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「エアコンDIYをやめるべき」に対する反論

2020年7月18日に、エアコン工事ひでさんエアテクチャンネルのひでさんが
「エアコン取り付けDIY 【プロが解説】絶対にやめるべき3つの理由」
という動画をあげられました 。
下の動画はその動画に対する反論動画です。

よろしかったらお付き合いください。
動画と言いましても同じとこでずっと喋ってるだけで画面は変わりませんので何かしながら音声だけお聞きいだだいて、長い話になると思いますので
何か作業でもしながら聞き流していただければ幸いです。

素人の立場でそれは違うという意見を言う
私は DIY でエアコン工事をする動画を いくつか上げておりますし、つい先日もエアコン取り付けの DIY 動画 をあげたところですので絶対に止めるべきと言われるとそれは違いますよということになります 。
私は実際にエアコンの設置を専用工具無しでDIYでやって1ヶ月以上経っていますがそのエアコンはよく効いていますしもちろんやって良かったと思っています。それでそのやり方をを詳しく説明してできるだけ多くの方と共有したいと 思っているわけです。つまり DIY でエアコンを取り付けたいと考えている人に役立つようにと考えて お勧めしています 。同じようにやってうまくできたというコメントもいくつか頂いていますし間違っていないと思います。だからエアコンのDIYを絶対にやめるべきとは到底思っていないし 反論することになります。反論ですのでひでさんという人物に噛み付くわけではありません。ひでさんは工事業者さんの立場で お話されているので
その立場でのご意見に対して私は素人ですが、素人の立場でそれは違うという意見を言うということです。業者さんと素人では立場が違うから話にならないというのではなくてこれは違うと思うことや 逆になるほどと思うこと
(同じように思うこともありますし)そういうことをはっきりさせておいた方が良いと思います。

失敗リスク事故リスクが非常に多い
ひでさんの動画をご覧になっていない方もいらっしゃると思いますが
ひでさんは電気/空調のキャリア約25年のベテランです。チャンネルの概要欄にあるその山あり谷ありの人生経験を見ただけでも非常に魅力的なパーソナリティーの方であるとわかります。私はもう何ヶ月も前からファンですし作業はもちろん語りも興味深いのでチャンネル登録もしております。褒めておいてなんですが、問題はエアコンDIYやめるべきという動画ですね、説明文にリンクも貼っておきますのでご覧いただければと思います。もちろん私は何回も見ましたのでこの動画の概要をご説明しながら反論させていただきます。まずDIY を止めるべき3つの理由の1番目ですが、おっしゃっていることは失敗リスク事故リスクが非常に多いということ です。配管を曲げる時に配管を折ってしまってガス漏れする。そのガス漏れは密閉空間では窒息による死亡事故につながる。背板(室内機の後ろの板)の取り付け不良で室内機が落下して死亡事故につながる。電気工事士免許を持っていない人が 配線すれば 火災につながる。ポンプダウン事故では指が取れたり失明したり死亡する可能性もある。とういうことなんです。もちろんそうした可能性はあります。実際フレア接続の不良は素人が最も陥りやすい失敗だと思います。何の情報もなく初めてやれば失敗する確率は確かに非常に高い。その点で異論はありません。だからといって結論が絶対にやめるべきと言うのではなくて
どうすればうまくいくかという情報を分かりやすく説明することが大事です。失敗するようなことは一切やるなと言うなら何もできません。村上春樹風に言うなら、靴箱の中で暮らすしかないです。だいたいフレア接続は失敗しやすいけれども大したことじゃないですよ。まっすぐ合わせて手でスルスルっと締めてモンキーで90度弱回してその辺を曲げない。そういうことだけだと思うのです。端からやめろ、じゃなくて、そういう勘所の情報をわかるようにちゃんと説明すればそれで済む話だと思います。配管は折れやすいからきつく曲げるなとか、特に3分管とかそういうことだけでも知っていればそうそう失敗しないです。他の事故についても死ぬとか火事になるとか脅しをかけて絶対に止めるべきというのではなくてどうすればその危険を避けられるのかという情報を丁寧に紹介するべきだと私は思っています。だから私のチャンネルではそうしています 。確かにポンプダウンで爆発して
指が取れたり失明したり死んだりするかもしれません。しかしポンプダウンは作業が終わるまでに配管を外さなければ 全然危険な作業ではありません。危ないからやめろではなくて何が本当に危険なことなのか原理とか理由も含めて素人が納得できるように明らかにすることが重要だと、私は思っています。ひでさんがおっしゃっているのは
「素人は手を出すな 」
ということの一点張りなんで、それはメーカーや業界団体が言ってることと全く同じです。それはチャンネルの方針だからひでさんのご自由ですし、ひでさんはプロ向きに動画を作られているのでもちろんチャンネルをご覧になってる方は プロの方が多いのかもしれません。しかしね、実は私のように相当たくさんの素人もまるで親方の技を盗むようにこっそりと見ていると思います。ひでさんはプロ向けに発信されているおつもりかも知れませんが、素人にとっても教えられる内容がたくさん詰まっています。素人向けの情報が不足しているので我々はそれが欲しくて仕方がない状態なんです。それはなぜかというとメーカーや業界団体がエアコンを素人にとってパンドラの箱のように触れてはいけないものとしているのでわけの分からない怖いもの としてしか捕らえられないんです。これほど身近な年間1000万台も売れるような家電製品なのに設置も移設も、あるいは掃除すらできないというのは異常なことだと思います。車でさえ大抵の整備はやろうと思えば普通の道具で、できるのに自分のエアコンを自分でなんともできないというのは全く筋の通らない話です。チャンネルの方針に意見するつもりは毛頭ありませんが、熱心な素人も見ているはずだということはお伝えしておきたいと思います。
現に私は見ていますから。

