「天気の子」気づいた点・考察まとめ

 さて、今回は天気の子の中でいくつか気づいた点や考察についてまとめていきたいと思います。
 アニメ映画の優れた点は情報の密度だと思います。全て手書きで語れる分、1シーン1シーンにとてつもない意味を込めることができる。瞬き一つ手の動き一つに意図があり、何らかの意味が秘められていて、それが後々伏線になることがある。特に天気の子はものすごく情報が圧縮されていて、一回見ただけではよくわからなかったり、あるいはよくわからなかったのでもう一度確認してみたい、というフックとして機能しています。

 新海監督自身もインタビューの中で「ここまでリアルなら実写でやればいいと時々言われるが、実写ではたぶん今の2倍以上時間が必要になる」と言っています。それだけ新海監督の映画は情報量が多いのです。

 また、「君の名は。」でもそうでしたが、新海監督は語らなくてもよいことはあえて語らない監督でもあります。例えば前作「君の名は。」ではなぜ瀧くんの家が父子家庭なのかは一切描写されませんし、今作であれば帆高はなぜ家出したかは、少し匂わせるだけで本編中でほとんど語られません。物語に没入するために不要な情報は徹底的にカットするので、「あれはどういうことだったのかわからず気持ち悪かった」という人もいると思うのですが、逆にそれで何度も繰り返しみたくなったり、見るたびに新たな発見が生まれたりします。
 しかしそうはいってもわからないのは気持ち悪い!という人もいると思うので、僕が物語の中で気づいたこと、あえて明確に語られていなかったことについて少し書いていきたいと思います。僕がここに書いたことがひっかかりになって、一度見た後でもまた見直したい! と思っていただけたら幸いです。

1.帆高の家出の理由はなぜ描写されないのか。


 帆高は物語の開始時点ですでに神津島を離れ家出しており、帆高と家の間に何があったか、なぜ家出したのかは最後まで書かれることはありません。
 家出の理由を描写しなかった理由については、新海監督が次のように語っています。

「主人公がトラウマを克服するだけの物語にはしたくなかった。そういうものを描写してもありきたりなものにしかならないと思うから」 
「内省する話でなく、憧れのまま走り始め、そのままずっと遠い所まで駆け抜けていくような少年少女を描きたかった」

 主人公のトラウマを細部まで描いてしまうと、キャラクターの動機がトラウマに縛られてしまう。新海監督は、主人公がトラウマばかりに囚われ、物語の純粋さが損なわれることを避けたのです。

そういう意図が込められているので、帆高自身も家出した理由を「なんだか、息苦しくて。親も、地元も」としか語りません。しかし、本編におけるいくつかの演出から、帆高の過去をそれとなく察することは可能です。

 例えば本編序盤で鼻や頬につけている絆創膏は漫画喫茶で生活しているうちに徐々にはがれていくので見落としがちですが、顔だけ怪我するようなことと言ったら殴り合いの喧嘩の可能性は高いですし、小説版でははっきりと「親父に殴られた」という描写があります。

 また、帆高に行方不明者届が出ていると警察が陽菜に告げ、帆高が驚く描写があります。一般的な家庭なら当然だろうと予想できるのですが、おそらく帆高の場合、家族仲がそうとうこじれていたために、親がそういう処置をすると予想できなかったのではないでしょうか。ほかにも、警察がみせる高校入学時と思われる帆高の写真では、横柄そうな男性の横で直立不動の姿勢でいる帆高の写真がでてきますが、この一枚からもなんとなくぎくしゃくした家族関係がうかがえます。
 帆高が家出した理由はもう一つ描写されています。それが「雨雲の隙間から漏れる光の中に入ろうと必死になって自転車を漕ぐ」シーン。息苦しく感じる親や、閉鎖的な島から抜け出して、あの希望に満ちた光の中に入りたいと、その光を追い求めて帆高は島をでるのです。これは正に新海監督の「憧れのまま走り始め、そのままずっと遠い所まで駆け抜けていくような少年少女を描きたかった」という狙いを反映したもの。帆高は過去を振り返ることなく、そういう純然たる思いのままに駆け抜けていくのです。

