海外FX業者の中でIS6FXの立ち位置確認

2020年10月からテックグループの傘下に入ってリスタートしたIS6FX、ここまで口座開設数が86000口座突破したというのだから純粋に驚きです。
これがどれだけすごい数字なのか、考えてみましょう。

海外FXで有名な業者といえば、
・XM
・BIGBOSS
・AXIORY
・TAITAN
・GEMFOREX
など色々あります。

その中でもXMは頭一つ抜けていて、2016年の時点で100万口座を突破しています。2010年からXMはサービス開始していますので、およそ6年間で100万口座突破ということは、1年で15万口座というペースだったということ。

これ10年目の今年、概算で言うならば少なくとも150万口座は越えているということになりますよね。

次に公表されているのはGEMFOREX、こちらは38万口座です。

こちらは2020年11月が7周年ということで大規模なボーナスキャンペーンを実施したのは記憶に新しいところです。こちらが38万を7で割ると、5.4万口座が一年で獲得できた口座数ということになります。

それに対して、IS6FXが89000口座ですが、3年目ということなので、ざっくり計算すると3万口座が1年で獲得できたということになります。

新規海外FXブローカーは勢いがあまりない？

XMがいいタイミングで日本のマーケットを一気にとった、ということも言えるのかもしれませんし、一度XMで取引した人が、ほかの口座に浮気していないということかもしれませんが、XMほどユーザーを一気に獲得した業者は出てきていません。

IS6FXが大盤振る舞いのキャンペーンをこれだけ打っていても、3年で90000口座程度ですから、2010年に始めたXMの勢いがどれだけすごかったのかわかります。

WEBを見てもほとんどのブログでXMを1位に上げていますし、その影響がとにかくでかいのではないでしょうか？

ただし実際XMってスペック含め大したことありません。。。

・レバレッジは888倍
・スプレッドも普通
・ボーナスも特別なものはない（3000円新規口座開設くらい）

と、最近勢いのあるGEMFOREXやIS6FXに比べると大したことがありません。でもなぜかXMのユーザー数は圧倒的なのです。

みんなが推すから私も推すといった、アフィリエイターの心理

株が値上がりするとき、ほかのマーケット参加者が買いそうだから買うという心理が働きます。

海外FXに関して、アフィリエイターなくして語れませんが、どの個人ブログをみてもほぼXMが一位です。

これはXMがスペック的に1位だからではなく、みんながXMを1位に推しているから私も1位に推しておこうという心理からXMを推しているように見受けられます。そう言い切るのはなぜかといえば、XMのスペックは他社に比べて秀でているものがないからです。

スペックだけを見ればIFOREXやGEMFOREXのほうが優れています。
ボーナスを見るならIS6FXがダントツで一番豪華です。

ただし、認めないといけないのは、これまで10年の中でXMが海外FXマーケットで奪った圧倒的なシェアです。財務的にもド安定しているんだろうなという印象もあり、結果的にXMに人が流れるということが起きています。
その昔はXMも100％ボーナスなどしていましたが、今は一切していません。しなくても客がじゃんじゃん入ってくるのでしょうね。。

ちなみに筆者はXMで口座を持っていますし、XMに対して何らマイナスの感情はありません。

ただ事実として、約定拒否やスリッページはXMで何度も発生しているし、DDの取引形態をしていることも確実で、決して安心・安全で盤石なブローカーだとは思えません。

なのに世間は、XMを1番に推します。

これは結局多くのユーザーにとって、XMを1位でおすすめしておけば、一番違和感がないという暗黙の了解があるため、結果的に多くのアフィリエイターがXMを1番にもってきています。それで人がXMに入り、事実取引高がふえ、財務状況がさらに安定する、といった好循環がXMの中で起きています。

ただしそれは雰囲気です。実際XMは使い勝手いい業者ではありません。

別の角度からみれば、あまり海外FX業者の分析や比較を、初心者の人がしていない、ブログやメディアのいうことを鵜呑みにしている、という気がしてなりません。

初心者が海外FXデビューをするなら、今なら絶対にIS6FXがいいに決まっています。

そこでやって新規口座開設でボーナスをもらい終えたら次はGEMFOREXにいって口座を開設すればいいのです。そうやって2回ただでクレジットをもらって取引をすればいいのです。

ドル円で、どちらか一方に1000倍でポジションもって、一気にお金を増やそうとすればよいのです。で、逆方向にいったら、カットされて、終わればいいのです。

そう、このやり方は損失が限定されており、リスクは投資金以上ありません。それでいて、予想した方向にレートが動けば、一気にお金を増やせます。

こういうチャレンジは上の二つのブローカー以外はやりにくいです。XMはその次の次くらいにやる口座です。だからなぜXMが1位に君臨し続けているのか、筆者は数年前から甚だ疑問でありました。

もちろん、世界最速の男ウサインボルトを広告塔にできるネットワーク力と資金力は、XMここにありという存在感をまざまざと見せつけたかもしれません。

しかしそれでいうならば、マニーパッキャオを広告塔にしているGEMFOREXも同じくらいすごいわけです。

というわけで、海外FXには様々なブローカーが存在します。

それぞれの特徴を上手にまとめているブログは沢山ありますので、しっかり確認することをおすすめします。

スプレッドの狭さにこだわったり、ボーナスの豪華さを重視したり、取引ツールで決めたりと、人によってこだわりポイントは千差万別。
自分が何にこだわって取引したいのかよく考えて、失敗のないブローカー選びをしてくださいね。

私はIS6FXでしばらくはいきます・・・