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実は故人は盆に帰ってこない説


お盆も中日になり、明日は送りも盆になります。

墓参りは最終日の夕方が良いとされています。

そして、送り火を焚き終わったら、お盆の片づけで終わりになります。




お正月とお盆は先祖が帰ってくる行事とされています。

お正月は神事寄りで、お盆は仏事よりです。



話は変って、人は無くなると「極楽浄土」へ行きます。


キリスト系の言う天国は「信者の魂が永遠に祝福を受ける場所」ですけど、仏教では「悟りの修行に最も適した場所」なので、少々意味合いが違いますね。



国民性が出ているんだと思います。


ちなみに宗派によりますが、仏教は懐が広いので「南無阿弥陀仏」と唱えると、極楽浄土に行けます。



それは、極楽浄土のオーナーは阿弥陀如来だから、「阿弥陀さんを全面的に頼ります」と宣言したら、入国する事が出来るようです。


そこで、悟りを開くために最適な場所ですから、スピードラーニングの如く、悟りへの速度が上がるので精進できます。



ここに故人がいれば、盆と正月に帰ってこれるでしょう。


しかし、輪廻転生って聞いたことがありますよね?

生まれ変わりってやつです。

もう一回現世で修業してコイと言われるようなものでしょう。


故人が生まれ変わっていたら、あの世から帰ってくることが出来ません。もう、そこには居ないからです。



しかし、故人の為にこうやった良いだろう、ああやった方が良いだろうと考えて行う事で、こちらの心があちらに近くなる事があると思います。


だから、盆と正月に故人を迎える行事をするのは無駄ではありません。



しかし、悟る事が出来れば、涅槃(ねはん)に入る事が出来て、輪廻から解放されます。



そんな事を思う台風の朝




ちなみに、ワタクシは無宗派なので様々な考えが混ざっています。これは違うんじゃない的な話はご遠慮ください。

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