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#66 結局何を掴んでも「自分」に辿り着く。 |古性のちの頭の中

休日、時間が空くとおこなう私のルーティーン。
それは「ひたすらにアニメを観ること」。
異世界もの・ラブロマンス・サスペンス・アクション、何でも良い。
耳は日本語、字幕は英語に設定をし、膝に置いたPCで観る。
身体中がふわーっと違う世界に入っていくあの時間がたまらない。
「あんまりそういう印象がないです」とびっくりされるところまでがワンセット。その反応で、私との相柄が大体わかる。
年間で100本以上は観ると思う。

気力がある時には新作を、ちょっと疲れている時は一度観たものをもう一度繰り返し再生する。

数あるお気に入りアニメの中の1本に「シュタインズゲート」がある。
ある日偶然生まれた「タイムマシン」をめぐり何度も世界線をループする話だ。


引用: http://steinsgate0-anime.com/

主人公の岡野倫太郎が何度も何度も自分の生きている世界線のリセットボタンを押し、たったひとつの彼の中の正解を探し続ける。岡部倫太郎が過去に戻る旅「今度こそ」と私も手に汗を握り、主人公と同じ世界線を繰り返す。


子供の頃から「あの時あちら側を選んでいたら」とぼんやり考えるのが何でか好きだった。でも過去の「たられば」話を極端に嫌う人もいる。「そんな、今更どうしようもない後ろ向きな話をしてもねえ」と言われてしまう。

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