 帆高の行動が許せないという方もいると思います。帆高は拳銃を使ってしまったり警察から逃げ出したり線路の上を走るなど反社会的な行動を繰り返していますが、しかしその一方で、須賀さんにアルコールを渡されても「未成年だから」とソフトドリンクに換えますし、猫にエサをやって最終的には拾ったり、どちらかといえば社会性のあるまじめな気質であることが描写されています。帆高が拳銃を使用するシーンは陽菜を助けようとするシーンだけですし、警察署から逃げ出すのも、線路を奔るのも陽菜を助けたいという動機からでした。

 帆高自身が正しくあろうとしても、世界がああいう形である限り、正しい社会が彼女を救わない限り、帆高は社会に歯向かわざるをえなかった。この物語はそういう物語なのです。

 この帆高の"過去が描写されない""間違った行動をしてしまう"という部分にいら立ちを覚えた方も多いかもしれません。しかし、私はこの純然たる憧れのまま走り続け、一定の社会性を持ちながらも、それでは助けられないもののためにあえて間違いに突き進んでいくというキャラクター性が大好きになりました。過去を描写しないのも、観客が自分自身の過去を重ねやすくなるという一面もあり、そういう意味でもむしろプラスに考えたいです。

2.陽菜さんはなぜチョーカーをしていた? チョーカーの意味は?

 陽菜さんのチョーカーは彼女のチャームポイントであり、同時に彼女の「晴れ女」としての力の象徴として描かれています。青い宝石が力の象徴というのは「天空の城ラピュタ」のオマージュでしょうか。

 映画を最初から注意深く見ていた方は気づいていると思いますが、このチョーカーは陽菜のお母さんがブレスレットとして身につけていたもの、つまり陽菜さんにとっては母親の形見です。

 お母さんが身に着けていた際は意味深な青い光を放っていて、その直後に陽菜さんは陽だまりの中にあるお社を見出します。一番最初のシーンで特に説明もないため見落としがちですが、実は晴れ女にまつわる不思議な力と関係していることを暗示しています。

 新海監督の行ったトークショーでも、このチョーカーが天気の巫女としてのシルシであるということが明らかにされています。ということは、天野家の血筋は元々は「君の名は。」における宮水家のように、元々は天気の巫女を輩出する家系だったのかもしれません。それがいつしか天気の巫女にまつわる宝石だけが伝承されるようになって、その末代が陽菜さんだった、ということかも。お母さんはブレスレットでしたが、陽菜はこれをチョーカーにしたようですね。

 チョーカーは「首輪」の暗喩にもなります。空につながっている陽菜さんはいずれ透明になってこちら側の世界から消えてしまうので、チョーカーは天上の世界につながっている≒つながれている証とも解釈できます。クライマックスでチョーカーの紐が切れるのは、彼女が空とのつながりを失ったことを象徴しています。天とのつながりを失ったことで彼女は晴れにする力を失い、ただの少女に戻るのです。

 陽菜の母親の最後はおそらく病死ですが、陽菜のように消えはしなかったことから、天気の巫女として人柱になったわけではなさそうです。しかし、母親のブレスレットも「手錠」の暗喩になるので、人柱として天につながれているという暗い側面を意識させられます。

 陽菜さんの象徴ともいえるチョーカーですが、エピローグではチョーカーを身に着けておらず、その姿こそ、正しい陽菜さんの姿なのでしょう。

3.拳銃の意味は?