無駄な時間を消耗
DIY を止めるべき3つの理由の2番目です。無駄な時間を消耗するということです。プロならば1、2時間で設置できるのにDIY なら半日から1日かかってしまうので時給を考えたとしたら頼んだ方がよほど安いしDIYは大きな損失でしかない。貴重な休みを潰してまで工事するのは時間をドブに捨てるようなものだということです。これは違います。 何言ってるんですかという感じです。DIYは仕事ではありません 。完全な趣味です。 言ってみれば遊びです。だから私の場合ですがどれだけ時間がかかっても回り道があってもそれは無駄ではないし気にしないです。むしろ準備や作業をしている時間そのものが楽しみなのでいくらでも時間をかけてもいいというつもりでやっています。結果もさることながら過程を楽しんでいるわけです。極端に言えば失敗でさえも楽しむとまではいかないにしてもエジソン風に言えば、
「うまくいかない方法を発見できた」
と捉えています。かしこくなった、ということです。前回のエアコンの設置動画についても計画を始めたのは数ヶ月前からで 色々下調べをして実際に材料を揃えてフレアを締める角度の実験を開始したのが一週間前。休みの日に工事しましたが朝から晩まで丸一日 かかりました。撮影しながらぼちぼちやったというのもありますが、なかなか進みませんでした。しかも全ての作業を終了して正常に終わったのですが、室外機のフレア接続をする様子の映像がアングルが悪いというのかうまく録画できていませんでした。それでまた別の日にその部分をだけを撮影するためにポンプダウンをしてまた一から
配管を外してフレアを切り直してやり直しました。休みの日を何日も潰していますしとんでもない時間がかかっています。そんなことはプロからすればとんでもないバカなことだと思います。しかし私はそれらの時間をドブに捨てたとは思っていないんです。素人がプロに勝ることが一つだけありますそれは
「時間はいくらでも好きなだけかけられる」
ということです 。
素人とプロの違いは目指しているものが全く違うということです。プロの方は一分一秒も無駄にしたくない。効率性、採算性、信頼性 というものを大事にされると思います。素人にはそういうプロの気持ちが分からないことも事実です。私はちっぽけな喫茶店をやっています。趣味でやっているとよく言われますが、自分としては生計を立てるためにプロとして20年ほどやっています。自家焙煎のサイフォンコーヒーを出しているのでコーヒー通と言いますか、コーヒーマニアの方が時々来られます。私はそういう方とお話をするのが実は苦手です。そういう方はたいていプロ顔負けの知識をお持ちで、
いろんなことやっていらっしゃいます。最初は質問されたりして「すごいですね」とか言われたりするんですが、そのうちにだんだん「私はね、」とか言い出して自分の話になっていって、持論を展開されて挙句の果てには
「ここはもうちょっとこうしなさい。そうすればもっと美味しくなる。」
みたいに、結局意見されたりします。そうなると、こっちとしては、「何がわかんねん?」という気持ちになります。はっきり言って、素人にはプロの気持ちなんか全くわかるはずがありせん。プロは趣味でやっているわけではないのです。お金を稼いでなんぼです。素人は趣味の興味でやってます。素人でも、最高級の豆 仕入れてはり付いて焙煎して、いらない豆をハンドピックしてじっくり低温で納得いくまで時間かけて抽出すれば、それはプロ以上の美味しいコーヒーができるのは当たり前です。プロは絶対にそんなバカなことはしません。そんなのは仕事にならないからです。一方で私は、エアコンの素人です。工事を自分でやりたいと思っている素人の代表として、専用工具も何も使わずに やってもちゃんとできたとそれはプロの作業とは全く違う考え方でやっています。ポリ袋かぶせてエアパージしたりということです。そんなことをプロがやるはずない。何を言われるかわからないしかえってめんどくさいことになる。プロの方からすれば私は、「あのオッサン何をやっとんにゃ」ということですね。好きなこと気楽にやっとんなというふうに思われて当然ですし、それは申し訳ないと思いますが、無責任ということではなくて素人には自己責任前提で教科書以外のことをやる特権があるということです。だからといって私はプロは信用できないから自分でやったほうがよいと扇動しているわけではないんです。私はひでさんのように現場で一生懸命作業されるプロの方を心から尊敬しています。繁忙期のエアコン工事現場は相当に過酷であることを想像します。とんでもない件数で時間との戦いをしながらも、ジャパネットやら量販店やらが毎年祭りみたいに価格競争して工賃の値下げ圧力をかけてくる、不条理なクレーム対応、ごった返した室内の養生…考えただけでも自分には絶対無理です。素人は自分の家なんで汚そうが食卓の上に乗って作業しようが気にしません。つまり、プロと素人は立場が全くちがいます。こういうことだからつまり、プロと素人はお互いのものさしで相手を測ることはできないです。私は、素人とプロとの棲み分けがきちんとできれば良いと思います。競争することでも、対立することでもないと思います。
違いを認めて共存するということです。
自分のことを自分でやりたいと思う人が自分でやれば良いし、
逆にそういう時間(手間)がかけられない人は大半だと思いますが、
お金を払ってプロに任せれば良いわけです
プロの方はほとんどが確かなお仕事をされる方だと思いますが、
繁忙期などになると需要が増大して数週間待ちとなることもあって
ちがう業種の人やアルバイトの人までがエアコン工事をされるとお聞きします。そうした場合に全ての方がちゃんと丁寧な仕事をするかというと中にはいい加減な人も居てクレームがあることも事実です。私はそういうような、手抜きというかいいかげんなことする人を減らすためにもエアコンのDIYは貢献できると思っています。自分で工事したいと思う人にはわかりやすいちゃんとした情報を示して、作業ができるようにした方が賢明だと思います。
「素人は手を出すな」
の一点張りではなくて、猫の手も借りたい現状ならば自分でやりたい人にはDIYをすすめればいいじゃないですか。それで施工業者さんへの需要をくってしまうようなことはないです。むしろ負担を減らすことができる、あるいは極少数のいい加減な工事をする人を減らすことになって施工業者さん全体に対する信頼は高まると思います。「業者は信用できないので」というようなことを言う人は居なくなると思います。ちゃんとした業者さんにとっても、いいかげんなことするプロは迷惑なはずです。それなら自己責任でやる素人のDIYのほうが害がないというものです。

