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『こぽぽ水中』の備忘録

最高すぎたこぽぽ水中の感想と、見ることができた最終公演と配信での違いを少しといったただの備忘録です。

詰み
演技がとか雰囲気がとかだけじゃなく2人にしか出来ないよなと思う
ケビンが水に落ちる瞬間や、ニシが携帯捨てるシーンの効果音も最高でした

板前と女将
ネタはどこから出来たんだろう、ドラムからなのかな、ポイさんとルームシェアしてるからかなとか色々気になっちゃった
バンドのメンバーさんはの一言が1番好きだった、
メンバーにはちゃんとさん付けするのにね
最終公演では、よう考えたら全部聞かんでもええやつだったわも言ってた気がする

マックス
兎さんの演技好きだったな、ゲム念で1回オールバックにして兎さん自身はあんまりな感じだったけど堂前さんは褒めてたからかな、だとしたら微笑ましすぎる
座席からは気づかなかったけど、マックスあんな絶妙な顔してたのか…

脳内全しゃべり
兎さんの、他人の言動気になっちゃうけど他人は他人だしなの感じめっちゃわかる
堂前さんのトントントントントントントーンが好きだった、こうやって1個から派生してどんどん考えてるのかな
川がくっせえって2人とも言ってたの何かの伏線かと思ったけど全くわからなかった、考えすぎか

岩壁に封印されしウィザード
わからない言葉ばかりでスクリーンで訳見てから笑ってたのに、テツナが出た瞬間は訳出る前にわかったの面白かったなあ

死ぬ人ら
死のうって聞いた時、あれ、もう表題のコント?って思ったからその後のテンションとやりとりと照明の明るさと色とで色々裏切られすぎてずっと笑ってた、死にたいと思う時はいっぱいいっぱいだろうけど、自分の世界狭めたままはもったいないよなとか思ったり

好きっていいなよ。
真面目で堅い職業の2人でも言えなくなっちゃうのか
最終公演、兎さんがボタン引っ掛けちゃって堂前さんも真似してやろうとしたり、部長が帰ったみたいな雰囲気あってのびのび楽しそうでこちらも楽しい

こぽぽ水中
板前と女将のゆかちゃんは関西弁だったから敢えてなのかわからないけど、このコントに関しては関西弁じゃない2人がなんかすごいいいなあと思った
と同時に過去の表題のコントも確か標準語だったような気がしてきた(もともと2人とも関西弁強く?ないから気にならなかった可能性のが高い)

最終公演では、焼きそば食べながらむせてたしセリフ飛んでたけど兎さんが堂前さんを見る回数が配信の倍ぐらいあって、堂前さんもずーっと微笑んでて、その中で笑いながら言う、食べてる姿見てられんだよってセリフめちゃくちゃよかった、自然すぎてアドリブかと思ったし、幸せすぎる空間だった
マンゲキで上がってるハンバーガー食べてる兎さんが好きなんだけど、堂前さんはその何十倍も見てきてるわけだもんね、好きになるのわかる
堂前さんの好きな顔はどんな顔ですか?って聞かれたら兎さんを見て笑ってるところですって答える

ギンを笑わせるシーン、タモリさんがサイコパスかと思った一言でこんな簡単に壊れちゃうんですねえだったけど、ほぼ全公演変えてたんだね、どこまでもすごい人ですねえ
あと家具はコンポで腕を前にくるめてた(?)

ビフォーアフターのテレビの音といい、ふくらまくらの年齢確認といいみんな忘れてそうなものを絶妙についてくる感じずるいよなあ
2人とは10歳ぐらい年齢が下だけど懐かしさを共有できる嬉しさもある
(何年からか年齢確認が厳しくなった覚えがあって、ウカベさんが何年も外でお酒飲んでなかった描写を年齢確認でするのかと感動したんだけど、気のせいかな)

ギンとニシはハゼとエビって話してる方いて気づくのすごすぎると思って自分でも調べたけど、自然界でのハゼは見張り役でエビは巣穴を作るって、双眼鏡をもらった理由もギンは外での見張役だからで、ニシは鉄砲作ってるってそのままの2人じゃん、こういうのを作るのも気づくのもすごいなあ本当に

おでこ撫でるところより撫でた後が好きだったな、本当に大切にしてる存在なのが伝わって胸いっぱい
あの動きは堂前さんじゃなくニシだと思いたい……

シャッター開ける時に照明が連動して色変わっていって、開け切った後の青さと暗さが本当に水中にいるみたいだったし、こぽぽって聞こえるのも本当に照明も音響もすごかった

沈む車から自分で脱出できて、歯が抜ける年齢ってまだ小学生ぐらいだと思うけど、きっと両親と生きた時間よりニシといた時間の方が短いのに走馬灯でニシばっかりだなんて言われたら泣いちゃうよね

ニシは自分の身も今いる場所も危うくなって、ギンにも危険が及そうになったからギンに銃を持ってること言ったのかな、本当に撃っていいのか確認したのも切なかったし、両親がいなくなってニシもいない1人っきりの状態で色々考えたギンのことを考えても切なかった
薬の取り引きして、銃で撃たれて、そんな世界にいるニシが銃を持ってないわけないのに、ギンに早く鉄砲作ってって言われてても作れないことを言えないままだったのも、眠ってるギンの頭を撫でるのも、ギンとの約束を守るために撃ったのも、ニシなりの優しさであり愛情だよね
文字打ってて気づいたけど、わたしなら絶対鉄砲のこと銃っていうんだよな…けどテッポウエビだからか…ギンが鉄に砲っていうから鉄砲だと刷り込まれてたな…

銃が不発だったのは幸か不幸かギンからもらった真珠と銃が同じポケットに入れてたからな、最終公演で銃が使えなかった時、歯がって言ってた気がするんだけど気のせいか
いつかギンがニシの手で死ぬ時はニシが1番泣いちゃいそう
どこでニシとギンは出会ったのかな、名前知ってるってことは両親と繋がりあって、もしかしたら良くない繋がりだったかもしれないけど、ほっとけないからだけじゃ他人の子供と生きれないもんな、とか色々考えれちゃうの本当にもう…ね…

最終公演では最後兎さんも三つ指ついてお辞儀してて、こちらが見せていただいてるのに2人の姿で泣きそうになった

詰みと板前と女将は堂前さんの世界の延長線上のネタな感じした(それはそうなんだけどなんか分岐ではなく直線にある感じというか)
表題のコントの最後はハッピーエンドにしてくれるけど、ロングコートダディの単独は、死ぬとか殺すとか結構使ってるイメージがあってドラマや小説では何千回と見て聞いてるのに、どうしても耳にするとハッとしちゃうけど、単独を見るとなんかマイナスなだけじゃないというか、肯定も否定もしない間の選択肢をくれてる感じがする
どの単独も大切にしたい言葉を言ってくれるのがありがたい、お守りになってる
じごくトニックもふくらまくらも含めて色んなネタを見て色んな人がいることを改めてわかった気がしてて、今の自分は仕事をすることが精一杯で大変で毎日が過ぎてどんどん視野が狭くなってきちゃうけど、こんなに色んな生き方をしてる人で溢れてるんだなあって思える
ロングコートダディの単独の登場人物は堂前さんと兎さんであるけど、コントに出てくるみんなもちゃんとどこかの世界で生きてるんだよな

面白いとか楽しいとかだけじゃなくて、それまでの苦しさや切なさもあって一本の映画見てるようで、単独の最後のネタは毎回特に好きだな〜
こぽぽ水中はギンが考えた名前みたいでかわいいね🐠🦐🫧