THライナーに乗車しました

先日、平日の会社帰りに「THライナー」を利用しました。

THライナーは、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)と日比谷線を直通で運行する全席指定の電車です。
上りは東武線区間、下りは日比谷線区間が「乗車専用」となり、もう片方の路線区間が「降車専用」になるうえで停車駅がかなり少ないので、通勤時の少しの贅沢として使える通勤ライナーといった感じでしょうか。
全席指定なので確実に座れるのはありがたいですね。
下りのメイン乗車駅は恐らく霞が関や銀座あたりかと思います。そこから降車駅の最寄である新越谷まで50分程度。18時から20時ころのラッシュ時間帯に確実に座れるというアドバンテージはなかなかのものがあります。

気になった人は詳細を調べてもらうとして。

今回、銀座から新越谷までの区間を、19時台の下り電車に乗ったわけですが、普通に日比谷線で帰ろうと思ったらほぼ座れないですからね。座席の近くに立って、たまたま目の前が空くのを待つしかない状態に比べれば、肉体的にももちろんですが、精神的にも明らかに楽です。

この電車に580円の追加料金の価値があるのかどうかという話になると、人によるとしか言いようがありませんが、自分だったら週に1回くらいなら使ってもいいかなと思いました。
たまに常磐線でも上野から柏までの30分程度をグリーン車にしたりしてましたしね。その抵抗感があるかどうかはけっこう重要そうです。

そう考えると、値段はともかく1時間に1本という頻度はちょっと少ない気もします。待ち時間がどうしても発生してしまう。
普通の電車で帰っても、立ちでいいならそこから1時間で帰れるのに、その電車を待つために20分とか待機しなければいけないとなると、なかなか悩ましいです。

あと、使ったのは木曜日でしたが、席は半分程度埋まっていた感じです。
これが多いのか少ないのかは分かりませんが、金曜夜とかだともう少し多そうな気もします。
ただ、席はいわゆる2席2列のクロスシートですが、2席のあいだの肘掛けが収納式で小さいので、知らない人と隣同士になるとちょっとつらいですね。隣に誰も座っていない人と同じ金額を取られているのに……みたいな気分になりそう。

色々思うところはありますが、たまに使うならありだと思います。何よりも確実に座って帰れるというのはありがたいです。
値段設定もたぶん絶妙で、これが300円とか400円とかならお客さんが殺到しちゃいそうなので、これはこれでいいのかもしれません。

機会があればまた使わせていただきます。

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