金を無駄に消耗する
ひでさんのDIY を止めるべき3つの理由の最後3番目はお金を無駄に消耗するということです。失敗したらお金をドブに捨てるようなものだということです。例えばガスが漏れたら修理に最低2万から下手すると4、5万かかる。1万円の工賃を浮かせるために倍以上のお金がかかるのでお金をドブに捨てるようなものだとドブが大好きな人がDIYをやればい、ということです。随分な言い方ですね。ひでさんの気持ちは、ここまで言ったらどれだけやめてほしいか伝わるやろと、まあそういうことなんだと思います。ひでさんは動画の冒頭でもおっしゃっていましたが、DIYの人が、自分でやって失敗しちゃったからガス漏れ直してくれと、そういう事を頼まれるのがマジで嫌だということです。ひでさんに限らずですが、素人の DIY の失敗の尻拭いをすること、その作業をプロは極端に嫌います。
「そんなんやったら最初から頼んでくれよ」
ということですね。はじめからつけるのなら、1時間でできる。むちゃくちゃしておいて直してくれはないだろうということです。冷媒を補充したり配管を直したりすれば手間も時間も倍以上かかるしだから自ずと料金も高くなるけど、ひどい場合にはちゃんと治らないこともある。そんな仕事はしたくないということです。そういう仕事は手間や時間に見合った高いお金をもらっても、とてもじゃないけど
「いい仕事をした」
という気持ちにもなれないし、ともかくやりたくないんだと思います。そんな仕事は端から断ればよいとも思いますが、お得意さんとの関係が絡んでいてむげに断れないとかいろいろあるのかなと思いますね。多分ひでさんが言いたいことは本当はこのことが一番大きいと思います。 見習いエアコン屋 S6さんも同じようなことを言われています。それはその通りだと思います 。

