「あとのラジオ」 春分から清明へ

担当するFMラジオ番組 Radio BREATH OF EARTH   
二十四節気、雨水から啓蟄の回「あとのラジオ」

番組オンエアで紹介した内容や、触れられなかったことなどをまとめていくブログとして。思い出したり気付いたら編集する公開の原稿のような感じで書いています。通常の歳時記や季節の話の他、そこから派生する食や身体のことなども少し調べてみた上で、自分の感覚ではどんな季節感なのか、小さな思い出や日常を交えつつ、まとめながら。再放送のタイミングで投稿していきます。
よければお付き合いください。

番組のオンエア自体は以下のタイミングです。
リンクやプロフからブラウザにてお聞きいただけます。のでよかったらどうぞ。

WebSites Radio → https://suzume138.wixsite.com/kazemeguru/radio

放送日
2024・3・29 桜初めて開く(春分)本放送
2024・3・22 燕至る(清明)再放送


桜初めて開く(春分)本放送

その春に初めて桜の花が咲くころ。
古来、人は桜を愛で、数々の歌を詠んできました。

日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー

古来より人々に愛でられ、読まれてきた桜がようやく花を開き始めるころ。桜を読んだ最初は「日本書紀」以来、日本の花を代表する国花でもあります。桜は、別名「夢見草」(ゆめみぐさ)。

イラストで楽しむ日本の七十二侯

桜の天気
「花冷え」「花曇り」「花雨」「花嵐」などと言われる。
ように桜を通して天候を感じた言葉が多い。

散りゆく桜
「花吹雪」「桜颪」「飛花」、水面に落ちて流れていく桜を「花筏」咲き始めから散りゆく移ろいまで愛でられてきた。

山桜と染井吉野
お花見の桜は染井吉野がほとんどですが、実は比較的新しい品種だとか。
江戸時代に作られたそうです。
それ以前は桜といえば山あいにほんのりと咲く。山桜のこと。
一重の花、少し紅をおびいてる。


清明

清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、清明が輝く季節の到来です。

日本の七十二侯を楽しむ ー旧暦のある暮らしー

清浄明潔
植物たちの芽
踏青
五行説 春は青

この時期の食や養生

この時期の食材

キャベツ、イチゴ、たけのこ、玉ねぎ、ラディッシュ、あさり、あおさ、もずく、山椒など。

キャベツ


たけのこ



この時期起こりやすい不調

のぼせ、ほてり
寒暖差から来る、風邪




玄鳥至る(清明)再放送

海を渡ってつばめがやってくるころ。
また去年の巣に戻ってくるだろうかと気にかけたり。

日本の七十二を楽しむ ー旧暦のある暮らしー

つばめ
言われ。商売繁盛?
優しい人が好き?
15%ほどの確率
何キロ飛ぶの?



話が飛びましたが、次のコーナーへどうぞ
↓娘担当のはんなり喫茶室です。

はんなり喫茶室

桜茶  3/28

みなさんこんばんは、少し春らしい季節になって、もう少ししたら桜が咲いてきそうですね。
ここ最近は色々なお茶を調べていますが、今回は春らしいお茶のひとつ桜茶を紹介したいと思います。
桜の塩漬けにお湯を注ぐと、ふわりと花が咲いたように開く見た目からも縁起が良いとされてきました。
桜茶は、茶と着きますが主に茶葉は使わず、桜の花の塩漬けにお湯を注いで飲むもので、桜湯とも呼ぶようです。

江戸時代ごろから飲まれているそうで、お見合いや結納などの人生に関わるお祝い事の席では、『茶を濁す』という言葉からお茶を出さない風習があったそうで、その代わりに演技の良い桜湯が飲まれていたとか。
ちなみにこれ、上方では昆布茶が主流だったそうです。昆布茶はよろこんぶとかけていて、縁起の良いお茶でした。

桜の花や葉を塩漬けにすると、クマリンという成分が出てきます。これが良い香りの正体だそうで、二日酔いにも効果があるとか。
肌荒れの改善や肌に潤いを与えてくれる成分も含まれているそうです。
簡単に出来そうなので、機械があれば作ってみてください
それでは良い夜をおすごしください


今回の選曲

七十二候、燕至るに合わせて。鳥。翼。などをテーマに。
相変わらずですが、気ままに選曲しています。お付き合いくだされば。。

1:翼の王国・hatao nami スウェーデン伝承曲
hatao namiさんは関西中心に活動されている、アイリッシュ、スウェディッシュなどを基軸に、オリジナル中心にリリースされているデュオ。笛とハープの音色がとても心地よいです。曲のyoutube動画は見つからなかったので、ぜひ調べてみてください。

2: humingbird/ wilco
アメリカのオルタナティブロックやカントリーに類されるのか。
ただ独特の魅力があるのは確か。

3:Black bird/ ケニーランキン
ケニーランキンの良さ。どんなところでしょうかね。
僕はスキャットかな〜。などと思いますが。
ギターのヴォイシングも良いです。昔からよく聞かせてもらっています。

4:Birds of a feather / モッキー
ローズの音色やアレンジ、メロウなうた。たまらないですね〜

BGM
ヤン・ガルバレク
All those born with Wings- 3rd piece
ヤン・ガルバレクを初めて知ったのは、[Making Music]というアルバムで。言わずと知れた名盤なのですが。ザキール・フセイン。フルートにハリプラサードギターにジョン・マクラフリン、が参加したアルバムでした。これも同じECMのアルバムからですが、名義はヤン・ガルバレクのリーダーアルバムだったかと。



ご清聴ありがとうございました。
また番組でお会いしましょう。

IsaGuitarra 拝






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