  帆高が物語の序盤で手にする拳銃。現代日本の物語としてはちょっと異色な要素ですが、そもそもなぜ拳銃だったのでしょう。

  これは、帆高くんがあくまで普通の高校生に過ぎない存在であるという証だと思います。帆高は陽菜のように天候を操作する特別な力もなく、国家権力に抗うどころか、スカウトマン木村(原作ママ)に立ち向かう力もない。帆高にはただ走ることしかできない。けれど、弱者である陽菜さんを犠牲にしようとする社会や世界と戦うには、やはり力が必要なんです。

 普通の少年が、国家権力に抗うほどの力を身につけるには? その答えはやはり拳銃しかなかったのでしょう。拳銃は反社会性のメタファーにもなります。彼は陽菜さんを犠牲にしようとする彼岸の存在に敵対してでも、彼女を救い出そうとする。そのための力は、やはり彼岸に由来する力ではなく、どこまでも現実的な力である必要があったのでしょう。

 ちなみに、帆高が初めて拳銃を使うシーンと、陽菜さんが雷を呼び寄せるシーンは構図がぴったり重なります。相手のために身に余る力を使うけれど、力を使用した本人が一番驚愕していて、もう一人が逃げようと手を引っ張る。その二人の動き一つをとっても、自分より相手を優先してそのまま突き進んでしまう――そんな性格が読み取れます。そういうところでも似たところがある二人ですよね。

4.須賀さんはなぜ窓を開けたの? 涙を流したの?

 物語の冒頭で主人公と出会う須賀さん。
 冒頭から高校生にタカったり、怪しげな編集プロダクションのCEOをやっていたりと、怪しさ全開のキャラクターですが、実は愛妻家で娘をとても大切にしているなど、飄々としていて掴み所がないように見えて、随所にみられる二面性がとても魅力的なキャラクターです。

 須賀さんの最大の魅力はその二面性にあると思います。

 須賀さんには社会のルールを守らなければならない理由がある。須賀さんは奥さんの明日香さんに先立たれ、「ダメになってしまっていた」間に娘の萌花ちゃんを義母に引き取られてしまった。須賀さんは、娘さんの親権を取り戻して一緒に住むため、家庭裁判所の心証を少しでもよくするために社会的に「まっとうな大人」にならなければなりません。そのためには順風漫歩とはいえない仕事でも、しっかり稼いで保護監督能力があることを立証しなければなりませんし、理不尽な義母の言葉にも耐えて良好な関係を維持しなければなりません。

 しかしその一方で、かつて家出少年だった須賀さんは、帆高くんを見捨てることはできなかった。本来であれば、未成年者を家に泊めることは犯罪です。未成年者の保護は本来親や親族の役目で、他人である須賀さんが帆高を家に泊める場合、未成年者略取の容疑で逮捕される可能性があります。しかしそれでも須賀さんは帆高を助けざるをえなかったのです。

 娘と生きる未来のために、法的に正しい「まっとうな大人」にならなければならない。けれどどこかで奥さんに会いたいと思い、帆高のような少年を違法だとしても助けたい「まっとうになりきれない自分」がいる。このジレンマに苦しむ点が須賀さんというキャラクターの魅力なのだと思います。

 須賀さんの行動は、帆高を見捨てようとしたり、水の溢れた窓を開けたり涙を流したり、帆高を止めに来たかと思えば帆高を行かせたり、後半になるとどうも無軌道に見えてしまいます。
 しかし、須賀さんが「まっとうな大人」と「まっとうになりきれない自分」の間で揺れ動くキャラクターだとわかってくると、色々な行動の裏側に、その心の揺れがみえてくるようになります。

 例えばK&Aの事務所には、奥さんや娘さんとの思い出の跡が大量に残されています。子供の落書きがあったり、奥さんの書置きが冷蔵庫に張ったままになっていたり、須賀さんの寝室には箱からだしたばかりの赤いヒールが置かれていたり、夏美さんが「コレ私のじゃない」っていうブラは間違いなく奥さんのものでしょう。
 夏美さんが寝転がっていたソファの奥にはカメラのレンズが大量に保管されていますが、須賀も夏美もカメラを使用している様子がないのであれも奥さんのものでしょう。
 ついでにいえばK&Aプランニングの名称は二人のファーストネームである「圭介&明日香」からきているもの。須賀さんはそういう奥さんとの思い出を一切処分できないまま、この2年間を過ごしてきたことになるのです。

