vol.5 「転勤するごとにレベルアップしている自分に目を向ける」転妻歴4年目、もいもいの場合
はじめまして。もいもいです。
今回有り難いことに、れみふくさんからお声がけいただき、転妻図鑑を書かせていただくことになりました。
昨年息子が産まれ3人家族になったのですが、転妻としては旦那と2人での生活が長いのでそちらの経験を書かせていただきます。
まだまだ転妻歴は浅いのですが、そんな私の体験でも誰かの参考になったり励みになったら嬉しいです。
一つのケースとしてお読みいただけると幸いです。
マンガ「転勤するごとにレベルアップした私」
漫画で描いたように、私は転勤族のことをあまり知らずに転妻になりました。(というより、経験してわかったことが多かったと思います)
そうして色々と現実的に厳しい転勤族の洗礼を受けてきました。
しかしそんな転勤生活の中でも得られることはたくさんありました。
色々と挑戦していくうちに自分の出来ることが増えて成長しているなと感じたのです。
転妻にならなかったら出来なかった経験もあり、それらは自分を成長させてくれたのかなと思います。
未熟な自分に気づくきっかけでもあったのですが。
過去の自分を振り返ってみて、転勤するごとにレベルアップしている自分に目を向けることを大切にしています。
次の章から、私が転勤生活の中で変化したことや行ったことなどをご紹介していきたいと思います。
転妻になって変化したこと
・働き方の模索をした
・生活面では、転勤することを考えてあまり大きな家具を買わなくなった
仕事についてはどこでも働けるような力をつけていきたいと考えるようになりました。
私の場合は、在宅で働くことができるイラストを頑張っていこうと決意しました。
昔から絵を描くことが好きで趣味程度に描いていたのですが、転妻の自分でも誰かの役に立ちたい!という思いから仕事にしていこうと決めました。
今は将来的に十分な収入に繋がるよう日々勉強しているところです。
これは旦那が働いてくれているからこそ出来ることだと感謝しています。
最初は旦那のお金だけで生活させてもらってることに後ろめたい気持ちがありましたが、私は転勤に帯同しお互い支えあって生活しているんだと思うことで今は納得して暮らしています。
また外で働くこともたくさんの人と関われて好きなので、いざというときに働けるよう資格をとったり準備もしました。
孤独になった時に行ったこと
転妻になると、孤独を感じることが増えました。
家族、友人と離れて基本的に旦那と二人になるからです。
その旦那も平日は遅くまで仕事でいないので、日中は一人になってしまいます。
そこで、私は以下のことを行いました。
・自分が打ち込める何かをする
・仕事を始める
・市の開催しているイベントに行ってみるなど自分の住んでいる地域に目を向ける
・孤独を力に変える
ずっと一人で家にいると、自分には何もないとマイナスなことばかり考えていました。
やはり仕事を始めたり、イベントに参加するなどして外に出て繋がりを作ることが精神的に大事だなと痛感しました。
人は一人では生きられないという言葉の意味を知った気がします。
そして、最後の孤独を力に変えるということですが、孤独は自分を見つめる大切な時間でもあると思うのです。
孤独をマイナスに考えないで、自分を見つめ、高めていく時間でもあるということを転妻になって前向きに考えるようになりました。
私の場合は、好きなイラストを練習したり、家族にずっと健康でいて欲しいという思いから料理の勉強をしました。
孤独は自分を成長させる時間でもあるんだ!と思うようにすることで、少しは寂しくなく有意義に過ごせるのかなと個人的に思っています。(無理にがんばる必要はないです!)
転勤生活のモチベーションの上げ方
転勤先に引っ越した時、最初は慣れるまで時間がかかります。慣れてからもマンネリしてしまうこともあるかと思うので、私なりのモチベーションの上げ方をご紹介します。
・転勤先の美味しいものや観光地を楽しむ
・お店やカフェを開拓(美味しいお菓子を見つける)
・お気に入りのお散歩コースを作る
・いいところを見る
(自然が多い、子育て支援が充実している、住みやすい県ランキング上位など)
・美容室や病院探しなども引っ越したらイチから探し直しですが、自分にあったよりよい所を見つける力がつくと考えて楽しむ!
転勤がなければ来ることがなかった場所を、せっかくなのでいろいろ見つけて楽しむということを大事にしています。
転勤先で知ったお菓子や美味しいごはんなど、家族や友人に紹介することもできて、喜んでくれるととても嬉しかったりします!
現在の私を支えていること
・家族団欒の時間
旦那が帰宅してからの夕飯の時間や土日お出かけする時
・実家、義実家の家族と会う、電話、オンラインビデオをすること
・自分のやりたいことができている(旦那に感謝)
・ネットで同じ境遇の人たちと繋がって交流する
転妻になって、家族や友人と離れてみてやはり家族はとても大切な存在だと改めて気づきました。
旦那が帰宅して一緒に夕飯を食べる時、その日にあったことを話したりするのが毎日の楽しみでもあります。あまり話す人がいないので。笑
家族、友人とは時々LINEやビデオ電話をしています。特に転勤して慣れない時に話を聞いて支えてくれたのは精神的に本当に救われました。
また、SNS を始めたことで同じ境遇の方々と繋がれたことも大きかったです。
今、転妻の皆さんのエピソードを募集して漫画化し、皆さんと共有する『転妻エピソード集』を作っています。
れみふくさんのこの転妻図鑑を見て、私も何か転妻の皆さんの力になれることをしたいなと思い、始めたのです。
他の転妻さんはこんな時どうしてるのか知りたい時、ちょっと転勤生活に疲れた時など気軽に覗いてみて下さい。
あなたは一人ではない、転妻仲間がたくさんいるということを感じていただける場所でありたいなと思っています。
そして、これを機会に転妻の事情について多くの人にも知ってもらいたいなと思っています。
まだまだ始めたばかりですが、良かったら見てくださると嬉しいです。
そして、今この記事を読んで下さっているあなたが転妻さんでしたら是非あなただけのエピソードをご応募下さい!
転妻エピソード集
↓
http://isakura1992.livedoor.blog/archives/8210037.html
エピソード集応募フォーム
↓
まとめ
転勤生活は大変ですが、マイナスなことだけではないと思っています。
自分なりに試行錯誤し、いろんな経験をすることで確実に自身の成長に繋がっているからです。
私の場合、あのまま一人で仕事をしていたら今の自分にはなれてなかったと思います。
それはある意味良かったかな、と。まだまだですが、やっと一人の大人の女性として生きていくスタートを切れたのかなという気持ちです。
まだまだ転妻歴が浅い私がいうのも変ですが、転妻は日々頑張っている自分に自信を持って、認めて褒めていって欲しいと感じています。
ただでさえ大変な環境のなかで頑張っている自分を労ってほしいと思うのです。
転妻は本当にすごい人たちなので、、!!
きっと、いつかあの時の転勤先での自分の頑張りがあって良かったなと思えるような素敵な未来がやってきます。
家族の為に毎日頑張っている転妻の皆さんにたくさんの幸せが訪れることを願っています!
長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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