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#008 出版社から本を出版して今、正直に思うことをつらつらと【古性のちの頭の中】

タイでしばらく食中毒にかかり死んでました古性です、こんにちは。

これで海外で当たりくじを引いたのは実に3度目。最初がフィリピンのムール貝、2度目がインドの謎のスパイス煎餅、そして今回はタイのローカルフードで半熟卵にあたりました(多分)

こんなに愛してるタイで当たるなんてもうショックすぎて…情けない…
すっかり旅人の腕前(?)がここ数年で鈍ってしまったに違いない。鍛え直します。

11月30日に玄光社より本が発売になりました

雨夜の星をさがして 美しい日本の四季とことばの辞典

ところで前置きとのギャップがすごいのだけど、書籍が発売になりました。
この1年間何度も何度も修正を繰り返してきて、大事に育ててきた書籍です。
500個の季語と意味が収録されているのですが、途中本当にしんどすぎて(いやもちろん私だけではなく全員しんどかったに違いない)投げ出しそうになった夜もあった。でもできた。ついにできた。
この記事が公開されて2日後には全国の書店に並びます。
初版は5000部、どんな人の本棚に収まることができるのか、今から本当に楽しみです。

本を出せば認められるのかな、って思ってた。ところで「誰に?」

どこから、何から話そうかな〜って思ったのだけど、多分この話からしたほうが良い気がする。そんな気がする。
わたし、人生の大半結構長い期間、ずっと書籍を出したかったんです。
人生でやりたい100のことの中には「本を出す」って昔から書いてあったし「次にやりたいことはなんですか?」って何かのインタビューで聞かれれば「本とか写真集とか出したいです」って答えていた気がする。
その理由を聞かれるたび、自分の写真が手に取れるようになったところを見てみたいとか、自分自身が本が好きで〜と話していたし、もちろんそれは全く嘘ではなかったけれど。

それでも何よりもまず、本を出すことで認めてほしかった のだと思う。

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