DIY をめぐる冒険の世界に挑む特権
私もそれは同感なんです。私のDIY取り付け動画の最後の方でも、失敗してもプロに直してくれと頼まないように言っています。実際私も最初に付けたエアコンは全然効きませんでした。中古のエアコンだったので どういう失敗かちょっと記憶にないですが、結局ヤフオクで冷媒保証なしでまた売り飛ばしました 。今なら配管の修理したりガスチャージしたりする と思いますが
当時はそんなこともできなかったのでそうするしかなかったです。たぶん1万円ぐらい損したと思います。私のチャンネルでは 常に DIY は自己責任が前提だと強調しています。自分のことは自分でするとういうことです 。だから例えばエアコンを取り付けて、もしもうまくいかなかったとしても最後まで自分でなんとかする。もちろん自分で修理できればそれに越したことはないけれども全然てこにあわなかったら最悪ジャンクで売り飛ばすか処分してまた別のエアコンを仕入れるということです 。大げさに言えばそういういわば「覚悟」がなければDIY をやってはいけないということです。逆にその覚悟があれば果てしなく広がる DIY をめぐる冒険の世界に挑む特権が与えられます。それは冒険ですからお金も時間も使ってしまうかも知れない。リスクを背負うことになります。しかし、不幸にしてそのリスクが現実になったとしても決してお金や時間をドブに捨てるわけではないと思っています 。現に私はエアコンの DIY をめぐる冒険をやってきて、もちろん失敗はありましたが今となっては良い勉強になったと思っているしもう失敗しないしこれからもやっていこうと思います 。ひでさんがおっしゃっているのは尻拭いをプロに頼んだら お金をドブに捨てることになるということです。自分で何とかすれば エアコンは捨ててもお金をドブに捨てることにはなりません。

視聴者は非常に研究熱心
私はひでさんの例の動画にもコメントしましたがひでさんからの返信をもらいまして
>DIYで失敗して依頼して来られる方は
>あまりにも危険性について無知な人が多いです。
と書いておられたのですが 私が思うのはちょっと違います。危険性をわかっていないということが問題というかそれ以前の問題です。そもそも論として失敗してプロに依頼する人は DIY をしてはいけないんですよ。私に言わせればそういう人は覚悟が足らん。うまく行ったら儲けもの、うまくいかなくてもプロに助けてもらう。その考えではDIYをやる資格がない。DIY をやるからには 失敗から学ばなければいけないのでその失敗も全部自分でなんとかしなければ何も学べないし DIY をやる意味がないです。多くのYoutubeの視聴者の方々はそのことを十分にご理解いただいていると思います。私の動画を見て実際にやろうと思われる方々のコメントも頂いていますがものすごい研究熱心です。私の動画だけでなくさかなさんとかプロの方の動画も見てどういう違いがあるのかとか 、自分は真空引きだけはやるとか、サービスポートは開けたままで送り側バルブをちょっと開けてエアパージするとか、ナイログはどうするかとか、例えばエイサスさんという方はエアコン室内機の落下事例をツイッターで調べて詳しく研究されたりしています。もちろん私のやっていることも鵜呑みにされたりしていないです。だからYouTubeの動画を見てエアコンのDIYをやってみようという人は、私の印象では もうその時点で危険について 無知であったり、無関心な人はほとんどいないです。そしてそういう人は、自分で最後まで何とかしようと考えている人がほとんどです。ひでさんは例の動画の冒頭で、プロが取り付け方教えますみたいな感じの動画を見て簡単そうだと安直に考えるなとおっしゃっていますが、そんな人は、はっきり言ってほとんどいないです。プロに尻拭いを頼まれる人は端から YouTube の取り付け動画なんかもちゃんと見ずに非常に安直にやってしまう人だと思います。そういう人と我々の動画の素人の視聴者をいっしょにしてはいけないです。我々の視聴者は非常に研究熱心です 。

