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批判コメント、アンチへの返信対応・反論

私の動画はよく批判コメントをいただきます。そのコメント欄に反論の返信を書くこともよくありますが、その内容も含めて、私のチャンネルの傾向をお話しします。音声のみの配信です。

歓迎はするけれども反論もします
私の動画は教科書にないような、いわばセオリーではないような内容、よく言えば冒険的な内容が多いので、それだけに相当数の批判的なコメントをいただきます。私の場合そうした批判的なコメントはもちろん、いちゃもんも含めてスパムや誹謗中傷などのアンチコメントでない限りは大歓迎しておりまして、ご批判であっても時間をとってわざわざ書いてもらったものならば、そのことには敬意を表するべきだと思うし、決して削除せずに残しています。ただし私は歓迎はするけれども反論もします。もちろん私が間違っていて、反論の余地のないものもあります。実際鋭いご指摘もあります。しかし、それは違うと思うコメントもありますしね、そういうことには反論の返信を書いています。Youtubeではコメントの返信、特に反論については書かない人が多いですが、私はたいてい書きます。コメントのやり取りもその動画のコンテンツと考えてます。そういう返信は、私も時間をかけて書いていますので視聴者のみなさんにはできればお読みいただきたいですが、なかなかそこまで読まれるのも大変だろうし代表的な批判コメントやそれに対する私の反論の内容をお話しておきたいと思います。

自己責任
そもそも論の批判コメントというか、根本的なことに関する批判があります。例えばロケットストーブを室内で燃やしてる動画で
「そんな危ないことするな」
電池に直接はんだ付けする動画も
「それはだめだ」
エアコンの工事の動画では
「素人のすることやないし、プロに任せておきなさい」
「あなたはよくても一般の素人が真似して何かあった時に責任は取れるのか」
「責任取れないと言って自己責任で済ましてるだけだ」
「自分の密かな楽しみにすべき」
「YouTubeに上げて世の中に広めるようなことではない」
とよく言われます。そういうときはYouTubeに通報されたらよいと思います。そしてYOUTUBEから何か、私の方にガイドラインに違反してるとか問題があると指摘されたら改めます。私の動画を真似されて爆発などで怪我されても私は一切責任を取りせん。やった人の自己責任です。しかし私はこの動画の方法でやった場合にそんな危険はほとんど無いし、そのためにエアコンの原理やらはんだ付けのコツやら基本的なことをくどくど説明しているので、そういう事をわかってもらった上で私が動画でやってる方法を視聴者の方が再現されても問題ないと考えてます。それで私は公表してます。間違った方法や危険な方法を公表してるつもりはありません。間違っているから絶対に真似しないでくださいというような危険性や失敗の確率が高いことをやってるわけでもないし、うまいこといったように見せかけてるとかたまたまうまくいっただけで再現性が殆ど無いとかそんなことは全くないです。工作に興味があって、あきらめずにいくらでも時間かけて丁寧にやれば、だれでもきっとうまくいくしちゃんとできるはずです。私は特に器用なわけでも頭が良いわけでもない凡庸な人間です。でも現にちゃんとできたのです。

再現性
私が大事にしてるのは再現性です。私はYouTubeを自分のためのメモあるいは備忘録としてはじめました。だから正確に詳しく記録するようにしてます。ヤラセや騙しやそんなん一切ありません。だから自己責任が前提とは言っても全く同じ条件で同じようにすれば再現性があります。そのことには責任を持っています。全ての条件を全く同じにすることは無理ですんで100%失敗しないとは言えませんけが、だいたい同じようにやってもらえばほぼ失敗しないと思います。再現性に関しては、どんなことでもできるだけ詳しくお答えするようにしています。
そういうことなので、確かに自己責任ですが、一人で密かに楽しむだけにしておくべきとは思っていません。私が良いと思っているものは積極的に発表して、「自分もやってみよう」と思う人がいてその人と楽しみを共有できれば私はとても嬉しいです。自分の楽しさも倍増します。誰か人の役に立ったと思えば素直に嬉しいです。そういうコメントももらいますし、チベーションになります。私が理解している「自己責任」というのは責任問題や民事訴訟や損害賠償とかそんなことではありません。自己責任なので私に民事訴訟しないでくださいと釘を刺しているわけではありません。もっと当たり前のことですね。DIYに限らずですけど、
うまくいったらじぶんのおかげ、
うまくいかんかったら自分のせい
であって人のせいにしないということです。最終的には自分でなんとかしてくださいということになります。今まで経験無いようなこととか、ちょっと大規模なこととか、たくさんお金を使うようなこと例えばユーザー車検とか、エアコン工事で真空ポンプ買うとか。そんなことをやるときはかなり緊張するし、大げさに言えば覚悟もいります。再現される方にはそれをお願いする意味で自己責任と言っています。逆にその覚悟さえあれば、自由で楽しいです。自分にできる世界が広がるし、うれしい。まさに果てしなく広がるDIYをめぐる冒険に挑むことができます。

