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後生だから天王寺璃奈の話をさせてくれ-1

TLに天王寺璃奈ちゃんの話をできる人があまりにもいないのでキレ散らかしながら記事を書くことにしました。

素顔を見せないキャラが大好きで、顔晒しイベントをされる度に不貞寝してきたぼくが、スクスタの個別エピソードでりなりーの素顔に感情をやられて無理になった話です。発散しないと頭おかしくなりそう。たすけて。

本当はスクスタ始めて璃奈ちゃんの絆を上げてちゃんと個別エピソードを読んでほしいんだけど、だって君ら読まないじゃん。このままだとおかしくなるの。わかる?本当に困った人たちだな。地球の生命ももう長くないよ。
容赦なくあらすじを書き連ねていくので、そのつもりでよろしくな。そんでお前も無理になれ、スクスタを始めろ。

無理

まず、璃奈ちゃんの紹介から始めますね。

ラブライブの最新ユニット『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のメンバーの一人です。




ではどうぞ。




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ハイかわいいー。
冗談みたいにかわいい。

いや、かわいさをさておいても冗談みたい。どしたのラブライブ?すごいね?

なんかね、こんな子が2年前から活動を開始していたそうなんですね。言ってよ。スクスタリリースまで知らなかったよぼく。みんなしっかりして。

情緒

さて、この天使の如き少女ですが、何故スケブで顔を隠しているかというと『表情をうまくつくれないから』です。隠しているのだけど、隠していない。全く自分の感情についてこない素顔の代わりに、このスケッチブックが感情を伝えてくれる。同好会参加以前からの友人・宮下愛さん(上段中央の陽キャギャル)の発案で生まれた『璃奈ちゃんボード』のおかげで、この少女はようやく他者との交流を取り戻し、やがてスクールアイドルの一員となります。

……もうなんか、この時点でかなりよさがあるというか、愛さんに留まらず周囲の人達に璃奈ちゃんボードを受け入れられる懐の広さがあるのがあったけえよな……。ありがとうねえ。うちの璃奈と、これからも仲良くしてあげてね。

コミュニケーションを取れるようになった璃奈ちゃんは、明るくて、元気いっぱいで、時に少し気弱な面も覗かせつつもアクティブに駆け回る女の子です。本当に、ただ表情が枷になっていただけで根は活発な子なんですね。スクールアイドル活動に取り組む姿もとても楽しそうです。ハイ泣きそう。

天王寺璃奈ちゃんはだいたいそんな感じです。
あ、ちなみにライブの際には璃奈ちゃんボードは装着型のデジタル仕様になります。なにそのハイテクアイテム?

限界

まあそんなところで、2週間ほど前、スクスタに虹ヶ咲メンバーの個別エピソードが公開されたんですね。

ことの始まりは、10話でした。

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スクールアイドル活動に取り組んで、着実にファンを増やしてきた頃。手応えを感じるとともに、『素顔を見せないことは不実でないのか』という懸念から、彼女は目を逸らせなくなりました。主人公は、「そんなことはない」と返します。

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けれど、それだけで彼女の懸念は晴れません。「話している相手の顔を見るのが好き」という言葉からは、本来の人懐こい性格が伺えます。

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そして、現在に至った経緯を話してくれます。

彼女の両親は二人ともに仕事が忙しく、彼女の成長につれて家を空ける頻度が増えていきました。(「たくさんの人を助けている」との言から医療関係あたりか)それは子供を顧みなかったわけでは決してなく、電話にメール、手紙など、直接顔を合わせられない時もなんとか家族の時間を捻出しようとしてくれました。彼女もそれを理解していたからこそ、心配はかけまいと、家事をこなせるようになって、一人で生活できるようになって、人より早い親離れを迎えました。迎えてしまいました。そうして、立派な両親の立派な娘になって、甘えざかりの年の頃を独りで過ごすうちに、面白いものを観ても、読んでも、笑えなくなっていました。一緒に笑ってくれる人は、いつも家にはいなかったから。やがて友人との交流にもそれは波及し、悪循環となり、彼女の顔は一切の表情を伝えなくなり、人とうまく話せなくなりました。

それを変えてくれたのが、愛さんと、璃奈ちゃんボードでした。

やがて主人公と出会い、スクールアイドルになり、ファンが生まれ、今に至ります。素顔を見せないことに、負い目を感じ始めていました。
璃奈ちゃんボードを外すべきではないかと、考えるようになりました。

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主人公は、「ライブの動画についたコメントを見てほしい」と言います。彼女の活動を見て、そんな風に思う人はいるだろうか。それを見てからでも、結論を出すのは遅くない。

そうして、11話へ続きます。

光…

11話。数日が経ち、動画にはたくさんのコメントがつきました。それらは、みんな、璃奈ちゃんボードを否定せず、彼女の個性の一部だと受け入れてくれていました。

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だからこそ、やっぱりボードを外したい。

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受け入れてくれた人たちに、自分自身をもっと伝えたい。ボードに頼らない笑顔を伝えたい。そんな決心をしました。ぼくはもうだめ。性癖がどうとかそんなこと言ってらんない。璃奈ちゃんの決意に水を差したくない。むしろ見届けたい。素顔の見えない神秘性とか、もうそういう話の次元ではない。わかった。見せてくれ。君が見せたい君をぼくは見たい。なんだこれ。信じられん。がんばれ。

そうして、彼女はレッスンに取り組みます。ぎこちない表情。笑顔を意識するあまり、その他の諸々も疎かになってしまいます。その様子を見た主人公は、「大事なのは顔が笑っているかではなくて、そこに気持ちがあることではないか」と伝えます。うまくやろうとしないで、心の中にある気持ちを、どうか大切にしてほしい。
それを受けて心機一転、ついいつものように璃奈ちゃんボードを掲げて決意を表してしまいます。「やっぱり、璃奈ちゃんボードと璃奈ちゃんは一心同体なんだね」そんな風に言って、二人で笑い合います。

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『今だけ、ちょっとさよなら』。璃奈ちゃんにとって、璃奈ちゃんボードは決して『脱ぎ去るべき枷』ではありません。いつだって変わらず、『私に再び世界を与えてくれた、私の一部』でした。彼女は、ボードを机に置くと、「見守っててね」と呟いてレッスンに戻っていきました。

そうして11話が終わります。いい。あまりにもよすぎる。感謝と労りがある。ぼく普段お酒とか全然飲まないんだけど、この日の璃奈ちゃんボードに誘われたら朝まで付き合う。カラオケも行こう。明け方にラーメン食おうな。わかる。いい。あー。

おかしくなりそう

でももう2時を回っている。前後編にしよう。12話と13話については後編で語るものとする。あまりにもよすぎる。書いててもうだめ。たすけて。すき……。
あと、今からでもいい。スクスタをダウンロードして実際に見たっていいんだ。いいんだぞ。な。

じゃあ、そういうことで一回寝ます。うっうっ。いい……。



後編できた


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