教科書の外の世界
あるいはプロが解説で思い出しますが例えばさかなさんの素人向けの動画は
非常に丁寧で 細かいところまで分かりやすく解説されています。長いですけど、ムダに長いわけじゃなくて内容も濃い。あの動画を隅から隅までしっかり見るような人は絶対に安直に考えるような人ではないです。さかなさんよくきまぐれにライブされています。エアコンに関する質問に答えるみたいなライブです。アーカイブも残さずに その場限りですが、結構本音の部分が聞けてさかなさんのトークも面白いので時間が合えば見ているのですが、私の例の取り付け動画をあげる少し前にライブをされていたので ちょっとチャットで
「真空引きなしトルクレンチなしのエアコン取り付け動画上げてもいいですか。」
と 質問してみたのです。そうしたら、
「そんなことしたら エアコン警察に捕まりますよ!」
って言われましたね。
「それは軽犯罪法違反です。」
 ってことで、えっ?軽犯罪法?てどういうことでしょう。そのくせそれは是非ともあげて下さいと言われたんです。何でですかね。人が捕まるところを見てみたかったのか よくわからないですけど、案の定といいますか、予想していましたが相当たくさん批判コメント頂きました。そんなこと言っているさかなさんもコメント欄をオフにしてますからね。めんどくさいのでしょうか。まあ人それぞれですのでかまいませんけどね。大体あの人は、昔こんなことおっしゃってました。
「俺は誰に何と言われてもバルブのキャップは手で締めるだけ」
「絶対にモンキーとか工具は使わない。その時間10秒でも無駄にしたくないから」
そういうとんがった主張が面白かったんですが、今はだいぶ違いますね。規定トルクで締めてくださいっておっしゃってますからね。いちいち指摘されるのが鬱陶しいのかも知れませんけどちょっと残念です。何が言いたいかというと、YouTubeではセオリーと違うことや
極端な場合たとえ間違いであっても主張があったほうが面白いということです。そしてそれは世の中に悪影響を与えるようなことではないです。昨今の視聴者はそれを鵜呑みにするほどアホではないです。むしろ様々な立場でのいろいろな主張を求めていると思います。教科書は大事だけれども教科書の外の世界のほうが広い。視聴者が求めているものは、もはや、すでに教科書の外の世界です。いろんな人のいろんな主張が聞きたい。例えば細かいことですが、ひでさんは、くるくるトントンで配管のバリを取りますがさかなさんは取らない。どちらも見た視聴者は、どちらが正しいかではなくて自分で試して自分の環境に合わせて判断されるでしょう。つまり、発信者側にも多様性が要求されているということなのです。いろんな人がいろんな立場からいろんなことを言えばいい。答えはその立場によっていろいろあるはずです。視聴者はそういうたくさんの情報から自分にあった答えを選べばよいということです。その意味で、私はひでさんの動画に対する反論動画を上げました。ひでさんや見習いエアコン屋 S6さんがエアコンDIYは絶対にやめるべきとプロの立場で主張されるのも一つの答えだけれども、そればかりではなくそれに素人の立場で反論する動画があってもよいと思ったので私も動画を作ったということです。だから気分を害するとかそういうことではありません。世の中を一色で塗り込めたくないということです。私はもちろん今もひでさんのファンです。最後になりまして恐縮ですが、ひでさんのチャンネル
エアコン工事に興味をお持ちの方でしたら素人の方でも非常に参考になる動画がたくさんあります。まだご覧になっていない方はぜひぜひ御覧ください。ひでさんにおかれましては、私の発言で失礼も多々あったかと思いますし、反論の反論もありましたらまたお手すきのときにでもご遠慮なくあげていただければと思います。そんな暇ないかも知れませんね。すでに繁忙期ですし、お忙しいと思います。腰に気をつけていただいて、ご無理のないようにお仕事に励んでいただければと思います。ながくなりましたが、最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

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