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つげった夢日記 002

夜の電車の中。たぶん東横とか都内の電車。

ステレオタイプな、おぼっちゃん系タチワル学生達が車両の真ん中を陣取り喋っている。

いじめられ役であろう人物のことをどうにかしてやりたいと苛立ち混じりに作戦をたてている。

そんなことこんな中で話すなよと思いつつ、車両を移りたいけど、移ったら移ったでこっちにタゲが来る可能性を恐れてそのまま。

今自分がどのへんを走ってるかすらよくわからず、次の駅はどこだ?と、ドア付近の広告を探すも、タチワルの向こう側にあることがわかり断念。

とりあえず電車を降りようと、次の駅で降りる。

タチワル達も降りてきてしまった。

駅の構内に響き渡る声。

こんな駅知らんし……

彼らから離れるように出口をさがす。

出口らしき天井の高い場所を見つける。

タチワル達が苛立った感じで、ターゲットを探している。

ライターのようなものをカチカチさせながら、どいつをタゲろうかと、近くの人に近寄って品定めをしている。

駅員は怖がって何も出来ないんだろうな……と、諦めてとっとと駅から出ようと改札口を探す。

自分の後ろまで迫ってきた。

ここで走り出したりしたらヘイト買いそうだから、ゆっくりと。

改札を見つけた。

スマホをかざして駅から脱出。


付けてきてはないようだ。

つか、ここどこだよ?

参ったな。駅に戻るわけにはいかないし。

逃げ出した事に若干の後ろめたさを感じてる。

そういえばこのあたりに友達の家があったかもしれない。

いきなり友達の家の玄関。

靴がむっちゃある広い玄関。

2人の女友達と彼女たちの部屋に。

「ここがどこかよくわからんのよね…… 変なヤツラが駅におってさ。とりあえず学芸大学まで行けばあとはタクシーでも帰れるから、そこまでの行き方教えて欲しいのよね。」

そう尋ねると、「わかった」とひとりが立ち上がる。

「いや、別にひとりでもいけるから教えてくれるだけでいいよ」

というも、「気にしないで」と2人で付き添ってくれるらしい。

助かると思いながらも、なんか悪いなとも思う。

部屋から出ると、同居人の人と階段ですれ違う。

あれ?ここあの子のうちじゃないんかな?

さらに階段を降りると、お父さんらしき人も階段を降りている。

マンションにありそうなデカい非常階段みたい。

こんばんは。と挨拶して、玄関へ。

靴が多すぎて、自分の靴が見当たらない。

玄関には友達以外の2人の女性がいて、靴を選んでいる。

自分の靴を探すけど、大量の革靴が並んでいて、片方しかないものがあって気になってパズルみたいに揃えながら、自分の靴を探す。

先客の露出度の高い衣装を着ている石井さな子風の女性が、靴選びに迷ってて、2つの靴のどちらに合うか?と訪ねてきた。

近くで衣装を見るとさらに露出度が高いんだけど、ちょっと年齢を感じるな…と思ったりして、友達の家なのに失礼なこと考えたと後悔する。

初めに合わせようとしていた靴の方が、着ている服とコンセプトが一緒だったからそっちの方が統一感があるけど、もう一個の方が衣装を引き立てるからそっちの方がいいかも?と意見する。

「あらそう?」と、上機嫌なのを見て、さっきの罪悪感が薄れていく。

自分の置かれている状況を思い出して、ここからタクシーで帰ったら1万円位かかるよなぁ……と、終電に間に合うか気になってくる。

時計を見ると23時半。

都内だし週末だからなんとかなるか……なれよ?

と、若干焦る。


ここで目が覚める。

続きが見たくて寝ようとするも断念。

トイレに行くと、まだ日差しが入っていることに気づく。

19時。

なんだか得した気分。


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