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境界カメラ 真偽滞(前編)

前回の引きはナリモト=田中花子はありうるのか妄想を進めたいってものだったんですが上手い事もとまってこないので、もう少し動画から考えられることの考察でお茶を濁そうと思います。

まずは【646556gs】公開の時期や理由に関する疑問点から。
情報がもたらされた時の衝撃度は強かったものの真偽が取りざたされ始めてからは、よりその真意が見えなくなってきました。

しのぶさんとツイートしてた内容なんですが、何故あの内容であの尺だったのかという辺り。
前半部分は録画された位置からではなく通路の途中から始まるなどカットされているのに、後半部分は霊をカメラに収めて終わり。ではなく建物から出て道路を歩くシーンまで映されています。
肝心なのは「霊が映った」という部分であるならば、玄関辺りで映像を切ってしまっていいはず。
事実後半部分は色々と余計なものを映してしまっているがためにチハルさんから捏造ではないかという証拠を山ほど突き付けられてしまっているのです。

さらに言えばナリモトが証言したカメラの動きや内容と違っている点も長尺により生じる違和感で浮き出てしまうのです。
ナリモトは足が映っていたと証言しているのに座り込んでいると思しき上半身が映っている点が目立っていますが、その前後のカメラの動きの違いも映像の信頼度を下げるものとなっています。
ナリモトは物置過ぎた辺りからはカメラは下向きにしていて、その下向きの画像に足が映っていたと証言しています。
撮影する必要がもうないのでカメラを下したというのは理解できます。
しかし【646556gs】の映像は足元を照らしそこを映しながら歩いて霊が映り込むという形でした。
まるで霊を映すために明るくしているかのような。
玄関以降もそうです、照らす先が足元に近いところとは言え、光の先とカメラの先が合い過ぎている様に思えます。
ああいった本格的なビデオカメラを触ったことがないので分かりませんが、そもそも撮影せずにカメラを下したとしてその角度ってどんなもんでしょうね?
バンドに掌を通して保持してる状態で腕を下げてかつ斜め前方を撮るって手首相当キツくないですかね。
真下に向けるか、いっそ完全に腕を真っ直ぐ下した結果、天地が逆転した背後の映像が映る向きになりはしないんでしょうか。
ではなぜそういう映像でないのか?
真下を映してしまえば自分の足が映る。
それがナリモトのものではないと分かってしまうからでは?
自分の背後を映してしまえば、暗闇の先にあるトイレにイカワ氏のいる明かりが見えてこないためあの時撮られたものではないと分かってしまうからでは?
と、捏造を隠そうとした結果、事実と異なるアングルになったかのように思えます。

あの映像はあれほど恐ろしい霊が映り込んでいるというのに、色々なところで雑というかチグハグな印象を受けるんですよね。

そもそもナリモトが撮影した映像を手に入れていながら何故そのままUPしなかったのか。
後半がねつ造だとしてそれをする意味は何なのだろう?

例えば霊以外の何か都合の悪い事情が映っているので見せられないが、ナリモトが霊を撮影したという事実だけは本当であると伝えたい。
もしくはあからさまに怪しい映像を上げる事で映像が捏造された事を視聴者に知らしめる。それによってナリモトが霊を見た・映したという事実の真偽そのものをあやふやにしたい。
理由を考えようとすると、なんとも歪な物ばかりが考えつきます。
自分としては前回考察で挙げましたが、「ナリモトが霊を撮影した」という前提自体を疑い始めてもいいのではないかと思っています。


ちなみに映像のUP理由の中には「悪戯」というコメントも放送で見られました。
あれだけ手の込んだ悪戯ってwww
と笑い飛ばすことができないのも困りもの。
何故なら境界カメラひいては心霊獄門帳のきっかけとなるあのVHSが作られた理由がまさにそれなのですから。
とは言え悪戯だとすると今回の『Chel Ix』のタイミングでの公開は何というかかなり質が悪い気がします。
『田中花子』のタイミングは事件の発覚という大きな原動力となるものでしたが、今回はただ混乱させるタイミングですししかも内容がねつ造と来てます。
ここでぶっこんで来るなんて相当ヤベェヤツですよ。


さらに「ネタがなくなった検証班に提供する為」なんてコメントも。
確かに見れば見るほど味が出るしボロも出るこの映像は視聴者に対しての挑戦状の様でもあります。
そんな事をする人間がいるとすれば一体誰でしょう?
調査再開からの放送をごらんの皆さんなら既に顔が浮かんできているのではないでしょうか。
新しい映像や画像、音声、それらが出る度に我々に「さぁ検証班の皆さん出番ですよ」と振ってくるあの顔が。
そう我らがテラコーです。
言うまでもなく我々が手にする情報は全てテラコーの手からによる物です。
もたらされるタイミング、内容はコントロールされていると言えます。
もちろん映像を加工する技術も持っています。
であれば今回の映像も・・・
とまぁ今まで疑いの線上に上げなかったテラコーをとりあえず登場させましたが流石に無理筋ですね。
第一ネタ切れに対しての投下であればタイミングが間違っています。
「※獄門帳解決③」が12/18で、その後は12/29の「田中花子は誰だ⁈ 妄想推理」回で基本は検証のみ、年内最後の「※有馬さんに報告」回と年始最初の「DVD鑑賞会」を除けば大きな情報があってから今回の1/10回まで3週間以上あるのです。
検証班向けであるならば年末年始に向け昨年中に投下しておくのがベストでしょう。
もしも別の人間からの挑戦状だとしたら・・・いきなりですし相当ヤベェヤツですよ。

長くなったので一旦区切って後編へ続きます。

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