランダのEinthovenが心電計を作ってから100年以上が経ちますが、未だに心電図検査は現役なのです。
100年以上の歴史を持つ医療行為ってそう多くはないんじゃないでしょうか。
#他にも知っていたら教えてください

ということで。

僕たちが医業をやる上で心電図を見なくていい日なんて来ないのです。たぶん。
だとしたら、将来どんな働き方をするにも、医師として働く可能性がある以上、心電図をよく読めるに越したことはないのです。

自分が詳しければ当然目の前の患者さんを助けることができるかもしれませんし、心電図について学びたい後輩への教育にも役立ちますし、近年の5GやIoTなどの流れ的には当然テクノロジー分野でも心電図の知識に対する需要は大きいと思われます。
勉強しない手はありませんね。
勉強しましょう。

そんな風に自分は考えているので、心電図についてもっともっと勉強しようと思います。
そして、気が向いたら、心電図検定1級を受けて腕試しをしてみるかもしれません。

というか、そういえばタクトが2021年1月の心電図検定で2級を受験するそうです。

密着しなきゃ。
#まずは応援しろ

お楽しみに。
そして、勉強頑張りましょう。

編集担当:なかじー
総編集時間:16時間

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