日本アカデミー賞、やるじゃん。

結論からいこう。

シムウンギョンと松坂桃李の最優秀主演と最優秀作品賞に、私は本当に元気をもらった。

本当におめでとうございます。


ど田舎に住んでいる為、当然地元では観られなくて、県外出張の時になんとか観たいと思っていたけども、なかなか難しく、結局、たまたま東京の友人に会いに行った時に観られて、圧倒された作品で。

20代中頃までの日本人の女優さんでは出来ない役、事務所がやらせないような役だったんじゃないかなと。

ユマニテ所属?とはいえ、シムウンギョンさんは韓国の方で、でも日本人の役で、それでも本当に役にぴったりで、胸を打たれた。


公開した時期的に、現実とのリンク感があったのは確かだけど、映画なので、あくまでも創作物として観たつもり。

映画全体から漂っている不安感とか恐怖感が、とにかく凄かった。映画館で映画を観るって、こういうことだ!って感覚。


とにかく、観て。沢山の人の目に触れて欲しい。

シムウンギョンさん、最高だから。

松坂桃李さんに言及しなさすぎてるけど。

いつのまにかイケメン俳優とか元ライダーみたいなの、全然なくなったな。

仕事に真摯に向き合い続けた結果なんだろうな。

すごく葛藤のみえる、素晴らしい演技をされてて、素敵だなぁと感じました。


このご時世ですが、エンタテイメントの世界には、変な対立が生まれませんよう。


何が一番嬉しいって、最優秀主演女優賞獲ったら次の年の司会だから、それも含めると、正直、日本人選んだ方が楽だと思うから、本当に、忖度なく選んだんだなって思えたところだったんですけどね。


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