危ない橋でも渡れる特権
私のチャンネルのポリシーは素人、アマチュアの興味関心があることを一所懸命やることです。プロがやらないようなことを敢えてやっています。それができるのはアマチュアの特権だと思います。邪道みたいなことも多いので批判的なご意見も全部歓迎しながらやるのがいいと考えてます。視聴者の皆さんにはそういう批判的なご意見もできるだけご覧頂いた上で総合的に判断していただくという考え方です。いいねとか良くないねの評価ももちろん非表示にしませんし、実際良くないねのほうが多い動画もあります。プロの世界の量産品の製造ならリスクをなくして信頼性をもたせることは当然大切なことです。これは経営上のことです。ところがアマチュアは違います。アマチュアには危ない橋でも渡れる特権があります。自分で作って自分で使うので好きなようにやったらいいです。失敗があるかも知れませんが新たな発見があるかもしれません。私の動画でやっていることは教科書通りでないことをいろいろ試したりできそうなことがあったらすぐ飛びつきます。不特定多数の視聴者がご覧になるとはいっても、YouTubeに上げる動画は冒険ですよと公言した上で教科書通りでないものがあってもいいと思ってます。その意味では、極端な話、例えばボタン電池に半田付して爆発させた人が居られますが、あの動画は貴重な動画です。どうしたら爆発するのか、どんな爆発の仕方になるのかそんな事がわかる危険だけど貴重な資料です。たとえ危険な失敗でも、嘘、偽り無くきちんと記録してあれば有益な動画になります。その電池爆発の動画コメントでは批判コメント満載ですがそれも消さないで残してるところは素晴らしいです。ボタン電池のはんだ付けで破裂している動画は次の動画です。

アンチコメントは残すべき
スパムというか誹謗中傷、公序良俗に反したコメントはゴミなのですぐ履いて捨てるべきですが批判やら、いちゃもんみたいなコメントもよいと思います。いわゆるアンチですがそういうのは残しといて、判断は見る人に任せればいいです。大多数の物言わぬ視聴者の方々はちゃんとした判断されると思います。動画を上げる側とすれば、その判断材料をそのまま嘘偽り無くありのままをできるだけ詳しくわかりやすく上げることに一生懸命努力すればいいわけで、あとの判断は見る人に任せればいいです。

型があるから型破り
一方で私は、
「型があるから型破り、型がなければ形無し」
という考え方は肝に銘じているつもりです。型を知らずにやるのは単なる形無しであって、型を知って初めて型破りになるわけで、私は闇雲に何でもかんでも危険な冒険をしたらよいと考えていません。新しい発見のためには基礎をわかってないといけないし常識をわかってたうえで、型にはまらないアイデアが生まれると思ってます。それをすることが危うい冒険であっても、それは実際やってみて確かめればよいと。それをやらなかったらワクワクするような楽しい発見もないということです。私はそういうような実験をしたいと思っています。それから、結果についての検証も包み隠さずありのままをレポートします。それで動画を上げてしばらくしてからだんだん考えが変わってきたり、見当違いだったりしたらそれもちゃんとコメント欄に書くことにしています。例えばロケットストーブのヒートライザーの下に穴を開けたら良いと思ってあけたけれども全然効果がないどころかかえってだめだったとか、全部コメントに自己レスで書いています。ポンプダウンで圧力計などいらないと動画ではガンガンに言っていましたけど、やっぱり圧力計を使ってもいいかなと、これも自己レスで書いています。検証したり、コメントをもらったりしていろいろやっているうちにだんだん考えが変わってきたりします。上げた動画を正当化するために頑なになったり都合の悪いことを隠蔽したり虚偽(ぎ)の検証結果を出したりは絶対にしません。実験レポートみたいなものです。それがこのチャンネルのポリシーです。

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