境界カメラ　帰ってきた妄想推理　ポリス受難編

これはニコニコの『境界カメラチャンネル』で起こった怪異についての考察である。
https://ch.nicovideo.jp/oo-camera

簡単な経緯

国立競技場近くの植え込みで骨発見
https://www.nicovideo.jp/watch/1581648189
それを切っ掛けにエル・エー全体を襲う数々の苦難
https://www.nicovideo.jp/watch/1581675483
再び競技場近くを調査した結果ポリスが呪われる
https://www.nicovideo.jp/watch/1582687025
KATORさんと現場に訪れた際に裸のポリスが出現（以降ゴーレムと呼称）
https://www.nicovideo.jp/watch/1584000003
スタッフみきてーメキシコへ飛ぶ
https://www.nicovideo.jp/watch/1583826305
シャーマンから買ったグッズと共に儀式を行い一時はポリス元通りに
https://www.nicovideo.jp/watch/1585208462
しかし有馬のパワハラにより再び異変が起きポリス失踪
捜索の為にポリスの自宅を訪れたが……


今回はポリスの自宅への強行凸した際に押さえた映像から気になる点を見ていこう。
https://www.nicovideo.jp/watch/1585282622

まずはコチラ。

有馬さんが覗いたベランダにいた、ポリスと思しき人物の恰好。
そう、パンツを履いているのである。
良かった全裸じゃなかった！・・・

次は、そんなパンツ一丁の男が走り去っても見向きもしない通行人。

東京は無関心だ……
もしくは、春の都内など裸で走り回る人間なんて珍しくもないためかもしれない。

そして注目点の一つはポリスと見られる人物の目だ。

普通の目なのである。
以下は3/6に初めて遭遇したゴーレムの顔。

そう、その目は爛々と光り輝いていたのだ。
ということは？……
そして同じくこの顔を見て気づいたことがある
失踪当日や先月のじゃじゃ丸配信での顔と見比べていただきたい。

前2つと今回では髪型に違いがあるのがおわかりいただけるだろうか？
これが何を意味するのか。

今回気づいた点を中心に以前の事象も含めて考えを語っていきたいと思う。

まずポリスと瓜二つの裸の怪人。
我々はKATOR氏の考察も含めこれを「ゴーレム」と呼称してきたが果たしてどうなのだろうか？
ゴーレムとはヘブライ語で〈形のないもの〉の意味するもので、現在一般的に定義されるものとしてはユダヤ教における泥で作られた人形を指し、死して土塊と化す自動人形や疑似生命体の事を言う。
その後ゲームやマンガでは様々な材質で作られたものが登場するが大元は泥や土から作られたものだ。
さて、では今回のケースは果たしてどうなのだろうか？
最初に登場したのが我々は目視できないものの草むら・植え込みからであったこと、本人と見まがう姿かたちをしていた事などから土人形であるという仮定の下にそう呼んだものと考えられる。
がしかし、メキシコ帰りのみきてーによって玄関前に残されたゴーレムと思われる存在の名残は真っ白で土と言えるものではない見た目をしていた。
ポリス曰く単なる塩ではなさそうとのことだが、しょっぱいとも言っていたので何某かが混じった塩であると考えた方が自然に思える。
さらに今回の呪い騒動の発端であるモノを思い出して欲しい。
そう〔骨〕である。
そしてその再調査時に我々が目にした怪異はその骨があたかも肉と皮をまとったかのかの様に思える手であった。

延期されたとはいえ五輪に向けて膨大なエネルギーが集まったであろう国立競技場の近くという立地に存在した骨、それにポリスが触れることで形作る方向性が決まり受肉が始まったのだとしたら？……
人口生命体というよりも死者蘇生・ネクロマンシーなど黒魔術的な色合いの方が近いのではなかろうか。
しかしながら未だその正体は不明ではあるし不便なので確定するまでは以下もゴーレムの呼称は使い続けたいと思う。

さて、それでは次に今回我々の前に姿を現したのは一体どのポリスであろうか？
写真での説明時にゴーレムと「目」が違う事を指摘した。
紛れもない人の目、よって映ったのはポリス本人ではないだろうか。
ただし「その肉体が」という注釈付きとなる。
つまり外側がポリスその人であり、中身である魂や人格と言うべきものがゴーレムの素となっていた何かの残留思念の様なものである説を唱えたい。
なぜそのような事になったかといえば、一度はみきてーの儀式によりその命を還したを思われるゴーレムだがその残留物に迂闊にもポリスが触れてしまった、あまつさえそれを口に……
重ね重ねどうしてその様な事になってしまったのか、そう社長の有馬氏が「舐めてみたら」と発言したからである。下っ端社員はそれに逆らえる訳もなく。
ここで言えることは、一度は儀式に成功したのは確かなのでメキシコへの渡航費13万は払われるべきであろうということだ。
キューバへの3万も出して欲しい。
なんなら、まおてーの分も…

そして根拠は他にもある。
ネタの様に入れた「下着を履いていた」という写真やそもそも発見場所がポリス宅であったことなどもそうだ、そしてあの髪型。

まず初遭遇時のゴーレムは全裸であったと言われている、エル・エーから居なくなったのがゴーレムのままであるなら今回も全裸であるはず。
だが下着を履いていた。
次に、以前であれば何処かを徘徊していただけなのに今回はポリスの自宅に居た。
そう、僅かながらにポリスの自我や行動原理が反映されているのである。
最低限の羞恥心がパンツという、人とそうでないものを隔てるアイテムを見に付けさせたのだ。
そして帰巣本能とでも言うべきものが家へと導いた。
さらに腐肉か土塊で出来た肉体ではなくポリスという人の身体を手に入れてしまったが故に、栄養を補給しなければならないという枷も負ってしまったため、なおの事家へと帰る必要があったのだ。
ここで髪型に言及した写真をもう一度見返していただきたい。

普段のポリスは決まったセットがある様だが、今回のポリスは全く違う。
ゴーレムは……

ちょっとよく分からないが今回のとは違う様に見えるし、元になったのがセットした髪型のポリスであればそちらになっているはずである。
にも拘わらず今回はまるで風呂上りに乾かしただけでセットなどしていない真ん中分けの坊ちゃん刈りの様な髪型をしている。
ゴーレムにしろポリスにしろ失踪時そのままならこうはならない。
そう帰宅した後にこのポリスらしきゴーレムは入浴もしていた可能性があるのだ。
これもまたポリスの自我の名残であろう、ただし見た目を気にしてセットするほどには反映されていない。

これらのことから、身体を乗っ取られてはいるもののポリスとしての意識はまだそこに存在はしている、しかし残念なことにその割合は余りにも低いと言わざるを得ない。
早くポリスを確保できなければその残り少ない自我すらもどうなるのか。

そして困ったことに、ポリス本人が居なくなってしまっている現状、前回の様に儀式を行い呪いを祓う事も難しくなっている。

詰んだ？……

こうなればやはりKATORさんに頼るしかない。
それこそ黒魔術寄りだったりすれば専門分野であろうし。
2020/04/03(金) 21:00開始
【境界カメラ#126】KATORの出張魔術堂 #15 　ポリス自宅凸の様子を徹底検証！
https://live.nicovideo.jp/watch/lv325002475