 そんな「まっとうになりきれない自分」がいる一方で、須賀さんは帆高や奥さんとの思い出も含めた過去を全部清算して「まっとうな大人」にならなければならないと思っている。

 そして、そうして選んだ「帆高をみすてる」という選択。
 しかしそれは「まっとうになりきれない自分」を切り捨てるということ。
 その選択を選んだ結果として、事務所に溢れた「過去」をも水浸しにして洗い流してしまった。
 水浸しになった部屋は、須賀さん自身が選択した結果の象徴なのではないか。そう私は解釈しています。

 その後も須賀さんは警察に帆高の行動を聞いて大切な人にあいたいという「まっとうになりきれない自分」の感情を揺さぶられたり、とはいってもやはり大人だから「まっとうな大人」として帆高を説得しようとしたり、とにかく二つの感情の間で揺れ動きます。

 しかし最終的には、帆高のまっすぐすぎる心に折れました。

 天気の巫女の伝説なんてあるはずがない。彼岸なんていけるはずがない。
 けれど、そうまでしていなくなってしまった人に会いたいという気持ちは否定できるのか。社会の全てを振り切ってでも会いたいと叫ぶ気持ちを否定できるのか。

 否定できるはずがありませんでした。だって須賀さん自身が奥さんとの思い出をそのまま残して、ずっと「会いたい」と思っていたんですから。

 結果として、須賀さんは帆高の「会いたい」という気持ちを唯一理解できる人間として、警察に反社会タックルをかまして帆高を行かせました。

 さて、須賀さんは大切なものの順番を変えられたのでしょうか。
 実はその答えはラストシーンの「アメ」でわかります。

 実は須賀さんは、快晴になったあの日にアメを捨てようとしていたと小説版に書かれています。帆高との関係を洗い流した須賀さんにとって、アメはおいていても意味がありません。だからいっそ逃がしてしまおうとしていたのです。
 しかしおそらく、アメはK&Aの事務所を離れなかったのでしょう。そして最終的に帆高を助け、「まっとうになりきれない自分」であることを選んだ須賀さんは、アメをそのまま飼い続ける気持ちを固めたのではないかと思います。
 あの大きく丸々と太ったアメは、須賀さん自身が「まっとうな大人」ではないけれど、「誰かを助けられる大人」に変われたことの証ではないでしょうか。

 そういえば、エピローグの陽菜さんには須賀さんが後見人としてついていたのではないか――という考察も目にしました。大人がいない天野家ですが、大人の後見人をつけることで元のままの生活を続けることは可能です。須賀さんはあの日、公務執行妨害や未成年者略取といった罪で逮捕されたと思いますが、あの行いによって結果的に陽菜を助けられたし、帆高や凪くんに恨まれずに済んだでしょう。娘さんと凪くんはとても仲良しでしたが、もしも須賀さんが帆高が逮捕されるのをそのまま見送り、陽菜さんが戻ってこなかったら、凪と娘さんの関係も壊れてしまっていたに違いありません。

 須賀さんは水浸しになった事務所を捨て、K&Aプランニングを再スタートさせました。しかし、その事務所にはアメがいて、そして須賀さんの周りには萌花ちゃん・夏美さん・凪くんがいます。あの集合写真の笑顔こそ、「まっとうになりきれない」須賀さんが、彼なりに守れたものだったのではないでしょうか。

