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妄想創話~境界断章~

境界視聴者がツイッター上で「自分が田中・・・」と話し出すとチャイムが鳴る流れからジョークで始まったSeason2以降のなんちゃってストーリーです。
本人が名乗り出たのでラスボスはごるきちさん(ノ∀`)
都度リプライした方を巻き込んで思い付きで書いた物なので時系列などは順不同。
基本的に140もしくは140×2に納まる量です。

これらは完全にフィクションであり実際の個人・団体・事件・作品等とは一切関係ありません。


「私が田中花子だ」次々と名乗り出る視聴者。
境界カメラ最大の謎は視る側が仕掛けた作り手側への挑戦だったのだ。
驚愕の真実が明かされる中で次々と自称田中花子たちが姿を消していく。
膨らむ失踪者の数に困惑する寺内監督の前に一人の男が現れた。
「どうも。中田です」
(誰)
to be continued…


season3
遂に廃病院の屋上へとごるきちを追い詰めた寺内一向。
激闘の末に夏目の拳がその腹を貫く。
「ごふっ・・・見事です、しかしまだ終わりませんよ。」
そう言いつつ顔のマスクを剥がした下には……
「ま、まっしーさん?」
season2で非業の死を遂げたやっち同様にまたも偽物であったのだ。

「いい事を教えてあげましょう、本当のごるきちはあなたのちかk・・・ぐわぁ体が勝手に!?」
まるで操られたかのように手すりを越え落ちていくまっしー。
不吉な言葉と共にまたも真実は闇の中へと消えていった。

そして新たな登場人物が現れる。
「初めまして、里中です。」
season4へ続く…


とうとう完成したビッグサマー3。
完結編の出来に視聴会も盛り上がったのだったが、メタ壱のブログ「映画だらけ」にて酷評されてしまう。
それを機にチャンネル退会者が相次ぐ。
しかしそれらは順調な調査に危機感を募らせたごるきちの策略だった。
「チクショー、直接会って殴ってやりますよ!」

そう言いメタ壱の下に向かった夏目だが以来連絡が取れなくなってしまう。
数日後西川の下に届いた夏目のスマホ中央に見知らぬアプリが。
それはカメラをかざすと画面内に小さいおじさんが現れるARアプリだった。
小さいおじさんが指し示す先に夏目が居ると確信した寺内らはファミレスを飛び出す。


廃村へと調査に来た寺内らを待ち構えていたのは、ごるきちからの刺客まみであった。
まみの猫魔術により化け猫となってしまう西川。
我を忘れこちらを襲ってくる西川に対し、仲間に攻撃できるはずもなく絶対絶命の危機に陥る。
それを救ったのは・・・寺内の懐にあった〔CIAO ちゅ~る〕だった。

飛びかかってきた西川を抱き留め口移しでちゅ~るを飲ませる寺内。
するとどうしたことか、西川の人格そのままに化け猫の力を使えるようになったのだ。
「行け!チーニャン!」
「スクイッドクロー!」
「チーの手にかかるなら本望よ・・・ガクッ」
抜けたチーの毛をもふりつつ、まみは倒れた。


NGシーン
「くらえ!オクトパスアターック!」
「いや西川、それタコだからね?」
「もう、うるさい!シャーシャー」
「ぎゃぁぁぁ」顔をX字に引っかかれて転げまわる夏目。

化け猫編で途中まで書いてたけど長くなるし、ボケの上にボケを重ねちゃって分かり難くなりそうなのでカットしました(ノ∀`)


没案
ついに辿り着いたごるきちとの最終決戦。
「遅かったな・・・本当にもう遅い、繋がってしまったよ」
ごるきちが手を振ると寺内の足元に闇の円が広がる。
「あぶねぇ!」
ドンッ
付き飛ばされ転がる寺内。
立ち上がりながら自分が立っていた場所へカメラを向ける。

「そんな、ごろーさん!」
ワームホールから現れた何かうねうねした触手に掴まれゆっくりと沈んでいくごろー。
「テラコーさん、あんたにはまだやらなきゃいけないことがあるだろう」
もう胸の半ばまで埋もれながらなおも寺内に語りかける。
「止まるんじゃねぇぞ・・・撮り続けろ!」
そう言葉を残し親指を立て突き上げた右手もゆっくりと消えていった。

他の人は酷い目に遭うのにイイもん側だったので何か没に。
かといって、ごろーさんはそれなりのポジションでないとねぇ・・・


未公開設定
毎シーズンに『田中花子』っぽい名前の怪しげな人物がキーとして登場するという裏設定というかボケがあるんですが、season3では最初該当する人物が登場しません。
これ実は、season3からテラコーの助手として付く新人ADの名前が後々『田口』であると判明します。

ちなみに彼は人間ではなく思念体という設定。
あるリスナーが「テラコー頑張って!でも自分では役に立てるようなことはできない・・・何とか力になれないか」という思いから生まれた存在であり、登場当初は構成するエネルギーも低く正直能力はかなり低いためおっちょこちょいの天然キャラです。
しかし、話数が続く毎に様々な視聴者が「頑張れテラコー!」と想いながら放送を視聴することで彼の思念体としての能力が上がり、途中からは頼もしい優秀なバディとして活躍するようになります。
ただ皮肉にも力が高まったことによりラスボスに正体がバレてしまい、強い負のエレルギーをぶつけられてしまい残念ながらseason4の終盤で退場となってしまいます。
しかも人目のないところでひっそりと・・・寂しい最期です。

この時調査チームは真実に迫る重要な映像を入手した直後だったのですが、その映像の紛失と共にADも失踪したことからテラコーも「疑いたくはないけど彼がもしかして・・・」と悔しがります。
実際には田口を消すのと同時にラスボスが持ち去ったことが後々判明します。
汚名返上の機会はすぐにあり、危機感を感じた田口が残したビデオメッセージが見つかり彼の正体が直接テラコーに語られるシーンでは、彼とそれを生み出した視聴者の想いを受け止め新たに解決に向けた決意を高め次シーズンへと繋がっていきます。

当初のポンコツキャラと、視聴者の想いの具現化という事から人気も高く、その後も色々な形でテラコーの前に現れ少しだけ力を貸してくれる存在として登場します。
例えば樹海の調査中に霊から逃げようとして道に迷い日が暮れてどうにもならなくなった時に、ファインダー越しにだけ見える彼が指し示す方へ向かう事で脱出できたりします。

また、小さいおじさんアプリの画面をよく見ると彼が混じっていたりします。


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