鷺沢文香のウワサ「強いて言うならサンドイッチが好きらしい」

茜  「文香ちゃん、ご飯行きませんか?」
文香 「……。」
茜  (あ、読書中でしたか。ではまた今度に……あれ?そういえば、この間も読書していてご飯は簡単なものしか食べていなかったような……。)
茜  「文香ちゃん、失礼します!だーーーれだ!!」
文香 「あっ……。……茜さん?」
茜  「正解です!!ご飯、食べに行きませんか、文香ちゃん!」
文香 「えっと……そう、ですね。すみません、どうやら私、また本に夢中になりすぎていたようですね。目隠しされるまで気付かないとは……。」
茜  「いえ、こちらこそ邪魔をしてしまいました。いいところでしたらすみません。ですが……ご飯、ここのところちゃんと食べていないのではないかと……。」
文香 「……心配をおかけして、すみません。そうですね、きちんとした食事をしましょう。えっと、それと……お誘い、ありがとうございます、茜さん。」
茜  「いえいえ!文香ちゃんとご飯、楽しみです!さぁ、行きましょう!美味しいカレー屋さんを見つけたんですよ!」

文香 (ありがとうございます、茜さん。私には、茜さんのような多少強引な方が良いのかもしれません。)

文香 「……あの、茜さん……お昼もカレーだったのでは……?」


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