IPoE接続を導入してみた(前編)
2016年12月に引っ越してきた今の家は一応新築のマンションで、IIJmioひかりを導入しています。
上り1日20GB程度の転送量モニタリングはされているものの、おおむね良好な接続環境で特に困ってもいなかったのですが、なんとなしに見たIIJmioのWebサイトに載っていた「IPoEオプション無料!」の文字
「いずれ枯渇する」と言われているIPv4アドレスによる通信は終わる気配もなさそうですが、とはいえIPv4のPPPoE接続ポイントはトラフィックがパンパンらしく遅いとのこと。
そこで、IPoEを使用して接続のベースはIPv6にしつつ、IPv6上にIPv4のパケットを流せるとパンパンなポイントをスルーして快適な通信ができる、みたいなことが可能になっているようです。(IPv4 over IPv6)
IPv4 over IPv6 の技術は DS-Lite と MAP-E というのが実用化されていて、IIJmioでは DS-Liteで提供されています。
IIJのページを見ると「DS-Liteに必要な通信機器は別途ご用意ください」と記載されている。なるほど。今自宅では「ひかり電話」用にNTT東日本からレンタルされているホームゲートウェイ(HGW)「PR-400NE」と、無線LANアクセスポイントとして置いてある「Aterm WG1800HP2」を使用している。ところがAtermが非対応なんですね。買い替えはなー、、、
と、いうところまでが数か月前の話。
ふっと思い出したIPoE接続
「WG1800HP2」の対応だけ見て「DS-Lite非対応だから買いなおし」という謎の結論を導いてしまいオプション導入ストップしていたのですが、あらためてまたこのオプションページにたどり着いた際に「あれ、どっちかってと対応確認必要なのってHGWのほうじゃね?」と気づいたわけです。
で、「PR-400NE DS-Lite」でググると以下のページが。
なんだか知らないけど大量の機種が表示されるのでずーっと探していくと(ページ検索した)
「おお、あったあった。DS-Lite対応じゃん」ということで買わなくてもよいかと一瞬思ったのですが、よく見たら「IPoE」とだけしか書いてなくて対応なんだか非対応なんだかよくわからない。
ググってもほぼ情報ゼロ。
まあいっか、ということで勢いIPoEオプションを申し込み。
非常に簡単。金曜日に申し込んで日曜日にはオプション有効になるよ、とメールが来ました。
オプションが有効になった日
オプションが有効になった日曜日。朝から出かける用事もあり、夜10時ぐらいに思い出すぐらいに忘れていました。
特に家庭内のネットワークは支障出ていないので、IPoEの有効化だけでは何かの変化はなかったようです。
HGWの設定画面を見るとIPv4がPPPoEで接続されていて、IPv6のPPPoEは接続できなくなっています。どうやらIPv6のIPoEオプションは有効になっているようです。(PPPoE か、 IPoE でしか接続できないので)
しかしホームゲートウェイではIPoEに関する設定項目はありません。
こりゃだめだな、とあきらめてルーターを購入することにしたのですが、ちょっと長くなったのでいったんここまで。
ルーター購入後のことは後編でつづります。
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