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快適な暮らしとは...

連日、体温超えの気温に辟易する。
汗だくになって家に帰って来ると、
家の中は34度。
アパートに住んでいた時の、
もわっとするこもった暑さではないものの、
あついはあつい。
古い一軒家だから、
隙間があって密閉されていないだけ
マシとはいえども。
とりあえず、家に帰って来てから、
まず網戸のある窓を全て開けてまわる。

家にはエアコンが無い。
扇風機が3台。
もちろんすぐに涼しくなるわけがない。

10年以上前に一人暮らしをしていた
アパートでの扇風機生活を思い出す。
部屋には備え付けの縦型クーラーが
あったが、電源を入れると、
音がうるさいだけで冷風は出てこない。
何のためにあるのか
分からない代物だった。
西日が入る部屋で、何もしていないで
座っているだけで汗が滴り落ちる。

暑くてどうしようもない時は、
徒歩1分のところにある
イトーヨーカ堂で涼むか、
少し歩いて図書館に行くか、
ドンキホーテに行く生活。

当時、金魚鉢にコッピー(アカヒレ)を
飼っていたので、暑くて死なないように、
保冷バッグに保冷剤をタオルに包んで、
その中に金魚鉢を入れていた。
家に帰って来ると、
真っ先に保冷バッグをのぞいて、
今日も魚は生きているという
安否確認をしていた。
昭和のような平成の話。

でも今の家の方が西日が入らないのと、
空間が広いせいか、
あの時の方が暑かった気がする。

話を戻すと、今の家をどうやって
涼しくしようかと。

日当たりの良い南側は全面窓ガラス。
薄いレースのカーテンしか付けていない。
幅が6mぐらいあるので、
全面にカーテンを付けるとなると、
結構な出費。
寒い時にはサンルームみたいになって
1番居心地が良いけれど。

先日テレビを見ていたら、
染色家が、染めたハギレをつないで
目隠しにしていたのを見て、
これはカーテン代わりに良いかもしれない。
うちにあるさらしを使えば、カーテンを
買わなくても良い。

窓の前に設置したグリーンカーテンが
うまく育っていなくて、
インゲンの葉っぱが見事に枯れて
落ちている。ツルだけ伸ばして、
全くカーテンになっていない。
後からキュウリの苗を追加で
植えてみたけれど、
まだカーテンになるほど
大きくなっていない。


引っ越してきてから、
虫に、雨漏りに、寒さに、暑さに
自然と共に暮らしているんだなと
しみじみと思う。
なかなか快適な暮らしとまではいかない
けれど、毎日飽きないし、
庭をボーッと見ているだけで
時間が過ぎてしまう。

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