5.物語のキーとなる「指輪」について


 すでにご覧になった皆さんならわかると思いますが、この映画で指輪はものすごく重要なモチーフです。

 帆高が陽菜さんに贈る指輪は、雲の上の世界で陽菜さんの手から零れ落ちたことで、結果的に帆高が「陽菜さんが人柱になった」と確信するシーンにつながります。
 そもそもその指輪が出てきたのも、前作で糸守を救ったスパダリこと瀧くんから「プレゼント、考えなきゃだね」とアドバイスを受け、センパイこと凪センパイの「指輪だね、間違いない」というスーパーサブに従い、新宿のMocAで働く宮水神社の巫女の血筋という由来ありまくりな三葉による「祝福」を受けなければ手に入らなかったので、もはやマジックアイテム的な何かなんではないでしょうかと思えます。ゲームだったら間違いなくルート分岐のキーアイテムだという意見もみましたね。妥当だと思います(真顔)

 ちなみに、この指輪の値段は3400円で、晴れ女ビジネスの基本料金と同じ値段になっていたりします。色々解釈はできると思うのですが、私は帆高が陽菜さんのことを、「陽菜さんがもたらす笑顔と同じぐらいに陽菜さんが大切だ」と感じていたと解釈してます

(3400円は隣の指輪で本当はコラボしているMocAが販売している3700円では?という説もあるそうです)

 指輪といえば、須賀さんの指輪とも対比されます。須賀さんは指輪を二つつけていて、娘の話をするとき、無意識にその指輪を見たり、触ったりする癖があります。帆高が陽菜のことを想って選んだ指輪が二人の縁をつないだように、須賀さんもまた、帆高と同様に“どうしても会いたい大切な人がいる”と願っていたということが、この指輪というアイテムで示されているのではないでしょうか。

6.あの二人は結局最後はどうなったの?

 前作「君の名は。」に登場した「言の葉の庭」のユキノ先生のようにスポット参戦するのかと思いきや、まさかの本編中にガッツリ絡んできた瀧くんと三葉。しかもキーアイテムである指輪につながるキャラクターだったので、物語中の主要キャラといっても過言ではない存在となっています。

 さて、前作を見た人なら気になるあの二人のその後ですが、ここは時系列に従って分析してみましょう。

 まず「君の名は。」本編の時間軸が2016年で、瀧17歳、三葉19歳です。「天気の子」は2021年が舞台なので、それから5年後の瀧22歳、三葉25歳が作中での年齢となります。

 瀧は大学4年で、これは夏美さんと同じ年齢。くしくも本編中就活で苦しんだ夏美さんと「君の名は。」エピローグで就活に苦しんだ瀧が重なります。この時点で瀧と三葉はまだ出会っていません。

 瀧と三葉が出会うのは2022年の春~夏の間。「天気の子」の世界線だと東京は雨続きのハズですが、まぁ地面は濡れてますしつかの間の晴れ間だったか、あるいは単純に平行世界ということで…

 そして次に二人の痕跡が見えてくるのが天気の子エピローグの2024年。エピローグでは瀧くんのおばあさんである立花富美さんがでてきますが、小説版では部屋に「お孫さんの結婚写真」が飾られているとあります。

 ええ、瀧くんですね。

 22年に再会して24年までの間にしっかり結婚したようです。

 「え!? でもまって! 相手がだれか書いてなくない!?」と思ったあなた。大丈夫です。この時、映画版では富美さんの手に組み紐が結ばれています。東京の下町に暮らしていた富美さんが組み紐を受け取るには、瀧くんと再会した三葉から受け取る以外考えにくいです。

(※二人の結婚については、2019年8月27日の新海監督の舞台挨拶でも明言されたようです)



 さて、とりかく思いつくままに考察っぽいことをしましたが、まだまだ私が気づいていない伏線や考察すべきポイントがたくさんあると思います。

 なので皆さんもぜひとも「天気の子」の気になるポイントや考察、感想をバシバシ書いてほしい。そしてそれを見せてほしいです!

 皆さんの熱い感想・考察をお待ちしております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?